コロナ禍で静かな革命(時代の変化)が起きていることに気付いていますでしょうか。特に日本では良くも悪くも大きな革命が起こっています。
ライフスタイルやビジネス、そして資産形成などあらゆる面で今目線を変える分岐点にきています。この記事の内容は正直今さらという後発の内容になっています。
まだ気がついていない場合はとてもマズイので、意識して革命が起こっているタイミングで自分は何をすべきか考えてみて欲しいのです。
価値観や生活で革命が起きている
ライフスタイル
外出や海外旅行、人混みを避けるようになっています。以前は外出している方がリア充で、家にこもっていると引きこもりやオタクと言われネガティブなイメージでした。
今となってはインドア派がライフスタイルを変えずにストレスも少なく順応できています。
人間関係
人脈の広さがステータスでありましたが、コロナ禍では集団で会を催すことも難しく、対面することがリスクとなってきました。本当に大切な限られた人との繋がりがより重要となってきています。
ビジネス
リモートワークが浸透し、通勤や一か所に集まって就労する事に疑問が生じている。都心部にオフィスを構えるのが便利でステータスであったが、現在は家賃や物価の安い地方へオフィスを移転、もしくはオフィス自体を持たない選択肢があります。
通勤時間・通勤移動費や職場の人間関係などのストレスが軽減されることを実感されています。口が上手かったり、コミュ力や人間関係で何とかなっていた時代は過ぎ、より成果で評価されるようになっています。
資産形成
金融緩和によるインフレで預金していることで目減りするリスクが生じます。リスクをとって投資している層が資産を増やす傾向です。
新型コロナウイルス以前と後では凄まじいほどに有利不利の価値観が逆転していることがわかります。しかし、新型コロナウイルスがトリガーとなって表面化したに過ぎません。
本当に利便性や必要最小限に取捨選択していけば現在の形に行き着くのは必然でした。コロナ禍で加速しただけです。
革命(時代の変化)に適応・有利にしていく為には
外出も友人と会う事もできないから、何もやることがない。と漠然と「やることがないな」「どうやって時間を潰そうか」という思考になると危険です。
外出や友人は外的な要因です。本当に大切なのは内的に楽しみを見出して熱中することです。ゲームでも良いですし、読書や動画鑑賞、勉強などでも自己完結できるものは多くあります。
先ほども述べましたが、ビジネスでも仕事ができなくても人間関係で何とかやり過ごしてきたという部分はもう通用しません。圧倒的に実力主義になっていきます。自分のスキルを磨くことに時間を投じることが良いでしょう。
資産形成に関しては、近年の統計で日本の金融資産の70%を55歳以上の年代の方が保有しているという驚きのデータがあります。
55歳と言えばあと5年で定年、65歳以上で年金の満額が支給されます。正直この年配の方は落ち着いて景気が良くなるようなお金の使い方はしなくなっていくと思います。
若年層と言えば、年金を納めても自身が年金を受給する補償がない上に、消費税や社会保険料が上がっている状況です。給料はコロナ不況を理由に上昇が鈍化していくでしょう。日本のGDPは世界3位ですが、その成長率は先進国の中でとても悪いです。つまり経済成長の恩恵を年配の方は受けられましたが、今後若年層の給与が上がる可能性は高くはありません。
資産は年配に集中し、若年層は貯まらない方向になります。そこで若年層が革命を起こす方法となると複業と投資です。
年配層は貯金の概念が根深いです。投資は資金のロットが大きいほど有利なので本来は資産が多い年配層が有利ではありますが、リスクをとらず堅実に貯金をしていく人が多いはずです。終身雇用・年功序列が染みついているので副業の概念もあまりないでしょう。
若年層ができることは複業と投資です。本業に加えて複数の労力、更にリスクをとって投資をする。いずれにしても茨の道ですが、革命を起こすにはこれだと思います。
超インドア派・人脈なし・コミュ障の私が感じたこと
新型コロナウイルスによって苦しみ、生活が激変してしまった方々も大勢いるかと思います。急なことでしたし、今までの生活や価値観に大きな変化を与えました。
私個人としては幸いなことに外出制限やマスク着用以外は特に生活に変化が起こっていません。
元々超インドア派、交友皆無、コミュ障の私からしたら大きな変化がなく生活ができています。今思えば、元々が不幸だったが、その不幸中の幸いだったのかもしれません。
ウイルスに感染するリスクなどの恐怖があるのは同様ですが、スムーズにこのコロナ禍に適応できているのではないかと考えています。
本来必要がなかった集会や宴会などが減って、自分の世界に没頭できる時間が増えて捗っていることさえあります。
これからは外的要因に左右されないような生活を送らなければと強く感じました。要は自己完結です。利害関係で繋がっていた人脈、誰かと会うこと、どこかへ行くことで充実度を得ていたのであれば、今後 新型コロナウイルスに限らず未知のウイルスが流行した場合に脆いものとなるでしょう。
これからは不特定多数の人と関わることがリスクになるかもしれません。自分自身や行動範囲を把握している身内、本当に信頼できる人との関係がより重要になりそうです。
何かに依存やアテにするよりも自己完結できるスキル・収入源・生きがい・充実を得ていく方が環境変化に強いとあらためて感じた次第です。
自立かつ時代の変化をつかむ力が重要となる
元々インドア派・人脈なし・コミュ障の私が見たコロナ禍の世界で感じたことは、自己完結(自立)で外的要因に左右されないこと。良くも悪くも時代の流れが変わって、その中で時代の変化(革命)をつかむことが今後の生活するハードルを下げることに繋がることです。
このことはいつの時代もそうだったのかもしれません。自分に芯を持ってやり抜くこと、時代の変化や情報をつかみ波に乗ることで成功を成し遂げてきた人々が大勢います。
自己完結(自立)をすれば良くも悪くもブレなくなります。ドッシリと腰を据えて構えることができるでしょう。悪しきものには動じず、良いと思ったものには飛び乗ることさえできます。
自立することで悪しき影響を避けて、追い風となる良い影響を見極めて乗る可能性が広がります。
SNSの普及で個人が影響力を持つことができるようになり、個人の時代と言われていましたが、個人の力はいずれにせよ必要だったのです。これまでも、いつの時代でも。
最後までご愛読ありがとうございました。今回コロナ禍で加速・表面化したわけですが、みなさんは自己完結力と時代の変化をつかむことはできていますか。そのための準備はできていますか。できていなければこの記事の関連記事でも深掘りしております。