アラブ首長国連邦を代表する都市ドバイへ旅行してきました。私自身行ったプランなのですが、ドバイ観光におすすめの旅行プランなので、ぜひ参考にしてみてください。結論から申しますとドバイ旅行、予想以上に見どころが多く、人々が温かく、気温がめちゃめちゃ暑く、でも結局のところ本当に楽しかったです。超おすすめします。
旅行スケジュール
日程
【3泊4日】
1日目 移動と噴水ショー
2日目 プール、ドバイモール、デザートサファリ、
3日目 アブダビ方面ツアー、帰り道に世界一美しい?スターバックスと7つ星ホテルと呼び声高いブルジュ・アル・アラブ、世界一高いドバイビル=ブルジュ・ハリファ
4日目 ドバイモール、水槽、お土産購入 移動
【私の訪問時期】
7月中旬
【気温】
45℃前後
とても暑かったです。直射日光が痛いです。長袖や日傘・サングラスなど用意しましょう。
【時差】
日本から5時間遅れている
【通貨】
ディルハム [AED]
訪問時およそ1ディルハム≒30円
( 1 AED = 30 JPY というレート )
物価などの参考にレートは覚えておくと良いです。
【用意するもの】
- 自撮り棒
- サンダル
- 長ズボン
- 長袖シャツ
- 帽子
- サングラス
- ホテルやツアー等のEチケットや予約書
- パスポート
- お金
- ホテルのプールなどに入る場合は水着
- 日本人は観光の場合ビザ不要
- その他諸々
【服装】
- 半袖・長ズボン・靴というのが良いと思います。私は半袖ポロシャツとジョガーパンツで過ごしていました。
- 特にドレスコードや服装に厳しくないような所しか行かないのであれば、半袖・半ズボン・サンダルでもOKです。
- 日差しが強いのと、宗教的に肌の露出に厳しい国なので、長袖長ズボンが無難です。
- 女性が薄着など露出の多い服装だと、アラブ人が結構平気で声を掛けてきますので、気をつけましょう。実際私もエレベーター前で白人の女性2人組みにターバン巻いたイケイケなアラビアン1人が口説こうと声かけていました。アラブ人男性は相手にされていませんでしたが、実際のところ女性はちょっと気を付けた方が良いと思います。
【言語】
英語で何とかなります。現地の人々はアラビア語をメインで話しますが、英語も話せます。ホテルやタクシーなどは英語がメインですね。
【治安】
中東に位置し、近隣国が何かと物騒なことが多いので、心配してしまいがちですが、治安はとても良いと感じました。ホテルとツアー、ドバイモールの往来であれば何の危険もありません。ただし、どんな国でも一人で人通りの少ないところをウロウロするとトラブルになる可能性もあります。
【飛行機内】
ドバイ行きとドバイからの帰りの際の飛行機、隣にアラブ人が座ったのですが、少々ヤンチャな人たちでした。話し声、プライバシースペースへの侵入、立って他の座席の知人と長時間話し込む、キャビンアテンダントにちょっかい出すなど。アラブの人々が皆そんな感じとは思いませんが、前もってそういうものだと知っておいた方が良いかもしれません。
ドバイ観光のスムーズな流れ
【両替】
バスやタクシーなど最小限の額だけ両替しましょう。そこまでレートは変わりませんが、やはり空港は手数料が高いです。手っ取り早く両替はドバイモールで良いと思います。
【ドバイモール・ファウンテン(噴水)ショー】
ドバイ国際空港に降り立つかと思いますが、夜の到着でちょうど噴水ショーが始まっている時間帯でしたので、噴水ショーが行われるのはドバイモールのすぐそばです。私はホテルに行く前にタクシーでドバイモールで下車して観ました。
ドバイモールがデカ過ぎる!!モール内の行くべきポイントまとめ
噴水ショーが見えるポイントのドバイモールの入口付近には食事できるお店が多くありますので、そこで済ますのも良いと思います。
その後はドバイモールからホテルへ向かうには、ドバイモールの銀行窓口がまとまって集まっているエリア付近にタクシーをつかまえるポイントがあります。それとその銀行エリアで以降の両替をするのも良いと思います。
噴水ショー:ドバイファウンテンは、日曜~水曜は13~14時と18~22時、木曜~土曜は18時~23時。5分ほどのショーが20分間隔で行われます。その間にブルジュ・ハリファのイルミネーションが変化するところも見どころです。
【ホテル】
1日目に両替と噴水ショー、あとドバイモールも軽く見て回って終了。
銀行が集まっているエリアのほうからタクシー乗り場があるのでホテルへ向かいます。
私が泊まったホテルはJWマリオットでした。一流で名門ホテルでありながら、割と安く、知名度も高いのでモールなどの帰り道でもタクシー運転手は難なくホテル名を言えば、道案内をしなくてもホテルまで送り届けてくれます。
旅行の際のホテルはとても重要です。休息やくつろぎ、普段の生活とはまた違った世界でゆっくり時間の流れを堪能するのも素晴らしいです。バックパッカーの泊まるような安宿もそれはそれで楽しいのですが、変な所で宿泊して、「早く家(自国)に帰りたいなぁ」と思ってしまうとせっかくの旅行は半分失敗だと思うのです。あとは有名な所程タクシーは拾いやすいですし、モールからの帰りやツアーでの待ち合わせ等がスムーズです。
私の宿泊したJWマリオット部屋はさほどグレードが高い部屋ではないのですが、丁度良い広さでやはりコンシェルジュのサービスが素晴らしいです。恐らく相当に優秀な人間たちがコンシェルジュを務めているのでしょう、素早い・心配り・手抜かりがないです。
翌 2日目の朝食は私事ですがホテルで食べました。
その後はホテル内のプールでゆっくりします。最高の眺めです。
ゆっくりと時間が過ぎて行きます。「このまま時間が止まってくれ!!」と感慨に浸るのです。ここでゆっくりしておきます。基本空いた時間があるならドバイモールに行っておけば間違いないと思います。もしくはお土産をスーク(市場)でガッチリ買っておきましょう。夕方のツアーに申し込んでいる方はここで前日到着した疲れを回復するのと、夕方のツアーに備えましょう。
【砂漠サファリツアー】
内容は下記です。いかにも砂漠サファリの車でホテルに迎えが来ます。ホテルのロビーのコンシェルジュカウンターの前の方に居れば担当者が呼びに来てくれます。
砂漠で記念撮影タイム
砂漠なのでサンダルを履いていきましたが、砂が入って来てその砂がめちゃくちゃ熱いので注意です。靴下を履いてサンダルを履くのがベストと思います。
砂漠サファリ
陽気なオジサンの運転でジェットコースターのような運転でスリリングに砂漠を駆け抜けて楽しいです。助手席が一番の特等席でおすすめなので、いち早く陣取りしましょう。
砂漠の真ん中に観光用に作った感のある集落に到着
プランによりますが、大体コーラや水などはツアープランに含まれておりタダだと思います。しっかり水分補給しましょう。バテます。
ラクダとふれあい
ラクダにまたがって乗れます。ラクダがひざを折って座りそこに乗り込みます。知り合いと一緒に乗るのは良いですが、写真を取ってくれる人をうまく確保しましょう。
水たばこやサンドボードなどで時間を潰しましょう
民族衣装を着て記念撮影も可能
バーベキュー
やや時間持て余しますが日が落ちるまで粘ります。そうすると夕食を出してくれるので、食べましょう。めちゃくちゃ美味しい訳ではないですが、タンドリーチキンは美味しいと思いますので狙いましょう。
ベリーダンス鑑賞
集落的な所があって、その真ん中にベリーダンスのステージがあります。
正直大したことがないと思っていたのですが、コレが一番の良い意味での衝撃でした。
ベリーダンスを行う女性ですが、顔も美しく、細くてナイスバディでした。そんな女性がボディラインを強調した踊りを行います。私もそうですが、おそらく会場に居た全ての男性が彼女に心奪われました。それくらいに惹きつけるものがあります。恋人同士や家族で行くとちょっと変な雰囲気になるかもしれません。それくらい彼女にメロメロになってしまうのです。
ムラムラが止まりません!!
ということで、21:00~22:00くらいにホテルへ到着、お世話になったドライバーさんにはチップを払いましょう。
【ドバイモール】
ドバイモールは午前10:00~深夜0:00まで営業、しかも深夜0:00までマジで人が多く居ます。さすがです。
ドバイモールがデカ過ぎる!!モール内の行くべきポイントまとめ
【アブダビ方面ツアー】
首都アブダビ方面へ向かいます。前日と同じ様にドバイで泊まっているホテルに迎えに来て貰って、アブダビへ向かいます。
まずは最初からメインイベント:世界最大級の大きさで世界最大のペルシャ絨毯のあるモスク、シェイクザイードモスクを訪問します。長ズボン着用、露出の激しい服は館内に入れないので用意しましょう。
シェイク・ザイード・モスクの世界最大ペルシャ絨毯が美しすぎる
あとしてはいけないポーズなどもあるので注意しましょうね。せっかくの観光なので気持ち良く終われることが第一です。
モスクが終わったら、アートミュージアム(たしかHiltonホテルの建物付近)という土産屋さん、ラクダ毛のストールなど紹介してくれますが、暗黙の了解の「お金を落として言って下さい」という一貫です。ツアーの料金と別にお金を払ってくれたらツアー会社かドライバーにキックバックされるパターンです。構わずトイレでも借りる程度でお金は使ってはいけません。余程気に入ったものなら購入すれば良いですが。。。(個人的にここは寄らなくて良いです)
移動の車の中から首相邸宅や高級住宅街を眺められます。
エミレーツホテル(鑑賞のみ)
超一流ホテルに入って時間を潰します。(個人的にここは寄らなくても良いです)
ヘリテージビレッジ
昔の人々の生活が分かる展示館でもあります。ここのレストランで昼食も食べられます。
正直私はあまり興味も無く楽しくなかったです。しかし、この施設内のレストランで食事をとることがツアーにも盛り込んであるのですが、ビュッフェの料理がレベル高いです。美味しいです。クリームカレー?とタンドリーチキンは絶品でした。
本当はこの次はアブダビ博物館にも行く予定でしたが、興味がなかったので省きました。
フェラーリワールド
奥の方にアトラクションがあるようでしたが、そこはツアー外料金。時間も足りません。外から眺めるだけです。(ここもあまり行く必要が無い)
アブダビからドバイ方面へ戻る
こちらのワガママもありますが、正直アブダビは見どころが少なかったです。シェイクザイードモスクだけで良いと思いました。
かなり時間を省略したので、帰り道にドバイのイブン・バットゥータ・モールで世界一美しいスターバックスと言われる店舗の訪問と幻の7つ星ホテルと言われるブルジュ・アル・アラブのビューポイントへ行って貰いました。
【イブン・バットゥータ・モール】
規模はなかなか大きいものの、ドバイモールに比べてかなりお客さんが少ないです。ある程度ブランドなどのショップは入っています。このモールの中はアンダルシア、チュニジア、エジプト、ペルシャ、インドとエリアがわかれていて、屋根や店の壁など雰囲気がその国々の雰囲気の様相となっています。このモールの見どころはペルシャゾーンに世界一美しいスターバックスがあります。店内はいくつもスターバックスがあるので、「ペルシャのスターバックス」と強調してどこにあるか聞きましょう。
【ブルジュ・アル・アラブ】
高級ホテルですが、立派な観光スポットとなっています。施設内に入るには、1万円のランチもしくは一泊15万円の宿泊が必要です。そうしたブッキングがなければ入口の守衛に門前払いをくらいます。ということで遠くからビューポイントがあるので、記念に写真を撮ります。
中華系や韓国系、タイ系など外国人観光者が多く来ていました。立派な観光スポットです。
夕方くらいにホテルへ戻りました。一休みの後に世界で一番高いビル、ブルジュ・ハリファへ向かいます。
【ブルジュ・ハリファ】
プライムタイム17:30~19:00は、チケット料金も割高です。
私はその時間帯が終わった21:00くらいに訪問しました。入口が非常に分かりにくかったです。せっかくなのでAT THE TOP SKYで事前に予約しておきました。
終わったらホテルに帰って寝ます。
最終日
【ドバイモールへ水槽観覧とお土産購入】
ドバイモール内にある世界最大の水槽へ行ってきました。チケットのプランが分かれています。チケットによってはダイビングスーツを着て水槽の中の魚たちとたわむれる事もできます。
お土産はドバイモール内にも優れたお店があります。
私は空港で出国審査を終えた所でディルハムが残っていたので、そこで使いました。ディルハムと足りない分はクレジットカードや他の通貨とも併用して決済可能ですので、使い切りましょう。ちなみに私が購入したのは下記です。
ドバイ旅行の注意点
写真を撮る時に注意
色々見どころの多いドバイ、写真を撮る事も多いですがアラブ人は無断で写真を撮られることにかなり抵抗感・不快感を持つようです。
珍しい服装や建物を撮影しているつもりでもアラブ人が不快に思い、トラブルに発展する可能性がありますので、注意が必要です。
服装・露出に注意
男性も同じですが、特に女性は露出の多い服装は現地の男性によからぬ印象を与えますので露出を控えめにした方がトラブルは少ないです。
ドバイは観光スポットが集約して、費用も少なく最高の旅行に最適
現地の人々が思ったよりも親切でした。経済的な豊かさからくるのか私が過ごした3泊4日は、現地の人は非常に親切でした。治安が悪い印象はなく、とても良いように思いました。
そして物価は高いです。しかし、その割にタクシー代やツアー代はそこまで高くないイメージです。
最後に私がドバイを訪問して感じたこと、見識を深めたことをまとめます。
ドバイに居る人々
ホテルと観光地、ドバイモールしか行っていないので、本当のローカルの人々には触れあっていないかもしれませんが、私が接した人々はフレンドリーな人々でした。
そしてどことなく軽い感じです。ノリはアメリカに何となく近いです。ただ、結構怖い雰囲気の人も居るので注意です。
ドバイモールに行けば何でもある
あらゆる買い物はドバイモールの中に揃っています。ブランド品、観光スポット、飲食など。おそらく現地の人々もそうしていると思います。あまりにも巨大なショッピングモールであり、むしろそこに全てが集中してしまっています。
見るべきスポット
私が特に感動したのは、
- ブルジュ・ハリファからのドバイの夜景
- ドバイ噴水ショー
- 砂漠・砂漠サファリ
- ベリーダンス
- シェイクザイードモスク
- ケチらずに良いホテル、プールや朝食も堪能
総括すると、ドバイはセレブ街と思って物価もまずまず高い感じですが、意外に旅行の費用は安いです。
ドバイでであった日本人の方々は旅慣れしている人が多かったです。旅好きな人々が候補に入れるだけの価値がある国だということでしょう。
確かに初旅行でドバイはなかなか選択しないと思いますが、治安も良く、現地の人々もフレンドリー、観光スポットが集約されていて移動の負担も少なく、時間も有効に使えるのでマイナーながら素晴らしい旅行先であると思っています。