「顔に出るよね」や「表情に出やすいよね」なんて言われたことはありませんか?僕はめっちゃ言われます!

言われたときは、自分の性格を否定されているようで悩みました。遠回しに「顔に出すなよ」と言われているようで。あの感じはそうだった・・・。直さなくちゃいけないのかなとかも考えました。

しかし今となっては「何が悪いの?」と開き直っている状態です。自分でもタチが悪い・・・。

表情に出るのも良し悪しで、時と場合によるのは理解しています。そのうえで今回は「顔に出やすいよね」と言われたことのある同志たちに向けての記事なのです。あえて「顔に出てもむしろ良いよね」という部分多めに持論展開していきます。

起
感情が表情に出るのは未熟?

感情が表情に出るのは未熟、などネガティブな意見が多いですが、僕はそう思わないですね。今では「顔に出るよね」と言われるようになった僕ですが、学生時代はむしろ「無表情」「何考えているのかわからない」と言われていました。まさかのポーカーフェイスでもネガティブな感じで言われていたのです。

今度は表情豊かになったらなったで「表情に出し過ぎ」「顔に出すな」と注意される始末。無いものねだりなのか、単に他人の人格を否定したいのか謎です。というか人の外見に対してとやかく言うなよって話です。

「顔に出るよね」「わかりやすいよね」と言っている人って正確その人の感情を読み取れているのかそもそも疑問です。メンタリストDaiGoか!
#好きです

結局そんなん予測の範囲で勝手な思い込みやん。どんだけ笑顔でも人を色眼鏡で見てんじゃねーの(心の声)

実際に「顔に出やすいよね」と僕に言っている人に限って、平気で面倒事・理不尽なことを僕に押し付けてきたりします。僕は内心めちゃくちゃ不満です。顔に出てるというか顔に敢えて出ても良いと思っています。でも不満を露骨に口に出さないだけ優しさだと思っていました。

相手はそれを見てかわざと理不尽を僕に押し付けてくるのか、それとも気が付かないのかはわかりませんが。それでいて自分が理不尽押し付けてくるクセに「顔に出すな、周囲が不快な思いをする」と言い出す始末。伝わってないのかい・・・。

え、そもそもこっちが理不尽受けているのに一方的に我慢しろってこと?どうして最初から僕が悪いと決めつけているのか・・・。

言われたことは不本意ながらもしっかりやっていますが、顔にも出すなと言われる始末。そもそも顔に出るくらいの不快な思いを与えていることが問題でしょう。それを我慢しろという方がよほど横暴です。

承
表情に出ることの良さ

表情に出ることの良さはたくさんあると思います。楽しい時・幸せな時にはハッピーな表情全開!周囲のみんなも幸せになるはずです。

表情が出るというのは素直さでもあるでしょう。わかりやすい人の方が僕は好きです。よほど何考えているかわからない鉄仮面よりも信頼できると思います。

嫌な思いをしたら顔に出て悪いとは思いません。特に僕は口下手で声に出して主張するのが得意ではないので、顔に出すことでアピールしている部分もあるかと思います。

言葉でズバリ言ってしまうことも良いですがカドが立つので、それなら表情でお互い察するのも一つの円滑なコミュニケーションです。

不快な思いをしているというシグナルを出しているのに「顔に出すな」は根本の解決になっていないですよね。「どうした?何かあった?」とまず聞けないのかと。顔に出る不快な感情にさせた原因の解決が必要ではないでしょうか。

顔に出さないのが大人の美徳みたいなっていることがあり、それを盾にして理不尽なことをされても我慢しろ(顔に出すな)ということが横行しているように思えてなりません。

ポーカーフェイスを美徳とするのは構いませんが、その価値観を他人にまで押し付けるのは違いますね。理不尽・不快なことに対して拒否反応を示さないとエスカレートするのは目に見えています。

明らかに理不尽なことで相手お表情も出ているのに、それを承知で理不尽を重ねる人も居ます。そういう人が自分の理不尽を棚に上げて「顔に出すな」と言うのでしょうね。

ちょっと気の弱い人への搾取や上司と部下、先輩と後輩などの関係で、優位な立場の人から「あなた顔に出るよね」「感情が出やすいよね」と遠回しな言い方や「顔に出すな」という直接的な言い方は、要は反感を自分に見せるな・表面上は気持ちよく我慢しろと威圧しているようなものなので正直パワハラとも受け止められます。

転
心理を読み取られて不利な場合もある

感情が顔に出ることのデメリットは確かにあります。

感情が顔に出ることのデメリット
  • 交渉のときに相手に見透かされて不利な場合がある
  • 不快感を露骨にすると関係のない周囲も不快になる
  • 顧客に対して失礼な場合も
  • 相性が悪い上司の部下になると出世が遅れる

世の中には自分に嘘をついて出世や成功をおさめた人もいます。心穏やかでなくてもいつもニコニコしている人、不本意なことも我慢して実行したほうが成果を得るかもしれません。

世の中には正直者が馬鹿を見るということが多々あります。ズル賢くてあざとい人が良い思いをすることもあるでしょう。表情に出さない人をズル賢くてあざとい、と言いたいわけではありません。この世の中、理不尽が多いのですよね。

自分に正直で本音を言える筋の通った人がいても、その意見を受け止める相手もいれば、その正直な意見に対して反感を持つ人もいます。相手に恵まれるか次第でもあります。公共の場で自分の好き勝手にして良いのかというと、当然そういうわけでもありません。

文章にまとまりがなくなってきて申し訳ないですが、ニュアンスだけ感じてください。このニュアンスを汲み取れる方は素晴らしい読解力をお持ちです!

「顔に出るか・出ないか」から随分飛躍してしまいますが、自分のありのままで失敗するとしても満足で、自分を偽って成功することは不満に思うこともあるでしょう。試合に負けて勝負に勝つ、試合に勝って勝負に負ける。たぶん僕は会社では出世できないタイプです。
#助けてください
#原因はわかっている

結
「顔に出るよね」は卑怯な揚げ足取り・粗探し

正直「顔に出るよね」とか他人に向かって言うなと思います。家族くらいなら良いかもしれませんが、そういうことを言う人の方の人格を疑いますね。そんなに他人のことをどうこう言えるほどの人物なのだろうか。言う必要もないのだから余計なこと言わなくても良いのではないですかね。

行き着くところ人は多様性があり、得意・不得意もあり、足りているものもあれば不足しているものも何かしらあるわけで、他人を批判できる人なんて本来いないはずです。単なる揚げ足や粗探しなら誰でもできる低次元な行為です。

「感情が顔に出過ぎ」とかその逆の「無表情で何考えているかわからない」という言葉は言われた相手は無意識なことが多く、自分ではなかなか気づくことができないので、言われるとなかなか反論できないものです。

露骨に相手を否定しているように見えないので、周囲の目を気にすることもなく相手にピンポイントで嫌味を言うことができる相手への人格否定です。これ言われたら結構シュンとしますよね。会話に入れなくなります。

相手に反論させずに、且つ周囲から悪者に見えない安全なところから一方的に攻撃できる卑怯な言葉のひとつです。

「あなたの事を思って言っている」という一方的に相手に説教できるチートワードもセットで使われると超凶悪です。

この記事を読んでいる人は、覚えておいてください。「顔に出るよね」や「何考えているかわからない」と平気で言ってくる相手に対しては、『それ言ってる時点であなたの方こそ人格的にどうなのよ』『人格を評価される筋合いはない』と相手にせず無視してください。もしくは言い返すなら「すみません、xx(言ってきた人の名前)さんみたいにできた人間でなくて」と言う、またはその言葉を周囲に聞こえるように言ってあげましょう。吹っかけてきたのは相手の方で、そういう仕掛けてくる人間は放っておくとエスカレートしていくので、早めに制しておくのも選択のひとつです。

「顔に出る」ことの良し悪しがあるのは確かですが、少なくともそれを相手に言うことで傷つける・悩ませる・行動を制限する必要はないはずです。

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