私がロードバイク入門で初めて買ったロードバイクが、FELT(フェルト) F75です。この2012年モデルを買って、4年間乗り回したレビューを綴ります。

felt_f75

結果から先に言います、「とんでもなくコスパの高いロードバイク」であったと思います。これからロードバイクの購入を検討される方へこのシリーズはとてもおすすめなので購入の参考になればと思います。

 

起

2012年ついにロードバイクデビュー!!なんと通販

初めてのロードバイクは、なんと通販でした。

ロードバイクは身長であったりサドルの調整で会ったりと自転車屋さんで購入・調整して貰うのが普通です。自転車屋さんで買えば、その後のアフターメンテナンスもサービスやロードバイクに関する情報を入手することができるため、私も店舗でロードバイクを購入するのがベストだと今でも考えています。

なぜ通販だったのか

コスパの高いロードバイクと言えば、GIANT(ジャイアント)が思い浮かびました。昔は評判が良くなかったですが、今や生産能力・設備・品質などコスパの良い自転車として筆頭に上げられる台湾のメーカーです。ほんとうならこのメーカーのバイクを買うつもりでした。

GIANTを扱っている自転車が私の住んでいる地域に無く、取り扱っていてもこれと言った買いたい性能・見た目ではなかったのです。

購入意欲が高まっていた時ですから、何としても欲しかったです。そこでネット通販でバイクを買って、アフターは近所の自転車屋にしようと決めました。しかしネット販売はしていないのです。ようやく他のメーカーのロードバイクに目を向けた時に、やはり値段を考えると通販の方のメリットが高いと考えて、ネットで購入することは変えませんでした。私は一番良いと考えるのは自分の好みに合う自転車をズバリ近所の自転車屋さんで購入することです。しかしなかなか人生思うようにいきません。

ネット通販は実際に現物を確認、フィッティングすることはできないのですが、ロードバイク自体の選択肢を多く与えてくれたのです。

FELT F75に決める

目立ったメーカーではないものの、確かな作りとエンドユーザーまで満足できるようなロードバイクを安価に提供するFELT(フェルト)を見つけます。

ルイガノ、ビアンキ、ジャイアントなどと色々メーカーはありますが、目立った宣伝もしていないのに、自転車自体の評価も高く、ネットでは取り上げられていたので、本当に実力で名乗りを上げたメーカーに違いないとFELTのロードバイクを購入することを決意しました。

FELT F75というロードバイクが良いパーツを使っているのに価格が安くとんでもないコスパ機であるということを知り、楽天市場で探したところ見つかりました。しかもただでさえ価格が安いのに、ポイントも10倍、更にライトやチェーンキー、ツールセットまでついてくるという最高の条件でした。これは運命と思いポチりました。

felt_f75.

当時の私としては、一度の買い物でたった1つの商品に10万円払うと言うことはとっても抵抗があって衝撃的な出来事でしたね。人生初めての高額な買い物でした。

 

 

承

FELT F75の具体的な性能と価格

性能・価格にはそれなりに理由があります。一般的にフレームの材質やコンポーネントのグレードで価格帯が決まってくるのです。

ちなみに今回紹介のFELT F75はアルミフレームコンポーネントSHIMANO105を採用しています。

フレームには種類がある

フレームには大きく分けて、クロモリ(主流から少し離れた)・アルミ(初級~中級)・カーボン(中級~上級)という感じですね。

クロモリ

価格やや高い、重量あり、マイルドな乗り心地、錆の心配あり

アルミ

価格安い、重量軽め、脚力が伝わりやすい、頑丈、固めの乗り心地、錆びにくい

カーボン

価格高い、重量軽い、マイルドな乗り心地、素材的にやや脆い、錆の心配なし

 

同じクロモリやアルミ、カーボンの中でもグレードが分かれますので一概にどれが良いか、自分にはどれが相性は良いのか悩みどころですが、そこがまた楽しいです。

FELT F75はアルミフレームを採用していますが、F75はアルミフレームにありがちな、乗り心地の悪さというデメリットが少ないと評判です。推進力もグレードの低いカーボンフレームよりも性能が高いと言われています。

FELT F75はアルミフレームを使っていますが、私は頑丈で長く使えることを求めていたので、理想的でしたね。

f75

コンポーネントにも種類がある

コンポーネントとはチェーン、ブレーキ、レバー、スプロケット、変速機などの事です。色々サプライヤーはあるのですが、今回はF75も使っているコンポーネントでもあり、業界で大きなシェアがあるSHIMANO社のコンポーネントを例に挙げます。

そのSHIMANO社のコンポーネントにもグレードが分かれており、下記のようになっています。【個人的な見解】と一緒に特徴が下記です。

  • DURA-ACE(デュラエース) 【最高】
  • ULTEGURA(アルテグラ) 【かなり良い】
  • 105(イチマルゴ)  【良い】
  • Tiagra(ティアグラ)【なかなか】
  • SORA(ソラ) 【気軽】
  • Claris(クラリス) 【とっても気軽】

それぞれに特徴があります。例えば、レースなど大会や競技向けなら105やULTEGRA, DURA-ACEとなります。でも、なかなかそこまでの性能が必要なことは無いのですよね。高い性能を求めると支払う金額も大きくなる訳ですから、オーバースペックにならないようにスペックを抑えて価格も抑えるのも選択肢のひとつです。

今回私の紹介するFELT F75は105のコンポーネントです。105は20万円台のロードバイクにも採用されているグレードですので、F75のお買い得な部分が如実に表れている部分でもあります。

brake_shimano105

shimano105

街乗りや軽い通勤でしたら、SORAやClarisで十分です。それでも普通の自転車よりも爽快に走ることができます。安い分少々手荒に扱うこともできます。高い自転車は駐輪する時など色々と気を使ってしまいます。高価なロードバイクとこうした楽に乗れるロードバイクの2台持ちという人も少なからず居ますね。

 

 

転

自転車があると行動範囲や趣味が広がる

自転車、特にロードバイクがあると、行動範囲や趣味が広がったと実感しています。ロードバイクだと、普通の自転車では行けない距離も楽々で移動できますし、自動車とは違って、周りの風景に触れられますし、面白そうなお店を発見することができます。

自動車ですと駐車がネックになりますが、ロードバイクだと気ままに停められますよね。私の場合は、その特徴を活かして神社めぐりとカメラ(写真)の趣味に活かしました。

元々神社めぐりが好きでしたが、美しい神社を写真におさめたいと思うようになり、一眼レフカメラを買い自動車でめぐっていたのですが、そのうち普段の風景にも興味を持ち、ロードバイクを買ったら、自転車で神社やお寺をめぐると運動にもなりますし、思いもよらない風景にも出会えました。

自転車・神社・カメラ、自分で物好きだと思いますがとても相性の良い組み合わせであると気が付きました。人それぞれ、自転車を起点として様々な人に出会えたり、様々な場所へ行けたりと今までの人生を良い意味で変えるきっかけになるものです。ロードバイクは高いのですが、それ以上に得るものも多いのだと私は思います。

ロードバイクは持っているだけでも何となく誇らしく感じますね。ロードバイクを使って動力は自分の脚力です。自分の力だけでとんでもなく速いスピードで疾走するというのも清々しいです。

ロードバイクは、飾るだけでも、乗るだけでも非常に魅力的ですが、ロードバイクによって様々な場所・風景・人・もの に出会え、日々の生活や趣味を広げることができるのです。

 

 

結

ロードバイクは迷ったら買いましょう!人生を豊かにします!

私はロードバイクを購入し、乗ってとても満足しています。なぜなら私の人生を楽しく充実したものにしてくれたのです。私が購入したFELT F75のスペックのまとめ、購入した後に感じたメリット、暮らしが変わった点を紹介します。

FELT F75のまとめ

まずは私の購入したFELT F75の情報をまとめます。

  • アルミフレームで丈夫
  • コンポーネントはSHIMANO 105
  • レースや大会にもエントリー出来る性能
  • 価格は10万円台
  • 性能の割に価格が安くコスパが良い
疾走感

自分の力でロードバイクを介すると今まで体感したことないスピード感と長い距離を走れるのかという疾走感と達成感は病みつきです。ロードバイクの楽しみの神髄ではないでしょうか。

所有欲

物置や車庫などあれば良いですが、私は部屋置きしていました。世の中にはルック車と呼ばれるものもありまして、ロードバイクの美しいフォルムを見ているだけで幸せな人も居ます。部屋で飾っておくだけでも大満足なのです。

神社めぐりが捗る

神社めぐりは自動車で移動すると時間も短縮できて、遠くの場所まで行く事が出来るのですが、ロードバイクで長い時間を掛けて辿り着くというのも達成感があり楽しいです。

ひたすら目的もなくロードバイクを乗るのは、私は辛いです。神社という目的地を決めてその場所へ向かうことで、ロードバイクの楽しみと継続して様々な場所へ行くモチベーションとなるのです。

写真が捗る

神社めぐりのついでに購入した一眼レフ、スマホのカメラ機能もとんでもなく綺麗になっていますが、やはり一眼レフでこんなにも映し出すものが違うのかと感動しましたね。今では神社めぐりよりもメインになりつつあります。

ロードバイクで撮りたい風景の場所へ向かい、その往来の際にも思いもよらない綺麗な風景に出合えるので、写真を撮っています。これも神社同様に写真を撮りに行くという目的がロードバイクで長距離走るモチベーションとなっています。

生活習慣が一変して充実する

ロードバイクを買う前と買った後では、外出する頻度も変わりましたし、充実した時間の過ごし方が出来ていると思います。

購入する以前は、テレビを見て、パソコンでインターネットをして、気が付いたら時間が過ぎているという生活でした。これも時間を贅沢に使えて悪くないと思います。

購入した後は、朝から外出するようになりましたし、翌朝になるのが楽しみで朝早く起きるようにもなりました。

ロードバイクの爽快感、ロードバイクによって行ける様々な場所、思いもよらない美しい風景をカメラで撮ることができています。ただロードバイクを乗っているだけではモチベーションの維持も難しいですが、神社などの行きたい目的地、気に入った風景や物の写真を撮ることは相乗効果で益々楽しくなっています。

ロードバイクが欲しいけど迷っているという方、私も同じように迷っていました、今ではどうしてもっと早く買わなかったのかと思っているくらいです。迷っていても思い切って買うとすっきりします。

何か生活習慣を変えたい方や、運動したい方、日々の生活に刺激を持ちたい方などあらゆる人にロードバイクに乗って頂きたいです。もしロードバイクに興味を持たれたのでしたら何かの縁だと思います。

ロードバイクがある生活を思いきりエンジョイすることができるので、ロードバイクは迷ったら買いましょう!人生を楽しむのにロードバイクはコスパが最高に良いツールです。

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