この閉塞的な世の中に風穴を空ける記事を投稿しよう!どうも現在最も脂が乗っているブロガーです。冗談です。
今回は賛否両論あるかもしれませんが、年上を敬うべき理由とその逆である、この人は敬わなくても良いなじゃないの?の意見を述べていきます。
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年上を敬うべきという文化
幼い頃から謎に「年上を敬え」「年配者を敬え」「先輩を敬え」と言われてきましたよね。学生時代には1年もしくは数ヶ月の差で年度が違うだけで、年上の先輩にパシリにされたり雑用させられたもんです。
謎に先輩や上司から、理不尽な扱いを受けてもそれを耐えなければいけないという謎ルールが我が国日本にあります。「酒が空いたグラスあれば直ぐに注ぎなさい」「皆がつまみ易いように串外しなさい」「年下だから段取りしろ」「最年少だから運転しろ」そもそもどうしてそうなるのでしょうか。
年上を敬うのが文化だから?それではその文化が生まれた理由は何なのだろう。その理由を紐解いていけば、本当に年上を敬うということ、敬う必要がないことが見えてきます。
今まで闇雲に先輩は偉い、年下は言うことを聞いて当然という思考を持っていた人もこの記事を読んで頭を柔らかくしてみましょう。閉塞的な世の中を揉みほぐしていきましょう。
この記事を読んで貰えれば「年上を敬う」ことのモヤモヤがスッキリします。自分がそんなに尊敬できていなかった人のことをあらためて尊敬できるようになるかもしれませんし、心酔していた人のことを「あれ、そうでもないな」と思えるかもしれません。
年上を敬うべき理由
僕が年上を敬うべき理由というのは、自分自身の親であったり、組織や仕事で礎を作ったことだと思います。両親が居なければ自分がいないのと、自分が元気でこれまで生きてこれたのも両親や周囲の先輩方に見守られてきたからのはずです。
会社でも上司に引き上げられて部下は昇進していきますよね。
僕たちが今豊かに暮らしているのは、先人の人たちが便利な世の中を築き上げてきたからに他なりません。自転車があったり、車があったり、飛行機があったり、インターネットがあり、スマートフォンがあったり全部先人たちが作ってきたもので、今後生まれてくる子どもたちはそれらが当然のようにある時代を生きていきます。暮らしの基礎を作ってきた先人たちを今僕たちが便利な生活をしているので、敬うのは理にかなっていると言えます。
先人がいたからこそ今がある
僕たちが今豊かに暮らしているのは、先人たちが便利な世の中を築き上げてきたからに他なりません。自転車があったり、車があったり、飛行機があったり、インターネットがあり、スマートフォンがあったり全部先人たちが作ってきたもので、今後生まれてくる子どもたちはそれらが当然のようにある時代を生きていきます。
僕はiPhone(Apple)を世に送り出したスティーブ・ジョブズ氏のことを尊敬しています。当然会ったこともないし、どんな性格なのかも知らないけれど、スマートフォンを世の中に残した中心人物ということだけで尊敬してしまいます。iPhone3GSを手にとったときのワクワクは今でも覚えています。
揺らぐ先人たちの知恵
昔は年上の人は経験と知識が豊富で、正しい情報・判断ができるという絶対的な信頼があったことで敬われてきました。先人の知恵も引き継いでいるので、ノウハウが凄いのですよね。当時はインターネットもないので、年上たちの言っていることの正誤も確認していませんでしたし。
しかしインターネットの普及によって情報や正解が直ぐに確認できるようになってからは、この部分は薄らいできているように思えます。
年上から年下の物事を教えるという文化をインターネットがぶっ壊してしまったわけです。若い人の方がインターネットを使いこなして様々な情報や知識を得てすらあります。IT化についていけない高齢者に若い世代が教えることが増えてきている傾向です。
年上でも敬えない理由
ここからは年上とはいえ、敬う必要が無いんじゃないのという裏僕の意見を述べたいと思います。
- 先輩風を吹かせるだけで実力がない
- 自分の保身のために若者を蹴落とす・切り捨てる
- 自分のノウハウを次世代に伝えない
- 新しいものを取り入れようとしない
- 古い考え・昔話に固執する
- 立場が上の人の意見しか聞かない
- 何も生み出していない人・何も残していない
目下の若者や部下をこき使うだけ使って、結局何も若者や部下に知恵やノウハウ、ビジネスの土台などを残さない人を尊敬する必要はないと思っています。
基礎や土台、仕事の仕組み、技術やノウハウ、財産、そうしたものを残さない人は正直本来の「年上を敬え」という概念に当てはまらないと思います。バッサリいきました。
次世代に引き継がせることができる何かを生み出してこそ敬われる存在であるのであって、まして他人の足を引っ張るようなことをしている人は論外です。
次世代の人の為になっていない、先人の恩恵がない場合は正直敬われる資格はないです。
ちょっとしたことで次世代に繋げることができる(敬われる)
どんどん自分は年上だけど敬われるかどうか、自分に自信がなくなるかもしれません。僕も同じでサラリーマンたるもの自分でビジネスを作ったわけでもなく言ってみれば歯車のようなものです。
それでも何かしら生み出して次世代に引き継ぐものがあります。会社で作業員という一般的に見て歯車であったとしても会社が良い業績を出していれば、しれは少なからず貢献した成果です。次世代の作業員の雇用を生むことに繋がります。胸を張ってOKです。
年上は敬うべきだが、次世代にとって恩恵がない場合は敬う価値なし
僕は基本的には年上の方には、当然ですが敬語を使い、謹んだ態度をとります。
しかしながら、僕の時間や労力を一方的に奪うようなことをする場合、不利益を僕が一方的に被る場合は、毅然として対処します。そんな人を僕は敬えないから。敬う以前に年齢関係なく関わっちゃいかん。。。
若い世代が年上の人と関わる魅力はノウハウや活きた経験、技術だと思うのですよね。もしくは出世できるように引き上げてもらうなど。その部分を渡さずにただ先輩風吹かせて年下にアレやコレやこき使うのは見合っていないという話です。
年上の人に気をつけてほしいのですが、若い人をつかまえて説教したり、聞いてもいない昔話をするのは論外です。語るなら為になる話をしましょう。
今の若者ガチ凄い件
現代の若いは本当に博識です。意識の高い若者はインターネットを通じて有識者の有料記事やYouTubeチャンネルで学びを得ています。
知識だけではなく、哲学的にも、論理的にも成熟しているのが若い世代の人々です。当たり前です。僕たちが過ごしてきた時代の生き残ったものだけをインフラとして使えるのですから。超効率的に便利な世の中にショートカットで食い込んでいるわけです。
年上の人々は負けないように日々勉強しなければいけないと思います。僕も含めて。例えばスマートフォンに関してはこれからの世代は最初からあるものとしてネイティブ抵抗なく使いこなします。年配の方は「使い方がわからなくて電話だけしか使わない」なんて情けないこと言っていると敬われる部分が減っていきます。
次世代たちは生まれた時点でアップデートされた時代を当たり前に受け取って、更にアップデートした時代に適応していきます。総じて僕たちよりもアップデートされた存在です。張り合わずに尊重し、次の時代の発展を託しましょう。
僕たち自身も次世代から足手まといに思われないように進歩していかなければなりません。僕たちがこれからも次世代に何を残せるものを残し、繋げていきましょう。そうすれば自ずと敬われるはずだから・・・。