長年愛用している相棒を紹介します。私のメインバッグですが、色んな人から大体「かっこいいカバンですね」と言われます。

レザー好きの知人からも欲しいとねだられる逸品です。ハイブランドの名前が付けば高額になる素材のカバンを万双は非常に良心的な価格で提供しているのが素晴らしいです。

 

起
一生もののカバンを購入:大切な相棒に

今の時代、合繊など化学繊維で軽くて丈夫なビジネスバッグがある中どうして、私はこの本革のカバンを購入したのか、それには理由があります。

尊敬している方がとても年季が入ったカバンを持っていたのですが、年季が入っていると分かるのにどこか貫禄があって、赤味の深みがありながら光沢がある本革のカバンを持っていたのです。ヴィンテージ感がかなり出ていましたね。

英国圏へ留学経験もある方は英国紳士のような身なりと立ち振る舞いでとても格好良かったのです。相当な収入もあって余裕が溢れる方でした。

肝心なのは中身ですが、自分もそういう人に近づけられればと思って、アジの出そうな良いカバンを買おうと思ったのです。自分も老いていきますが、時間を経過しても良いアジが出る大人になりたい。そんな願望もありました。

良い時計に良いカバン、その持ちものに相応な人間になりたい。似合う人間になりたいと思うのが本心でした。

色々と探すなかで選ぶポイントがありました。

  • エイジングが美しいもの
  • ビジネスでもカジュアルでも使えるもの
  • エレガントであること
  • 長く使えること

辿り着いたのが万双のシモーネBOX天ファスナーです。ビジネスでもカジュアルでも使えるスタイル、メインはエイジングが特徴のシモーネボックス(ミネルバボックス?)と光沢と丈夫さのブッテーロレザーで底や持ち手を補強してり、一流レザーのコンビです。カラーをキャメルにしたことでエイジングも分かりやすく、エイジングによる色の深みもでます。

ちなみに購入当時62,640円で購入しました。

 

承
気に入っているポイント

手触りしっとり

私はレザーのエイジングが好きで、色々なレザー商品を持っていますが、このカバンは触る度に良い革だと実感します。革の奥底までしみ込んだオイルが使っていくうちにじっくりと表面に出ていく。そんな楽しみ方って凄くエレガントですよね。

 

惚れ惚れするルックス

雰囲気や形が良いですよね。単なるカバンではなくこだわりも遊び心もあるというか。このカバンを持っていると本当によく、褒められたりします。私自身のことも褒めて欲しいです。承認欲求よりも所有欲が勝ります。

 

自立する

地味に嬉しいですね。良い設計、良い縫製、良い革だからこそしっかりと経つのでしょうね。しかも底鋲(そこびょう)といって、足のようなスタッズが付いていて、革本体の汚れや傷がつかないのも嬉しいポイントです。

 

裏地がスエード

高級感が違います。裏地なので普段見えない部分ですが、チラッと見えるとかっこいいですよね。モノの出し入れするときにも上品なタッチ感で超気に入っています。

 

ファスナーがなめらか

本体にマッチした風合いのファスナーを使用しており、丈夫で滑りが滑らかなファスナーです。普段良く使いますし、カバン全体にも影響する以外に重要なパーツです。流石こうした部分にも良いもの使っています。

 

傷がついでも擦れば直る

ミネルバボックスの特徴ともいえますが、オイルをたっぷり含んだオイルドレザーは、軽い表面のかすり傷であれば、擦るか揉んであげれば治ります。レザーで神経質になりやすい傷をあまり気にしなくても良いというのは素晴らしいですね。

 

エイジングで深みが出る

1年近く使用していますが、まだ足りないのかエイジングの方はあまり実感できていないですが、使用しているレザーのポテンシャルを考えれば素晴らしいエイジングをすることは間違いないです。

 

転
自分の予想よりもエイジングが進まない

ミネルバボックス(万双ではシモーネBOX)はエイジングが早い革で有名ですが、私の場合あまりそのエイジングを感じていません。徐々に色に深みが出て濃くなっているのだとは思いますが、毎日見ていると気が付かないレベルです。

数か月使っていれば、オイルをまとったようなビタビタとした光沢が出てくると思っていたのですが。意外とサッパリとした表情です。手でなでたり、布で拭いたりしてはいるのですが、焦っても仕方がありません。できるだけ手を加えず、自然にエイジングさせて革が乾燥して割れない程度に手入れをしていこうと思っています。

実は牛乳をこぼしてしまい焦ったことがあります。革と牛乳って最悪の組み合わせなのですよね。牛乳のにおいはかなり取れましたが、それでも少し残っています。一生懸命手入れをして何とか素晴らしいエイジングで長く使えたらと思います。

 

結
ヴィンテージな男に俺はなる!

ヴィンテージって、ワインに関する言葉で「ワインを醸造した年のその地区で特にぶどうの出来が良い時、それを醸造した高級ワイン」というのが本来の言葉のようですが、転用されて、様々な場面で『由緒ある名品』という意味で使われているようです。

今では有名メーカーの年代物のギターや家具、ジーンズなどでも使われますよね。私はヴィンテージな男になりたいです。人でいうと名誉(資産や人気)がある人間です。

「良い人は良いモノを持っている」そんな言葉聞いたことがありませんか。有名な言葉ではないですが、魅力的な人ってその要素には良いネクタイやスーツ、万年筆に車など良いものを身に着けているのですよね。それが人自体の魅力なのかは定かではないですが、そうしたセンスで選んだモノがその人のオーラや、雰囲気を作り上げる要因になっているのだと思います。

何も気にせず使えれば良いというカバンより、自分の大好きな良いカバンを使って、モチベーションを高めるで生活する方が、仕事もプライベートも上手くいくような気がしませんか。

仕事ができるデキる人はビジネスバッグを大切に扱います。それは仕事に対して誇りがあるため、仕事で使用する道具や書類の入ったカバンは大切に扱うのです。

そう言われてみれば、メインのカバンはまさに私の生活に使う道具や荷物を入れているわけです。日々の生活を大切にしようと考えると普段持ち歩くカバンを大切にしなければならないのかもしれません。凄く哲学的でスピリチュアルな話になってしまいましたが、重要な事だと思います。

最後に私が良いカバンを買おうと思ったきっかけの人に近づけられるように、可能であれば越えられるように日々を大切にして、万双シモーネBOX天ファスナーとともにヴィンテージとなれるように精進して参ります。ご読了誠にありがとう御座いました。

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