私はタイに住んでいて海外旅行保険は三井住友海上さんのものを使わせて頂いています。
保険適用できるタイのクリニックで治療を受けたので、三井住友海上の海外旅行保険金の請求をしてみました。実際に行った手順や書類、請求から振り込みまでに掛かった日時などを記載しております。
私の場合タイのクリニックで治療を受けて、立て替えした治療費をタイの銀行口座への振り込んでもらうように請求し、実際に入金されました。
色んな病院やクリニックに自動で対応してくれ~www
通常は海外の病院でもしっかり提携されていれば、こちらは保険証の掲示とパスポートだけで、病院から三井住友海上へ自動的に請求の手順が行われます。
しかし一部のクリニックなどは自身で立て替えして、後から三井住友海上へ請求するという手順が必要な場所があります。海外旅行保険適用なだけでも助かるんですけどね~。
保険適用できる所は漏れなく自動的に処理して貰えると助かります。こういう書類関係にアレルギーがある人も居ると思うので。
私が利用したクリニックでは他の海外旅行保険は、自動で請求処理されるようですが、三井住友海上さんは自分で請求する方式でした。正直めんどい~。
何でも勉強ということで、請求してみました。参考にしてみてください。
私はタイのクリニックで治療を受けて、その治療費を一度立て替えて請求し、タイの口座へ入金して貰っています。
実際の請求手順・請求から銀行振り込みかかった日数
- 請求するとなったらまずは、海外旅行保険 被保険者証を用意して三井住友海上さんのデスクへ電話しましょう。(番号は海外旅行保険の証券もしくはインターネットで見つけましょう)https://www.ms-ins.com/contractor/emergency/kairyo/0001.html
- 三井住友海上の海外保険が適用できるクリニックへ受診し、建て替えを行っている旨を伝えましょう。
- 本人確認・契約確認のため、また国際電話なので一旦切るかどうか聞かれます。大体は5分くらいであまり時間は掛かりませんが、三井住友海上さんから折り返し電話してもらうか、通話料金構わなければ、そのまま保留で待ちます。本人が電話をかける事と海外保険旅行の証券の番号も聞かれます。
- 予め、怪我の自覚時期や最初の治療から最後の治療の期間を確認しましょう。怪我ではなく慢性的な疾患などでは症状によっては保険対象外です。同じ怪我や病気の症状では半年間しか保険は効きません。必ず聞かれるので情報を整理しましょう。
- 電話の口頭でメールアドレスを聞かれると思います。海外旅行保険金請求書セットをメールで送信して貰えます。請求用紙のPDFファイルが届きます。同じものを病院やクリニックで用意してくれている場合があります。
- 請求書セットのPDFファイルを印刷して請求書に必要な情報を記入します。振込先口座が日本の口座を想定しているようなので、請求書の欄内に無理やりタイの銀行口座を記入しましたが、念のため、タイの口座情報を念のため別紙で用意(受付の方も推奨)
⑤⑥の海外旅行保険金請求書セットがメールで送られてきましたが、クリニックでも貰った書式と微妙に違いました。メールで送られてきたのでは(傷害・疾病用)とついていました。
クリニックで貰ったものはネットの検索でも出てきた書式です。私はクリニックでも貰った書式で記入したのですが、こちらでも問題なく入金して貰えました。
https://pro.ms-ins.com/personal/netins/kairyo/pdf/claim_document.pdf
海外旅行保険 保険金請求書に私が実際に記入した部分は下記の青文字になります。
タイのデスク宛てに請求書と諸々書類を発送
- 記入した請求書
- パスポートの顔写真見開きのコピー(念のため空いている所に署名)
- パスポートの最終入国時のページコピー(念のため空いている所に署名)
- クリニックの領収書(回数分)
- ドクターの診断書 Medical certificate(回数分)
※保険に適用している病院やクリニックであれば、クリニックの領収書やドクターの診断書は段取り良く用意してくれるはずです。
- タイの銀行口座情報(念のため別紙で用意)
諸々書類を揃えた状態
タイの郵便局から発送
荷物はビニールフィルムに入れて更に封筒に入れ宛先を貼り付けました。
発送する場所や荷物にもよりますが、私の場合40バーツちょっと、日本円で150円くらいでした。追跡番号も付くので荷物がしっかり着荷したかも確認できます。紛失の可能性もゼロではないので、念のため⑦の書類をコピーしておきましょう。私の場合は郵便局のレシート(追跡番号記載)と着荷状況をデータで記録しました。
郵便発送から入金まで
火曜日の昼休みに郵便局に荷物を渡し、翌日の水曜日に三井住友海上のタイ受付へ到着、その次の週の木曜日に入金されました。書類発送から1週間ちょっとで振り込みされたことになります。電話では請求書類到着から180日以内に入金という説明でしたが、超迅速な対応です。素晴らしい。
ケータイ(タイの自前のスマホ)の方にショートメッセージ(SMS)で「MSITB」という名前で、海外旅行保険 保険金振込完了の案内がきていました。請求書に電話番号を記載していうので、その電話番号宛にメッセージを送るのですね。
クレジットカードに自動付帯の海外旅行傷害保険も押さえる
保険会社の海外旅行保険は必須ですが、日本のクレジットカードに自動付帯している海外旅行傷害保険も持っているとより安心です。
当然保険の種類をいくつか持っておくと、対応できる範囲が広まり、保証の厚みを増すことができます。
クレジットカードもいくつかありますが、私のイチオシはクレジットカード本来の機能としても優秀なエポスカードです。コスパミー認定のメインカードです。入会費・年会費永久無料ながら、海外旅行傷害保険も自動付帯しているので持っていて損がないです。
丸井系のイメージが強いですが、提携企業に関わらず、還元率1%の安定度と大手の安心感は間違いないです。
保険の種類 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円 (1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円 (1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2000万円 (1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害 (免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
利用例
【事例1】海外での食事になれず、お腹をこわして現地の緊急病院で1日入院
治療を受けるために、実際に支出した金額(治療費、入院費、薬剤費など)に対して最高270万円まで保険金
【事例2】観光中にデジカメを落として、壊してしまった
デジカメの損害額に応じて保険金額の範囲内で、負担分(3,000円)を差し引いた金額
- 還元率が1%と手堅い
- 保証が充実
- ゴールドカードを永年無料で利用できる招待がくる可能性
無料のエポスカードでも充分ですが、ある程度支払いやネット通販などである程度使っていれば利用歴によってはエポスゴールドカードへの招待があります。
もしエポスゴールドへの招待インビテーションがあると、通常年会費5000円のところ、永年無料でカードを所有可能で、海外旅行傷害保険の補償も更にグレードアップします。何を隠そう私みたいな人間でもなれました。通販で色々買って。。。
クレジットカードのゴールドカードは通常年会費も発生しますが、その代わりに空港ラウンジなど利用でき、支払い時もステータスの象徴となるカードです。
年会費永年無料で保険もついて、ゴールドカードの招待などメリットしかありません。お気づきでしょうか、エポスカードを持たない理由がないことを。
海外暮らしは保険が生命線
まとめになりますが、大きな病院で外国人向けの受付もあるような場所は、大体の海外旅行保険に対応しており、被保険者は支払いをせずに、病院から保険会社へ請求の処理が行われます。
病院やクリニックによっては海外旅行保険が使えても先に支払いをして後で請求するパターンもあります。
今回はタイのクリニックでの治療費の請求をしましたが、保険は重要だと思いました。特に海外に出てしまえば、我々日本人は外国人ですので、現地の人が言えるようなことも言えない場合もあります。
海外で使える保険を充実させておくことは、非常に大切です。世界的にもグローバル化が進み、これからの日本人は海外へも進出する人々が増えると見込まれています。
今回たまたま私が三井住友海上の海外旅行保険を例に請求方法を紹介しましたが、やはり保険はとても有難いものですね。
クレジットカード自体海外で支払いの際便利ですが、年会費無料でも海外旅行傷害保険が自動付帯しているものが多いので、保険の観点からも持っておくと心強いです。
海外での活動を不安なく行う為にも海外で使える保険を準備しておきましょう。そうすればよりビジネスに集中してパフォーマンスを向上させることができます。