日本はとんでもないクリエイターを生み出した。「西野亮廣」は偉大なエンターテイナーであり、マーケターでもある。そんな彼の凄さをまとめてみた。

文字に起こすと大げさに見えるけど見えるけど内容は結構まじに事実なんだよな。

天才漫才師である

お笑いコンビ「キングコング」のツッコミとして活動。その受賞歴は下記の通り。

キングコングの受賞歴

30NHK上方漫才コンテスト最優秀賞(2000年)

22ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞(2001年)

36OBC上方漫才大賞新人賞(2001年)

30YTV上方お笑い大賞最優秀新人賞(2001年)

7回M1グランプリ第3位(2007年)

特筆すべきは1999年にコンビを結成して、2000年にNHK上方漫才コンテスト最優秀賞を受賞、当時20歳というとんでもない功績。その後も数々の賞を総なめしていく。西野氏の戦略で「キングコング対その他」という構図を作った事による功績とも言える。

詳細を知りたい方は、フリー百科事典『ウィキペディアikipedia)』へ

西野亮廣

キングコング (お笑いコンビ)

高視聴率番組の若きMC

はねるのトびらという最高視聴率24%というオバケ番組の「真ん中」としてMCを務める。視聴率24%というと1回の放送を約3,000万人が見ていたことになる。僕も当時観ていたが、熟れたMC感が半端なかった。若くして場数と責任が凄かったのだと思う。

笑っていいとも!にもレギュラー出演するなど一流芸能人としてエンタメのゴリゴリ最前線をはしっていた。ツッコミが上手いのは勿論、ダウンタウン浜田氏やくりぃむしちゅー上田氏などはツッコミも上手いが、いじられても笑いにできるあたりも通ずる。

絵本作家として超一流

元々はモノクロのペン1本で描いた絵本が主体であり、そのファンも多かった。オールカラーの絵本を完全分業制によって制作した。一部のファンや業界関係者からは分業制に関して反対されたが、見事な作品を生み出し、後の作品制作に繋がっている。

彼の名を一躍有名にしたのがなんと言っても『えんとつ町のプペル』だろう。2021年2月時点で累計発行部数は69万部を突破。2012年と2020年に舞台化され、2020年12月25日アニメ映画版。

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脚本・監督となり完全分業制で制作したとあるが、西野氏自身の絵の腕前も超一流、高速に超高品質な作品を生み出す。圧倒的クオリティとスピードそれを両立させている。

絵本最新作『みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花~』は、映画『えんとつ町のプペル』から3年後の「えんとつ町」の物語。「えんとつ町」という世界観は繋がっているものの、プペルと直接物語が繋がっているわけではないので、この絵本単品でも楽しめる。

プペル同様にヒットするのは間違いないので、ムーブメントが起こる前に先に読んでおくと良いだろう。

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マーケターとして超一流

ビジネス本・マーケティング本として「革命のファンファーレ」が有名。2021年4月時点で発行部数15.5万部という大ヒット。

クラウドファンディングやオンラインサロン、ダイレクト販売など数々のプロジェクトで大きな活動と実績を残す。知名度だけのネット販売ではなく手売りやサイン本(サイン入れ&投函を自分で行う)など小さいけれど確実な方法を取りこぼさないドブ板営業も彼のお家芸。天才かつ努力家

サイン本は以下のサイトから購入できます。

キンコン西野のサイン本屋さん

絵本無料公開、絵本をギフトに意味チェンしちゃうのは彼がマーケターとして行った偉大な打ち手。

メイキング映像や演劇をオンライン販売用に撮影してそのオンラインチケットや映像を売り続ける打ち手もとんでもない。それで超クオリティの高い舞台セットなどの制作費の回収にあてている。作り手も費用面で満足のいくものを制作できて、観客も素晴らしいものを見ることができる。これぞWIN WINである。

映画監督として超一流

先に述べた絵本「えんとつ町のプペル」のアニメ映画 が素晴らしい結果を残している。

映画えんとつ町のプペルの実績
  • 20212月時点で興行収入20億円・観客動員数150万人
  • 44回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞を受賞
  • ロッテルダム国際映画祭(オランダ)のクロージング作品として招待
  • アヌシー国際アニメーション映画祭(フランス)の長編映画コンペティション部門に選出
  • 第24回上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門へ正式招待

初めての映画で西野氏は原作・脚本・製作総指揮をして責任も背負った上で、とんでもない結果を残した。日本国内だけでなく海外からの評価が高いことが国を超えた作品ということを物語っている。

歌舞伎の脚本までこなす

あの市川海老蔵氏とプペル~天明の護美人間~という新作歌舞伎まで作っちゃいました。ここでもまた業界関係者からも様々な意見あったが、彼は歌舞伎業界に新しい風を呼び込んだ。プペルのメッセージとコンセプトはブレることなく、概念は共通して歌舞伎の脚本に落とし込んだ。

ミュージカル、バレエ、学校演劇などに分野を広げる

プペルをファミリーミュージカルやバレエ、学校の演劇まで派生させている。権利関係を握っていることで柔軟に派生できることが伺える。どこまでも抜け目がなく末恐ろしい。

日本最大のオンライサロンの主催者

有料オンラインサロン会員が7万人を突破(2020年9月時点)している。そのサロン内で様々なスキルや職業のサロンメンバーからビジネスが生まれている。西野氏発信の活動とサロンメンバー同士の繋がりも相まってこのサロンはとんでもなくコスパの良いサロンだ。

情報弱者から抜け出したい、オンラインサロンに参加してみたいと考える人にはまずこのサロンをおすすめしたい。

オンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所

ブロガー、文字書きとしてのスキルも超一流

彼のサロン記事はとても読みやすい、文章に落とし込む能力が高いのと、読み手のことを配慮して超がつくほど読みやすく表現している。これは僕としてもとってもリスペクトしている部分。超忙しいのに毎朝3,000文字書くのはやばすぎる。しかもどれもゴリゴリのマーケティングやビジネスの最前線の情報ばかり。

日々とんでもない量と質のインプットや経験・学びをしていないとできないレベルの離れ業だ。

トーク力もそりゃ日本のエンタメど真ん中で最前線で戦っていた人ですからとんでもないパワー。中田のあっちゃんと一緒にトークする場面を見ると、あっちゃんの方のトーク力と言い回しはヤバいが西野氏もやはりヤバイ。天才ぽく話そうとするときは危ない。

得た収益をバリバリ事業に再投入している

有料オンラインサロンだけで、毎月7万人x1,000円=7,000万円。毎月ですよ。それと絵本の印税、映画の収益などとんでもない利益を生んでいるはずだが、西野氏は月200万円の役員報酬なのだとか。これでも増やしたみたい。

お金に執着しないなんでカッコよすぎる。私腹を肥やさず、収益を事業の拡大や新規事業に投じているのでまだまだ西野氏率いる株式会社CHIMNEY TOWNは成長していくだろう!

支援の本気度合いがヤバイ

ボランティアなどの支援をして終わりではなく、支援活動を絡めて事業として収益化することで、長く継続的に支援に繋がる仕組みにしている。これはめちゃくちゃ大切。支援するために誰かが負担や犠牲になってしまっては長続きしない。

企業間の取引でも同じことだ。どちらか一方が利益を取るために一方に負担を強いるとそれは短期的にしか続かず長期的に大きな利益損失を生む。それが分かっていても目先の利益に動いてしまう。

収益の出る事業にしつつ、支援もできる高度なマーケティングだ。みんなが幸せになる方法を彼は考えている。

展開している事業CHIMNEY COFFEEは、ラオスで学校建設の支援と雇用としてコーヒー作りの支援をしてそのコーヒー豆を仕入れています。

国内の被災地にも洗浄機や現地の個人店の支援をするなどその活動と、マーケティングを使って収益化しながら支援もしているのは凄技だ。

西野氏の体力がモンスター

前日お酒も入って長くなっても、翌朝は爽やかにジョギングする。とんでもない体力の持ち主。ジョギングも半端じゃない距離を走る。お笑いコンビ「キングコング」として活動が多忙を極め、相方の梶原(カジサック)氏が飛ぶレベルでも西野氏は耐えたほど。

ホリエモンといい、一流のビジネスマンは体力がとんでもない。その体力に裏付けされて、仕事量であり仕事のクオリティにつながるのだろう。

最強の人たらし

彼は最強の人たらしだ。恐らくその気になって1対1で話し合えば、アンチすらも彼のことが好きになっているという。最大規模のオンラインサロンを運営して、トップクラスの人気者と言っても過言ではないが、ドブ板営業を駆使する彼にとっては人ひとりを好きにしてしまうことなど造作もないことだろう。

西野氏はとてつもなく優しい

今思えば、彼のTV番組の出演でも彼の発信でも昔彼のことを叩いていた連中に対しても、それまで受け続けてきた理不尽に対しても怒りや傷つけるようなことをしていない。

ビジネスでも誰かが負担にならないように、全員がメリットのある方法をデザインして実施してしまう。ちなみに女性に対してもアフターフォローが超やさしいらしい、僕が思うに彼は言うほど女性と遊んでいないと思う。

西野氏イケメンよな

西野氏は普通にイケメンなんだよ。よしもと男前ランキングに2001年からずっとランクインしていた。どうして才能もあって、有言実行して、結果も実績もあって、イケメンにしてるんだよ。ズルいだろ。僕も惚れちまってるよ。好きです。

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ゴッドタンでの爆発力

最後に僕はゴッドタンの西野氏登場回が好きなので、また出てほしいなと思う。西野さんイジられ方が上手いよね。僕の中で一番好きなのはイジられ芸だ。過去回が神回ばかりなので、そのハードルを上回ること自体が偉業なのだが。

ゴッドタンでは、すごい人なんだけどなー、と思いながら奇跡的な笑いが生まれる。人を笑顔にできる力って凄い。エンタメって凄い。

モノマネの持ちネタはIKKO

一時IKKO氏の「ゲット〜」や「背負投げ〜」を結構なクオリティで仕上げており、ファンをざわつかせた。芸達者。

素直に彼を応援しよう

褒めちぎった記事となったが、僕はサロンメンバーではない。信者でもない。有料記事はnoteで購読している。

僕も元々アンチとはいかないが、芸人だった彼が絵本を描いたりして「芸術家ぶってんな」と冷ややかな目で見ていた。しかし、彼の活動の残した実績は紛れもなく偉業だ。利益を共有してきた。彼は多くの人をこれまで楽しませてきた。夢や希望を与えてきた。救ってきた。そしてこれからも彼は、その活動を続ける。

僕たちは現在進行系で、彼の偉業の歴史を目の当たりしている。素直に日本人からこうした世界レベルの人材を輩出した事、同じ時代を生きている事を喜ぶべき。才能と努力のできる人材を国民総出で後押しすべきだと僕は思う。

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