みなさんは、海外旅行用のドライヤーをお持ちでしょうか。
日本と海外では電圧が違いますので、海外で使える仕様のドライヤーが必要になります。また海外ではドライヤーがないホテルが多いので、持っておくと非常に便利です。海外の電圧で使えてコンパクトで持ち運びに便利なドライヤーを紹介します。
日本と海外は電圧が違う
日本のホテルや海外の上品なホテルにはドライヤーが部屋に備え付けてありますが、海外のホテルではドライヤーが貸出であったり、有料であったり、まったくない所もあります。
海外のホテルでドライヤーを借りるとなるとやり取りが面倒ですし、貸出があったとしても順番待ちであったりします。そもそもドライヤーを用意していないホテルが海外では少なからずあります。
更に日本の電源電圧は100Vです。アメリカ圏は110-120V, ユーロ圏では220-240Vという国が多く、世界の国々で電圧が違います。スマートフォンやノートパソコンなど電化製品によっては100-240Vと世界中で使えるものもあるのですが、ドライヤーは販売している国の電圧でしか使用できないようになっているのが一般的です。
そこでマルチな電圧に対応できる特殊仕様のドライヤーが必要になってきます。通常は販売している場所のピンポイントもしくは狭い範囲の電圧しか対応ができませんが、世界中の広い範囲で使用できるドライヤーも存在するのです。
海外で使えるドライヤーはいくつかあるのですが、私がレビューや評価等の情報をかき集めて、実際に購入・使用して使い勝手が良かったので紹介します。海外で使えるドライヤーをお探しの方の参考になればと思います。
今回紹介の海外対応ドライヤー詳細
テスコム『BID31』という商品です。
使用感ですが、至ってシンプルな使い心地です。海外など広い範囲の電圧に対応しているという最も重要な条件と満たしている事と、旅行の際にポイントとなる軽量さと折りたためてコンパクトさがあります。
海外で使うドライヤーに機能は求めませんが、マイナスイオンという嬉しい機能もついています。何も付いていないよりは付いているに越したことはないですね。マイナスイオンのドライヤーじゃないと嫌だというコダワリがあって海外用でもマイナスイオンがあるものを使いたいという方もいると思います。
風量は少々弱めで、男性は問題ないかと思いますが、髪の長い女性は乾かすのに時間がかかってしまうかもしれません。自然乾燥よりは断然に良いですし、安全性を考えてもあまり風量などパワーの大きいものも必要ないので、調度良いと思います。
至って普通のドライヤーですが、海外で使える普通のドライヤーというのが意外に貴重です。私自身使ってみましたが、何のストレスもなくほぼ毎日使えました。
日本で行えている普通のことが海外ではできなくてストレスになることもあります。私は時々海外で宿泊するホテルによってドライヤーがなくて不便に思うことがありましたので、海外用のマイドライヤーとしてこの商品を持ち運び、不満が解消されました。
私の海外対応ドライヤーの使い方
私はドライヤーがないと気が済みません。シャワーをした後のドライヤーで髪のセットを行うようにしているからです。結構このセッティングがうまくいきます。
元々ワックスやジェルなどを髪に使うのは好きではなく、それらを使ってセットをするのも上手くない人間でしたので、ドライヤーである程度セットすることにコダワリを持っており、海外でも格好良くドライヤーでセットすると気持ちの面も一層清々しくなります。
紹介するドライヤーは、国内の電圧でも海外の電圧でも対応できます。日本やアメリカといった地域に対応する100V, 120Vとイタリアや中国・東南アジア・中東といった地域に対応する220V, 240Vといったように切り替えができます。
手で簡単に変換するのではなく、コインなど道具を使ってのスイッチ切り替えですので、不意に切り替わってしまうということはほとんどないので、安全性はあります。
日本でも私がよく行くタイ(東南アジア)でも両方使えるわけですが、私は海外仕様のままで日本は日本用のドライヤーを使います。電圧設定を切り替えるのを忘れると危険ですからね。国内と海外のドライヤーは使い分けをした方が良いです。
国によって電圧が違うことについて考える
まず電圧が高い・低いでどういう違いがあるのかと言うと、電圧が高いと電気を効率的に使えて短時間で大きなパワーが必要な電化製品に適しているそうです。反対に電圧が低いと、もし誤って感電してしまった場合に命に関わる危険性が小さくなり安全面に優れるそうです。
電気の効率と安全面となかなか甲乙つけ難いですね。日本も220-240Vあたりで電圧を高く統一していれば海外へ言っても色々と便利だと思うのですが、電圧を低くして万が一のことを考えて感電の被害を小さく安全性を確保するというのも一理あると思います。
電気の効率や安全面、電気の普及の流れ、既得権益など様々な理由でその国々で電圧が定められるまでに歴史があったのでしょう。各国々での電圧の歴史もあれば、電化製品の歴史もあります。現在で100-240Vと世界中の電圧に対応している電化製品が多くあります。
電圧も違えば、コンセントの差込口・プラグの形状がその国々で異なります。ドライヤーを用意してさらに現地のコンセントに合うプラグを使用しなければなりません。
海外でドライヤーを持って行くのが無難
私の考えですが、海外へよく行き・ドライヤーで髪をセットする方は、海外対応のドライヤーを持っておきましょう。せっかくの海外で、いつも日本のようにドライヤーでフワッとした髪型が、ベタッとしていると気持ちもよくないですし、写真を撮るのも何だか億劫になってしまいます。
海外では日本では見られない景色や出会えない人々とふれあうことができますが、ホテルにいる時間やホッと息をつくときは日本と同じルーティン(習慣)も大事だと思います。
海外へ行ったからといって我慢することもありません。私は海外へ行き始めて何度かして「あ、ドライヤーが欲しいな」と思うようになりました。私は必要に迫られた時に買い物をするようにしています。「あれがあれば、○○の時に便利だな」と見切り発車の買い物は結局使わないことが多いことがわかりました。
明確な使用目的もないのにガジェットなどを買ってしまうと持て余してしまうので、必要に迫られて「あ、今あれが欲しい」という直感を大切にしています。
今回紹介のテスコム『BID31』マイナスイオンドライヤーは、軽量でコンパクト、それなりの風量もあります。マイナスイオンつきなのも地味に良いですね。頻繁に使っていますが今のところ不備や故障等ありません。
仕様や機能・価格面を含めてもバランスのとれた商品だと思いますので、おすすめです。