どうも最近タイトルを凝っても意味がないと思い、SEO的にはよろしくない超短いタイトルにしている僕です。
今日のテーマは日本がダサくなるお話です。日本語で文章を書いている以上、読者が日本人で、その日本の方々が自国のネガティブな情報を目にするのは気に食わないと思います。
しかし自国だからこそ冷静に日本のダサい所に目を向ける必要があります。ダサい日本に目を背けるな!
ダサくなる日本とは
日本には世界に誇れる起業もありますよね。トヨタやSONY、任天堂など。漫画やアニメも素晴らしいです。とはいえ、先進国の中では経済成長率が最低クラスなのが現実です。
物価や賃金も上がらず、近年では「安い国」「安い日本」として外国の人々がブランド品購入や旅行に来るようになりました。
反対に言えば、どんどん日本国民が住みづらくなっているわけで、お客様が偉いという思考の日本は客として来る外国人に媚びていくことになるでしょう。
インバウンドが期待できて良いように思えますが、安売りというのは、結局ブランド価値を落とす行為です。日本という国のブランド力が落ち、悪く言うとナメられてきているとも言えます。
高齢者が実権を握りすぎている
社会保険料がグングン上がっています。老人の年金や病気の健康保険など手厚い反面、高齢者に都合の良いものになっています。
高齢者が人口の大部分を占めるので、政治家も気に入られるような政策をするのは当然で、ますます歯止めがききません。そもそも政治家も高齢者ばかりですよね。
これもダサくなる要因ですよね。国全体が老人向けに設計されていくわけです。老人よりも若者の方が動きも仕事量も体力もあるので生産力や成長性がありますが、その生産力を伸ばしていくよりも、老人の快適性を優先しています。
島国の保守的なおじいちゃん・おばあちゃんスタンダードだと格好良いとはなりませんよね。いつまでも若々しくカッコイイおじいちゃん・おばあちゃんがいるのはわかりますが。
流行やトレンド、新しいテクノロジーにも当然疎くなるので、日本はダサくなっていくわけです。
超保守的なというか国力を削りながら凌いでいる
高齢者の多い日本では当然保守的になりますね。自身も人生が長いというわけではないですし、これといって何か新しいことを始めるバイタリティもない。自分の今まで知っている範疇で物事を考えた方が労力もストレスもないので、新しいことを受け付けません。
この保守的というのは国力を維持していれば良いのですが、国民は高齢化して生産力や消費が停滞、外国と比較しても相対的に経済成長も低いので、追いつかれ・追い越され・引き離されています。
未来への投資をしていないので、どんどん国力を削りながら年月を経過させている状況です。
日本という島国だけで考えれば、物価も上がらず、老後の貯金で過ごせて良いかもしれませんが、対外国で考えれば、外国は物価や賃金が上がっていて、それでいて円の価値が安くなっているということが起こっています。
国内の物価や賃金が上がらず、円安になるという状況は、例えば原油高はじめ海外の輸入品や原材料が高くなるわけで、日本人は給料が上がらないのに値上がりした商品を買うことになります。
ただでさえ、貰える給料が海外と相対的に減っているのに、出費は相対的に増えているのです。つまり貧しくなっていくわけですね。
物価や自国通貨価値が上がっている外国の人は収入がアップしている上に、自国よりも日本の方が割安で買い物をすることができるのです。
老人にとって快適な国にすると、外国人にとっても都合が良い国になっていますね。肝心の日本の若者たちの先の長い人生は、社会保険料や年金を納めて支えても結局自分たちの世代は恵まれない政治をされるというなかなかのハードモードです。
このままではマズイと気づいてすらない人は論外ですが、気づいていても何か変えられるわけでもありません。目先の高齢者の票取りに政治家は躍起になり、生産性も未来への期待もなく刻一刻と日本の国力を削っていきます。
日本は良いところも多い
日本をメッタメタに切ってきましたが、良いところもあります。例えば、良くも悪くも高齢者スタンダードなので、高齢になっても安心して住めることです。僕からすればヌルいのですが、でもホッとする部分でもありますね。治安が良いです。
あとは、警察や地方公務員がそれほど腐敗していないという点も良いと思います。海外でよくあることですが、警察が交通違反で検挙したかと思えば、賄賂を受け取ってそのまま済ませることがあります。地方の役場でも手続きが遅い・手続きを進めるために賄賂を暗に要求することが多発しています。
そんな中、日本の警察や地方公務員は真面目だなと思います。「お役所仕事」と揶揄された融通のきかないところも、インターネットの口コミの発達で是正されてきていますし。
日本の国会議員は良いイメージはありませんが。いまさら期待するのも無駄でしょう。仮の話ですが政治の中心が腐敗しているというのは考えたくもないことです。
頑張ってお勉強して地方の名主となり、高齢者の票取りに勤しみ、目立った改革もせずに国力を犠牲にして私腹を肥やしていく人生は悲しいですね。皮肉です。
日本は将来、安くてダサくて、ナメられるかも
日本は高齢者の人口が多いとはいえ、政治や経済を寄り添い過ぎています。新しいテクノロジーの取り入れも遅く、決めたことを撤回して改善することも遅くなりました。
経済成長も乏しく、賃金や物価も他の先進国に比べて割安で「安い国」と言われ始めています。安さ価値のないもの、ブランドの低下を意味します。当然ナメられてしまうわけです。
日本の奥ゆかしさや過去の栄光は、反対に言えば海外のハングリーさの前には競争力を失います。
経済的な豊かさを求め、下降していく安い国日本を出て海外へ出る若者も多くなるでしょう。しかし、日本というヌルい環境で育った人々が海外へ出て豊かに生活できるかは難しいと思います。
日本では聞けば誰かが助けてくれる、教えてくれるとどこかで思っていますが、海外はそんなかんたんではありません。
誰も助けようとしてくれません。日本の様に学校や会社で先生や先輩が手とり足取り教えてもらえて、受け身でいれば良いという環境ではないのです。海外の場合はむしろ無知なことがわかると搾取される世界線です。
先人たちのおかげで、日本は世界有数の経済大国になりました。日本のパスポートは世界中でも信用度がトップです。現在の高齢者世代のおかげて成長が止まってしまっていますが、今後日本という国自体の評価が変わらないか不安です。
僕が恐れている未来は、国力の落ちた日本に来る外国人が幅を利かせて、受け入れる日本人は安い給料でサービスなど媚びへつらうこと。日本では豊かになれず海外へ出稼ぎに出るが、「貧しくなった国から来た」ということで、結局安い賃金でこき使われて仕事をすることです。
日本は「安い・ダサい・高齢・物知らずで騙しやすい」とナメられないように祈るばかりです。それでは|彡サッ