タイ王国最強のパワースポット「カオキッチャクット(Khao Khitchakut National Park-อุทยานแห่งชาติเขาคิชฌกูฏ)」に行ってきました。日本人はあまり行かないであろうチャンタブリー(Chantaburi)というタイ東部の県ですが、タイの人々にとって聖地とも呼べる場所です。

そんな場所に日本人駐在員である俺氏が行ってみました。実際に訪れた体験と通じて、どんな場所か、アクセス方法、注意点なども記載していますので、一味違ったタイを味わいたい方ぜひお付き合いください。

起
カオキッチャクットって何?


カオキッチャクット(Khao Khitchakut National Park-อุทยานแห่งชาติเขาคิชฌกูฏ)」はタイ王国南西部チャンタブリー県にある国立公園です。1月末~3月までの約2か月間限定しか一般的に山開きしておらず、期間中は平日・休日・昼夜問わず人が訪れます。

訪れると願いが1つ叶うとされ、タイではパワースポットとして超がつく有名スポットです。日本人観光者からすれば、バンコクやアユタヤの寺院や遺跡、プーケットなどのリゾートが頭に浮かび、カオキッチャクットを知っている日本人はなかなか少ないと思います。

途中様々な見どころがあります。

 

巨大な岩(大岩と仏陀の足跡)がメインスポットです。そこで祈願や決意表明をするのが目的です。

多くの人は巨大岩のある場所へ到達して引き返す人も居るのですが、更に奥へ進むことができます。上り進めていくと赤い布に祈願や決意表明をマジックで書いて木に結ぶ「パー・デーン」というタイ語でそのまま「赤い布」を意味する場所があります。

パー・デーンは裏ステージという感じで、巨大岩までの道のりよりも険しいので、心して向かいましょう。

 

承
カオキッチャクットへ行く方法・作法

カオキッチャクットへ行く方法ですが、です。
カオキッチャクットへタイの方々もロットゥー(ワゴン車)に乗って向かいます。私も知り合いのタイの方と更にその知人がロットゥー(ワゴン車)を出すというので、近所の人が集まり乗り合いました。

カオキッチャクットの入り口まで来たら、入場料は100バーツだったかと思います。(タイの方々と一緒だったから?)
誕生日(仏歴)と誕生日の曜日を覚え書きしておいた方が良いです。後でターミナル的なところで自分の誕生日にちなんだ砂?を購入して、カオキッチャクットの岩付近に入れるのです。

マナー

聖地ですので、慎んだ行動を心がけましょう。
あまり後ろネガティブな発言をしてはいけません。(というから普段からもあまり良くない)、ネガティブなことを言わずに参拝する完了すると願いが成就すると言われています。

巨大岩の場所など要所では帽子をかぶらないようにします。サングラスなども控えましょう。あくまで謙虚に。また周囲の方は靴を脱いで大岩のそばへ行きます。周囲の人と同じような場所に靴を脱ぎます。大岩近くもかなりの傾斜です。靴下がずれて危ないので、靴と一緒に脱ぐのが良いです。あとは記念撮影をしている人が多いので、邪魔にならないように配慮してあげた方が良いです。

駐車場エリアから山の入り口まではエキサイティング

ソンテウみたいな車で駐車場エリアから登山ルート入口まで向かうのですが、その車の運転が非常にエキサイティング!!無駄に激しい運転をしてジェットコースターの様でした。その様子がYouTubeでも挙げられているので参考までに。

距離・所要時間

体感ですが、登山道のふもとから頂上まで片道4kmくらいだったと思います。
山道なのと所々見どころがあって立ち止まって頂上まで往復3~4時間くらいでした。目的地とサクッと回って行けば2時間ほどで行き来できるかもしれません。

 

転
マナーとは別に気を付けたいこと

なかなか傾斜があるところを登っていくので、歩きやすい靴・服装が良いです。また、山は天候が変わりやすいです。訪問できるのは乾季で雨が少ない時期ではありますが、それでも実際に私はゲリラ豪雨に遭遇しました。足元がぬかるんで、足腰に自信がある私もあやうく何度か転倒しそうになりました。

天候があやしい場合は行かないのがベストですが、もし予定の関係で行かなければならない場合は雨具を持って行くことをおすすめします。

山に登る前の駐車場がある所に食事する場所や安い服が打っています。私もびしょ濡れになったので、100バーツくらいのTシャツとズボンを購入して着替えました。

雨でなくても汗をかいて、登山で汚れてしまった場合に着替えをする場合に安く購入できるので、記念も兼ねて買っていくのもアリです。あとは所々賽銭というかそういうようなスポットがあるので、硬貨や20バーツ札などを持っておくと良いかもです。

 

結
パワーがみなぎりました!1年に一度の恒例行事になるかも

限られた時期・そして外国人観光客がなかなか行く手段がない最強のパワースポット『カオキッチャクット』願いが叶うとされる場所です。私も御朱印ブーム前からコツコツと神社巡りをしてきた男です。最近は海外が多いので神社巡りできませんが、やはりパワースポットと呼ばれる場所へ行くと気持ちが晴れます。

自分のマイナスな気持ちをリセットしてくれて、本当に大切なものは何なのか考える事が出来ます。1年に一度の恒例行事として毎年訪問しようかなと思いました。

心なしかお金持ちに見える人が多かった気がします。カオキッチャクットへ向かう同じワゴン車の中にも明らかな富豪(女性)が居ました。年齢は70歳程だったかと思いますが、指には大きな宝石のついた指輪、バッグもブランド品、その女性のお宅も寄ったのですが、大きな敷地の大豪邸でした。彼女は毎年カオキッチャクットへ参拝しているそうです。

お金持ちの習慣というか、何かそういったものにシンパシーを感じたい私です。

タイの方々の中で若干のアウェー感、雨にうたれ、帰りの車は大渋滞など今思えばなかなか過酷な経験でしたが、パワーがみなぎりました!カオキッチャクットはやはりまた行きたいと思える、そんな場所でした。実際毎年来るリピーターが多いらしいです。

期間も限られ、日本人は普段訪れるような地域ではないため、訪問難易度は高めな場所ですが興味のある方はぜひおすすめです。

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