私はタイに住んで6年経ちました。その間に日本に居たときに起きなかった事がいくつか体に現れました。気候も食べるものも多少変わっているので、体にも色々現れているのだと思います。
駐在員の方やフリーランスや投資家でタイに拠点を置いている方も、もしかしたら共感頂けることがあるかもしれません。
結構色々症状がでた・・・!
蕁麻疹(じんましん)がでた!
脇腹に浮腫がでました。痒みやピリピリした感じがありました。酷くなると唇も腫れましたね。3か月から半年くらいなっていましたね。自覚のないストレスがあったのかもしれません。
リンパの腫れ!エラの下の方が腫れた。高熱も出た。
エラの方が痛いなと思っていたら、ピリピリ痛み出して、腫れも出ました。飲み物も食べ物もしびれたような痛みがはしり大変な思いをしました。
肩こりがひどくなった
日本に居たときはちょっと気になる程度でしたが、タイにきてから酷くなりました。オフィスで冷房をガンガンつけるせいで冷えます。設定温度上げてもタイ従業員がやたら下げたがる。
腰痛がでた
日本に居たときは全く縁が無かったのですが、タイに来てから背中が痛くなったり、腰がいたくなったりとトラブルが多くなりました。座り仕事の時間が伸びたこともあると思います。
痔になった
まさか自分が。。。痔なんて無縁だと思っていたのですが、これもタイにきてから気になりました。これも座り仕事が長くなったせいだと思います。
ぜにたむし が出た、汗疹が出た
タイは暑い国なので、汗をかきやすく、菌が繁殖しやすいことがあります。こまめにシャワーやベッドのシーツやタオルの交換が必要です。
肌が黒くなった
これはあるあるです。常夏のタイは日差しがいつも照っているのでゴルフなどする機会も相まって肌が日焼けで黒くなっていきます。
基本風邪をひくと長引く
よく言われることですが、常夏の国タイでは風邪をひいてしまうと基本的に夏風邪みたいに長引いてしまいますので、風邪のひきはじめでの根絶や未然の風邪予防をするのをおすすめします。
食あたり
食あたりに気を付けましょう。私も何度か経験がありますが、現地の人が平気でも日本人が食べるとアウトなことがあります。私の場合はビュッフェのイカで食あたりになって、腹痛・高熱が出たことがあります。辛いモノも気を付けましょう。
悪い事だけでなく良い事もありました。
鼻炎がおさまった
アレルギー性鼻炎の私は日本にいるときは、夜寝るときは鼻づまり、朝起きたらくしゃみや鼻水といった症状が出ていましたが、タイに来てから症状がほとんど出なくなったのです。同僚にも花粉症や鼻炎の人が居ましたが、同様に日本に居る時よりも症状が緩和されていました。
ニキビがおさまった
日本に居たときはあらゆるケアをしていてもニキビが次から次へと出て、大変な事になっていました。それがタイにきてから徐々になくなっていきました。加齢でニキビがでやすい時期を越えただけかもしれませんが。
原因は加齢と入浴をしなくなったから?
基本的にタイに来て出た不調に関しては、下記であると予想します。
加齢による新陳代謝の低下
歳にはかないません。自分はまだ若いと思っていても体とのギャップが生まれてくるのでしょう。
入浴しなくなった
暑い国なので、タイでは浴槽や風呂というのはあまりなく、主にシャワーしかないのが一般的なのです。
過剰に冷房がついた部屋
タイの人々は屋外など自然の風が好きな人も大多数いますが、一部でこれでもかと冷房をきかせて、何故か上着を羽織る良く分からない人も居ます。こちらが見かねて冷房を弱めても、すぐに強めてしまいます。
症状の対策
朝と夜シャワー
気候の関係もあって汗をかきやすいので、清潔にするために朝と夜シャワーをして汗を流すようにしました。汗疹などの肌トラブルはほとんどなくなりました。
運動・ストレッチ
新陳代謝の向上とストレス解消、筋力維持のために短い時間でも毎日運動するようにしています。風邪をひきにくくなりましたし、肩こりや腰痛の原因は姿勢にもあります。正しい姿勢の維持にはインナーマッスルはじめ筋力が必要です。短時間で前進きたえられるバーピージャンプを毎朝行っています。週末など時間がある時は1時間ほどウォーキングします。
座りっぱなしをしない、体を冷やさない
体を冷やさないようにするのと、同じ姿勢を長時間しないように努めています。どちらも血流をよくするためです。血流が悪くなると、コリが発生して肩こりや痔の原因となります。
健康の有難みを不健康になる前から感じるべし!
タイは素晴らしい国です。素晴らしい国での生活を豊かにするためには健康でいる事が大切です。日本とは異なる部分もあり戸惑うことがあるかもしれませんが、住めば都と言いますが、本当にタイは良い国です。
風邪をひくときもそうですが、体調不良な時にいつもの健康がいかに素晴らしいか実感しますよね。でも元気で健康な時はそれが当たり前でなかなか健康の有難みを忘れがちになります。
何事も悪くなってから治そうとすると、時間と労力、そしてお金も掛かります。健康で元気なうちに運動や正しい姿勢、規則正しい生活など体に負担を掛けない生活を取るべきであると私は思います。
駐在やフリーランスの活動の場でもタイは大人気ですね。タイの人々が親日的であることと宗教も仏教で日本に近いこと、車も日本と同じ右ハンドル、1年中温暖な気候、食べ物も割と美味しいというのが理由だと思います。
日本の生活からタイの生活へ変わるだけでも実は精神的にも肉体的にも負担が掛かっていることを私は実感しました。これまで生まれ育った日本の気候のサイクルとは別であり、感覚の異なる外国人に囲まれて、食べるものも厳密には違いますし、浴槽もない家が多い。そんな微妙な違いや不便さは少なからずストレスにもなり環境の変化、体調の変化に結びつく可能性があります。
タイに関係なく、その他の国や日本国内でも新しい生活が始まり、とりまく環境が変わる方が大勢います。全く気にせず快適に暮らせている方でも今一度体調・健康に気を配って幸せな時間を過ごせるように事が起こる前に万全の予防をして暮らしていきましょう。