タイに住んでかれこれ6年、良い面も悪い面も分かっているつもりですが、今回はあえてメリットを述べていきます。やっぱりみなさんが知りたいのはポジティブな情報じゃないですか。
実はこれから若い世代フリーランスとして日本から海外へ出て行く方が増えていきます。その候補地としてタイも間違いなくあがりますので、そちらの動きも想定した記事です。サクッと読めると思うので、どうぞご覧くださいませ。
タイは天国である
単刀直入に言います。タイは天国です。
何が天国というのは、住みやすさです。あらゆる面でタイは住み心地が良いので旅行で来た人や仕事で駐在していた人たちがハマってしまい、また来たいと思う人が多いのです。
実際に近年の日本人が旅行先したい国の堂々の人気No.1がタイですね。時々日本とタイの往来の飛行機に乗りますが本当に乗客が多い。
- 年中温暖で過ごしやすい気候
- 世間体がない
- 親日的・微笑みの国
- 適度に都会・ハイテク
- 家賃や物価が安い
- 食べ物が美味しい
- 主に仏教
- 日系の飲食店や食品も手に入る
- 散髪やマッサージが安すぎる
えげつない過ごしやすさと物価の安さ!!
上記に述べたタイの良さの箇条書きの詳細を述べていきます。
年中温暖で過ごしやすい気候
日本の四季は風情があって良いですが、意外と気温の変化って体に負担が掛かります。季節間があると衣類などつい購入しますよね。基本的にタイは常夏なので年中同じような服装でOKです。つまり服をあまり買う必要がなくなり、その分コストダウンします。買ったとしても衣類も1000円以内で買うことができます。
世間体がほとんどない
わずらわしい人付き合いや、外人だからとジロジロ見られることもあまりないです。基本的に良い意味で他人に興味がない、他人は他人と言う感じなので、人目を気にすることも少ないです。余計に衣服やカバンなど見栄を張ったものを買うこともなくなります。
親日的・微笑みの国
タイの人々は日本人に好印象を持っている人が多いです。歴史的にもテレビの扱いでも日本に対して好意的に取り上げられていることが多いです。そしていつもニコニコしています。その裏には色々あるのですが、知る必要はないでしょう。
適度に都会・ハイテク
ある程度栄えている場所であれば、セブンイレブンがそこら中にあります。基本は現金ですが、キャッシュレスでの支払いも可能です。インターネットやケータイの電波も良好です。
家賃や物価が安い
家賃が安すぎます。欲張らなければ月に5,000~10,000バーツくらいの家賃です。記事を書いている2020年2月7日現在1バーツが3.52円です。ちなみにかなりバーツ高の状況で換算して17,600~35,200円で安いところなら寝泊りできます。
ペットボトルの水も8バーツ≒29円くらい、コーラもペットボトル12バーツ≒43円くらい。
スマホの通信料も安いです。日本の格安SIMのようで、タイ国内の大手キャリアで利用可能です。私の場合通話とデータ通信料合わせて月額430バーツくらいなので、1,300円くらいですね。
食べ物が美味しい
本当に食べ物がおいしいです。重要ですね。日本のダシの利いたような料理はあまりないのですが、タイならではの美味しい料理があり、それが割と日本人の味覚でも受け入れられやすいものばかりなのです。私の好物はソムタム(パパイヤサラダ)。
主に仏教
実は重要です。宗教によって食べられないもの、持ち物や生活の行動まで、結構左右されるのですよね。日本人と同じく主に仏教であることはそうした感覚が近いです。
日系の飲食店や食品も手に入る
日本の食べ物も日系のスーパーなどがありますので、納豆やカレー粉、うどん、醤油など色々手に入ります。
散髪が安すぎる
散髪代が安すぎます。日本だと私のようなオシャレな男だと洒落た美容室に行くとカットだけで料金が4000円を超えます。1000円カットみたいなものもありますけども・・・。タイだと日系の美容室もありますが、ローカルならば何と120バーツ≒400円くらいで、結構しっかりやってくれます。洒落ている所ならば250バーツ≒880円くらい。
マッサージが安すぎる
タイマッサージは世界一気持ちいいマッサージと称されます。日本で施術を受けると高額ですが、タイでは1時間200バーツ≒700円です。1時間ですよ!?血行促進・ストレッチ・リラックス効果などめちゃめちゃコスパが高いです。
つまりは、総じてめちゃくちゃ生活に掛かるコストが安いということです。そして日本の独特なギスギス感というか世知辛さもないです。
実際にタイへ再び舞い戻った人々
実際に私が出会った日本人の話ですが、タイに来る駐在の方々は会社によっては結構あちこち他国も駐在しているのですよね。ほとんどの方々が「タイが一番良い」とおっしゃっているのを耳にします。
タイで駐在していた方で日本に帰任された方が居ますが、タイを忘れられずに会社を辞めてタイで働ける会社に再就職という話もよく聞きます。
タイで駐在していた会社を辞めたが、日本に帰るわけでもなくタイの現地採用で再出発された猛者もいました。
会社を定年退職して老後を過ごす国としても選ばれています。日本よりも温暖で生活コストも安い事を考えると大いにアリですね。
それくらいタイは過ごしやすい場所なのです。日本にはないユルさが良い所なのだと思います。あまりどっぷり浸かってしまうと日本に居る人から「タイ人だな」とか言われて、差別的な扱いを受けます。それは小さな日本だけの社会の一部なわけで・・・。
日本は色々他人の事をとやかく、周囲の目や世間体が煩わしいですね。それがタイ人化しているということなのでしょうか。
個人的に「タイ人」という言い方や「タイ人みたいだな」というような見下した見方は嫌いです。「タイの方々」でしょう。いつからそんなに偉くなったのか。生まれた場所や住んで居る場所だけの問題ですよね。
タイは低コストで快適に過ごせる国
これからはグローバルの時代です。日本や先進国の特権であった情報や企業のノウハウ、技術は既に海外に広まり、コストの安い国々で実用されています。日本という島国はなかなか海外に対する抵抗がありますが、もはやインターネットの繋がりにより情報や意識などは既に海外と結びつき始めています。海外へ生活をするというのは、肉体がようやく追いついていくのに過ぎません。自然な流れです。
これから日本の有望な方々は世界へ飛び出していくと思いますが、上記の通りやはり生活に向いているのはタイのバンコクだと思います。ゆくゆくは国を越えて世界で活躍する時代になるので、今のうちにタイに基盤を作るというのも良いと思います。
母国である日本の良さを海外に居るからこそ重々知った上ですが、日本の会社で日本にあるオフィスで仕事をしなくても良い業種や業務内容があるはずです。これからは日本でなくても、生活コストの安い国で暮らすということが選択肢となる時代となります。
日本人の海外移住に関しては、タイという国は筆頭にあがりますので、現在や近い将来は移住の可能性がないとしても、選択肢や知識として、タイの住みよさを頭の片隅に入れておくと役立つことがあるかもしれません。
「海外なんて他人事だ」と言っている場合ではありません。もう数年後にはリアルタイムでの翻訳ができるようになると言われています。言葉の壁もなくなりつつあります。
最後までご読了いただき誠にコップンカップ。それではタイでお待ちしています、サワディーカッブ。