本当に仕組みって大事だと思うんですよね。正しいことをした人が報われる仕組み、非道・卑怯な人は罰せられないまでも得をしないような仕組みにしなければなりません。

例を挙げながら紹介していきますので、みなさんも身の回りに似たようなことが起きていないか確認してみてください。

起
正しく報われるような仕組みにしないと成長や発展がない件

「世の中は理不尽で溢れている」と諦めてしまっている人がいそうですが、いやいや理不尽がまかり通っていたら、真面目に頑張る人が減ってどんどん世の中が負の連鎖に陥っていきますからね。

自分だけのことを考えて行動してセコいことしていると身の回りの世界をどんどん腐らせていくことになることをまず認識しましょう。

先に抽象的な話をすると、要はズルをしたりセコいことをして自分だけ得をしようとする人が、実際に得して、その周囲の人が損をしているとそのコミュニティには成長や発展がないよね、って話です。

ズルをしたり、サボったり、誤魔化したり、嘘ついたり、他人に押し付けたり、そんなことをしている人間がまかり通ってしまうと周囲の人間やコミュニティ全体が腐ってしまいます。

よくいるタイプでズル=賢いと思っているタイプが本当に最低だと思います。

自分の努力で攻略法を見出してハックする意味でのズルさはまだ理解できますが、自分だけの利益を優先して他人に損失を押し付けるいわゆるテイカーをのさばらせおくと成長や発展はありません。

真面目に頑張って報わせないのであれば、みんな楽して頑張らずにズルしてやろうと考えますよね。向上心を失い、如何に楽をするか・サボるか・逃げるか・押し付けるか、そんなことばかり考えている集団に成長も発展もなくなっていくのは当然のことです。

承
発展していかない具体例

具体的に例を紹介します。

セコい・ズルい人が得をしてしまう

会社で業務を他人に押し付けて、あたかも自分で行ったように成果を自分のものに横取りする人間が結構います。この横取りした人の行為を指摘・注意する人が会社内に居ないとおうした行為が横行して、真面目に仕事をする人が減っていきます。

仕事ができない人間のフォローを仕事ができる人間にフォローさせる場合も同様です。日本の会社に多いのが、同じ給料を渡しているが仕事に支障出さないためにできる人間にハードワークをさせることです。そんなんサボった方が得じゃんとなってしまいます。

倫理的・人格的なセコさ

結婚した同僚に祝金を渡さずスルーする。普段関わり合いのある同僚結婚しても一部の人は祝金を渡しセコい人は渡さなかったりします。遠縁の人から祝金が届いたのに、身近な人から祝金がなかったりすると、セコすぎて呆れますね。とはいえ、良心に委ねる部分なので「金払えよ」なんていうわけにもいきません。

人間性の問題なので仕方がないですが。人によってはずっと根に持たれます。目先のお金よりも大きな信頼を取りそこねているパターンですね。

面倒から逃げてもお咎めがない

技術指導社として派遣されたのに、実際は狭い範囲の目の前の業務だけで、肝心の技術指導をまるで行わない。確かにその技術者が居る間は目の前の仕事は回るので、表面上は仕事が回るかもしれないが、現地スタッフが成長すればもっと業務効率がアップし、全体のレベルも上がるはずだ。

しかし他人に教えると自分自身の価値も薄まるし、そもそも業務に加えて、他人に教えるなんてエネルギーを使って大変なことなので、やらずに済むならそれがその技術者本人にとっては良いことだろう。しかし会社にとっては良いことではない。でも意外と「ちゃんと指導してくださいよ」と言えないのですよね。

結局は、セコいことサボりをしても誰からも減給や降格、お咎めがないということはセコければセコいだけ得をするということになる。ズルをすることが得だと思うと並の人間はそちらに流されることが多いでしょう。

転
正しいこと・頑張りが報われる仕組みが必要

悪いことがやりにくい仕組みと正しいことが報われる仕組みにすることが重要です。そうした仕組みが中途半端であやふやになっているとセコい人間たちがズルし始めるので、徹底的に仕組み化しましょう。

ズルやサボりをすると損をする仕組みにすべき

会社の例で言えば、ズルやサボりをしている人は降格や減給させること、頑張っている人間を評価して報われる仕組みを作るというのは当然目指すことですが、実際はできていないことが多いです。真面目で成果を出している人間が報われる仕組みにしないと成長していきません。

結婚の祝金もそうですが、冠婚葬祭では互助会など仕組み化して不公平ないようにするのが良いのではないかと思います。強制することでもないのですが、払わなかったもの勝ちみたいなセコい集団にならないようにしてほしいですね。結構貰う側になってみると、祝ってもらえるかなと思っていた人から祝金がないとセコいなぁと一気に失望に変わります。

成果を正しく評価する

技術指導の件、自分の目先の業務だけして現地スタッフに技術指導しない場合は、状況を見て別の技術指導できる人員に交代、現地スタッフが技能アップすると昇給する仕組み、技術指導が行われていると評価した場合は教えた技術者の昇給など向上していくように細かな仕組み化をしなければ発展していきません。

ズルしたり悪いことをした方が得するような仕組みよりも、良いことをした方が取り分が多い様な仕組みにしないと真面目で正しい人が活躍できずに、減少していき、セコい不真面目な連中ばかりが残ってしまうよって話です。

そんな人間ばかりでは表面上や目先では上手く言っても、細かい効率面や利益面など長い期間で考えると発展はないでしょう。

結
セコい行為やズルをするよりも正しく真面目な行為の取り分を多くする

悪い行いの人間は悪い評価をする、できる人間には良い評価をする、単純明快な仕組みですが、その仕組みが機能していない会社やコミュニティが多いです。

仕事ができない人間が居ても、その周りの他の人に「ちょっと彼のフォローしてよ」と目先のタスク処理をさせようとしますが、そうすると仕事ができない人間はいつまでも仕事ができないし、その周りの人間に負担が増えます。木を見て森を見ずで、目先のタスク処理だけで根本の解決になっていません。

仕事ができない人間はいつまでも仕事ができないままで、むしろ自分ができなくても周りが助けてくれると味をしめて余計にサボる可能性もあります。そうするとフォローしていた側も自分が早く仕事を終わらせても仕事ができない人間の仕事のフォローなんてしたくないと思い、全体的に業務レベルが落ちていきます。

真面目にやっている人が損をするような仕組みは、せっかくの人材を腐らせる原因となります。セコい・ズルをする人間を甘やかすとロクなことになりませんので、きっちりとそのような行為をしている人間を制することで、真面目に正しい人間が快適なコミュニティとなります。正しいこと良いことをすると報われる仕組み作り、もしくはそのような仕組みが構築されているコミュニティに属しましょう。そうすることがあなた自身の心が平穏にそして業務のスキルなど自己成長にも繋がります。それでは|彡サッ

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