「歳をとると爪が早く伸びる」という迷信を科学的に解説

時々「歳をとると爪が早く伸びる」というお爺ちゃん・お婆ちゃんがいますよね。それを口実になぜか人前で爪を切ろうとするのですが・・・。

結論から言うと歳をとると爪が早く伸びるのは迷信です。むしろ爪が伸びるのが遅くなるという説すらもあります。

ただ強いて言うなら、生活習慣などで歳をとると爪が早く伸びる可能性もあるので、科学的に考えられる例を挙げていきます。

爪が伸びるメカニズム

爪が伸びやすい条件というのは、以下です。

新陳代謝が高いということを考えるとむしろ年配者は若年者よりも方が爪が伸びるのが遅いとも考えられますね。

活動している時間で気温も高く血流が良いとされる昼間の時間帯で爪が伸びやすいです。実は爪が伸びる速度は、人差し指・中指・薬指が伸びるのが早く、次に伸びるのが早いのは親指、最も伸びるのが遅いのは小指なのです。爪を切る時になんとなく一緒に切っていますよね。

「歳をとると爪が早く伸びる」錯覚はなぜ起こったのか？

爪が伸びるメカニズムがわかったところで、本題のなぜ「歳をとると爪が早く伸びる」と錯覚してしまう人がいるのかという問題です。

考えられることは以下です。

上記が有力と考えます。例えば60歳と10歳では1年の体感は1/60と1/10で時間の経つ感覚が6倍異なります。1年が経つのが早いということは月日が経つのも早いということです。つまり爪を切る頻度も「この前切ったばかりなのに」と思い込むわけですね。

孫の姿を久しぶりに見たお爺ちゃんやお婆ちゃんが「この前までこんなに小さかったのに」と似たような現象です。（そういうことにしましょう！）

例外ですが、他に考えられる要因も下記となります。

若い頃よりも年配になって、気温の暖かい地域に移住したり、指先を使うことをはじめたり、筋トレや運動などして体質改善で新陳代謝が高まったり、爪の栄養素となるタンパク質をよくとるようになったという環境的な要因が重なって爪が早く伸びたことを歳をとったことと結びつけている可能性があります。

年配の人は人前で爪を切りたがる説

爪に関しての迷信ついでに僕も迷信を持っています。それはお爺さん・お婆さん・オジサンなどの年配の人は人前で爪を切りたがるということです。

何故か仕事場で余裕かまして爪をパチパチ切っている人がいませんか？そもそも爪を切るなんてムダ毛処理や化粧するのと同じようなことでしょう。家で人目のないところで本来するべきです。

仕事中は給料発生しているんだからそんな時間に爪なんか切るなよ、って話です。

恥じらいを知らない年配の人がやりがちな気がします。家でコソッと爪を切るのはなんだか寂しい、人がいる明るい時間帯にパチパチやりたいとどこか本能で動いているのでしょうか。

人前で爪を切るな！という記事を過去に投稿したことがあるので興味がある方は読んでみてください。人前で爪を切る人のことをボロクソにしていますｗ

爪切りは家でやれ！会社・職場・公共の場・人前はうるさい迷惑

歳をとると爪が早く伸びるのは迷信、ただ生活環境によってはありえる

最初に結論は出していますが、歳をとると爪が早く伸びるのは迷信です。

しかし、生活環境によっては爪が早く伸びるようになるので、歳をとって偶然爪が伸びやすい環境になる場合もありえます。

考えられるのは、歳をとると時間が経つのが早く感じるので「この前切ったばかりなのに」と思い込む場合か、睡眠時間が短く起きている時間が長い場合、せっかちになるので若い頃よりも爪が少し伸びただけで切りたくなることが考えられます。

科学的な根拠と関連付けて「歳をとると爪が早く伸びる」錯覚に関して考えられる場合を解説しました。爪が伸びのが早くなることをは歳とは関係ありません。むしろ歳と爪だけの関係で言うと新陳代謝が低下しているので、遅くなるはずです。

ということで、「歳をとると爪が伸びるのが早くて・・・」と人前で爪を切る免罪符にはならないので、爪を切る時は人前でやらないようにしましょう。

爪を切って気にしない人もいるでしょうが、僕はHSPなのでとても気になります。切った爪を飛ばされる可能性もありますし、パチパチうるさいです。

他の人がせっせと働いている時に爪を切るのは厚かましいですね。

いいオトナが人前で爪を切る行為はしない方がマナー的に良いに決まっているので、やらないようにしましょう。この記事で少しでも人前で爪を切る人がいなくなればと願います。（なぜそこまで自分を突き動かすのか、僕もわかりません）

それでは|彡ｻｯ