無印良品のポケッタブルウィンドブレーカーの紹介とレビューをします。旅行用にいざと言う時に備えて使うのに便利な携帯性抜群のウィンドブレーカーについて綴ります。
軽量・たためる・丈夫な三拍子揃った上着
旅行の際、国内であろうと海外であろうと現地の天気であったり、気温がなかなか分からなかったりしますよね。寒い場合はせっかくの旅行で風邪をひかないように、薄い上着だけでも持って行きましょう。
このポケッタブルウィンドブレーカーの素材はパラグライダークロスと言われる、いわゆる空飛ぶあのパラグライダーの素材をウィンドブレーカーに応用しました。軽い・薄い・丈夫と三拍子そろったパラグライダーの素材がトラベルグッズに最適であるということで、このウィンドブレーカーにも応用されました。こうしたナイロンジャケットはシャカシャカ音が気になりそうですが、そのあたりのノイズは出にくいように調整しています。何と言っても世界に誇る日本の東レがこの素材を開発しています。
防寒性能も素晴らしいのですが、軽い・薄い・しなやか なので着心地に優れています。さすが実際の使い心地から逆算して商品の企画を行う無印良品の母体である良品計画さんです。無印良品の店舗を訪れるといつも感じるのですが、企画立案する方の「便利」「売れる」という根拠が世の中の流れをよく掴んでいると感心します。
「こんな商品もあるんだぁ」と初めて見た時は素通りですが、生活を送ると「あ、無印にこんなのがあったな」と思い返して、ネットストアでチェックしたり、店舗に足を運んだりしてしまいます。
品質・アイディア・モノづくりのこだわり が無印良品の魅力だと感じます。
とんでもなくコンパクトになる
大人が着る服となると大きくなります。まして男性の上着です。正直結構かさ張ります。このポケッタブルウィンドブレーカーはしっかりと折りたためば、随分と小さくなるのです。旅行やアウトドアは当然ですが、その他の場面でも軽くてコンパクトになるというのは大きなメリットですよね。
着用してもダサダサ感がなく、普通に着れます。ビジネスシーンでも着てもおかしくないですね。来ていておかしく見えたり、格好悪く見えるのって避けたいですよね。ポケッタブルブレーカーはそのあたりも大丈夫ですよ。反対にガッツリアウトドアブランドだと機能は申し分ないでしょうが、ビジネスシーンでスーツを着ているのにアウトドアブランドのマークが入っていると何となく気になります。
無印良品のポケッタブルウィンドブレーカーは素材を活かしたシンプルな上着であるからこそ自然に色々なシーンで使うことができます。
一見特徴が無いようで、それが一番の特徴というわけですね。実際はパラグライダークロスという東レ開発のハイテク素材なわけで、それに加え、軽くて薄くしなやかで着心地も申し分ないです。見ただけの良さだけではなく、着た人が「良い」と感じる商品づくりがなされています。そうしたことは当たり前のことなのですが、なかかそういった商品を作るのって難しいのです。見た目で機能があるとわかるようなルックスの商品が並びがちな中、ここまでシンプルに着やすいルックスなのはありがたいですね。
羽織る上着候補はいくつかあった
候補①:ダイソーのカッパ
候補②:アウトドア ブランドのウィンドブレーカー
価格も品質も差がある上記2候補です、極端過ぎますね。ダイソーのカッパ(レインコート)を候補にした理由というのは完全に安さです。急な悪天候に1度きりでも良いから備える為にと考えました。品質的にはビニールを人が着れるように形成したものという感じでしょう。価格は税抜き100円か200円ですね。
アウトドアブランド パタゴニアのフーディニというアイテムですね。『そして姿を消す』と言うくらいコンパクトになります。防水性と透湿性を兼ね備えた素材の生地です。でもこれは12,000円以上の料金となってしまいます。それだけの価値のものとは思いますが。
無印良品のポケッタブルウィンドブレーカーが品質的にも何度も使えるほど丈夫で、値段2000円程度と比較的安価ということでバランスが良く、更にはスポーツブランドやアウトドアブランドとなるとロゴが入ってしまうところですが、MUJIのアイテムはそういったものはありませんよね。つまり品質と価格のバランスに優れ、さらにビジネスでも使いやすい仕様であるのです。
軽い・コンパクト・丈夫・安い、高性能なウィンドブレーカーが無印良品にある
私が純粋にこのポケッタブルウィンドブレーカーを見て、他のブランドやメーカーのアイテムと比較して感じた特徴が下記です。
- 軽い
- コンパクト
- 丈夫
- 価格が安め
- しなやかで着心地も良い
- デザイン的に着用できるシーンが多い
ブランドのものは性能に優れるという点はずば抜けています。着心地も良いと思います。しかし無印良品の特権とも言えるブランドを押し出さない『無印』という姿勢が様々な用途や場面を広げているように思います。ブランドではなく、素材から商品の構造、色などシック・シンプルにこだわって本当に良いものを作っていく姿勢を感じる商品です。