私は学生時代から御朱印を集めるようになりました。今でこそ一時、御朱印ガールや御朱印ブームなるものがありましたが、私は十数年前から御記帳頂いています。
東京都内だけでも神社やお寺は多くありますが、私は地方を含めて記帳して頂いて、その中でのベスト3を超私的に決めました。
御朱印帳に記帳されたものを眺めてみると本当に迫力があって圧巻ですよね。半紙しかない神社もあるかもしれませんが、出来れば大好きな御朱印長に直接記帳して頂くことをおすすめします。すべてのページが記帳された時の完成度や満足度が変わります。
第3位から発表
鳥森神社(新橋)
御朱印とは墨と朱印の2色だけの頭しかなかったのですが、この御朱印を見てこんなカラフルな御朱印もあるのかとすっかり魅せられてしまいました。
衝撃を受け、感動が強かったのでランクイン。
第2位
雄山神社(立山頂上)
山頂にある神社は解放される時期にしか訪問・記帳できないので、必然と稀になる御朱印です。時間を掛けて傾斜のある山を登って辿り着くことで御記帳頂けます。時間と体調を調整しないといけないです。
御朱印の美しさや形状ではなく、記帳までのエピソードがあるタイプですね。
第1位
まさかの…..普門院(亀戸)
普門院は亀戸七福神の毘沙門天であり、上記はその御朱印です。
超がつくエピソード型でぶっちぎりの第一位です。
下調べして、クセの強い住職がいるということで、いざ決意して参拝しました。御朱印の受付みたいなところはなく、どうしたものかと思っていたら、境内に建物があり、そこに変わり者住職さんと出会い、御朱印をお願いしたのですが、世間話のような説法が開始!!終始ひたすら聞くことに。
夏場の暑い状況で、灼熱の中汗にまみれ、蚊に刺されながら耐えていました。私の身の上話や和尚のお話を3時間くらい??説法が終わった後でようやく御朱印を頂きました。
住職の強烈なキャラクターと、もしかしたら本来ここまでしないと御朱印は頂けないものかと再確認した次第です。ネットでの評判はあまり芳しくないようですが、数多くの神社・寺を訪問した私が数年経って思い出し・強烈に記憶に残っているのは確かな事です。
おわりに
神社・お寺は神聖な場所であり、参拝にはルールがあります。
神社での手水の手順を綺麗に出来ているかいないかで、ガチかニワカか分かります。入口の鳥居をくぐる時の一礼、参道は真ん中ではなく、隅へ寄るなど、参拝は二拝二拍手一拝の日本人的つつましさ、尊敬・謙虚さをもって参拝しましょう。
更に御朱印を頂くにも厳格なところがあります。スタンプラリー感覚ではなく、本来はその写経、つまり御経を書き移して納めた証だったのです。今よりも時間を掛けて思いも込めてようやく記帳する事ができたものでした。
トラブルなく神社やお寺の魅力やそれぞれの良い気流・御朱印のパワーを感じることは良いことだと思います。
パワースポット巡り、神社やお寺を回って、御朱印集めするだけでも外へ出て良い趣味になりますし、自転車やカメラなどの趣味と組み合わせる事ができます。
実際私もロードバイクに乗りつつ都内の神社・寺巡りをして2つの趣味を同時に行うことができて一石二鳥と考えていましたが、その地を巡る過程や出会う人々、訪れた周辺の店などすべてが素晴らしい思い出であり、パワーを貰えたと思います。
大切なものに早く気付くことができる、それが御朱印の本当の良さなのかもしれませんね。