何年も使えてアジが出る、そんな革靴を探してスコッチグレインにたどり着きました。国産で日本人に合った良質な革靴です。私が購入して実際に2年間使用したレビューも含めてまとめています。
革靴ならこれ一択ではないかと、そう思えるほどのクオリティとコスト、最強のコストパフォーマンスをご覧あれ。
アウトレットで匠シリーズ
スコッチグレインというブランドの革靴が国産で品物もとても良いと人づてやインターネットで学びました。ネット通販でも販売されていますが、革靴はやはり直接試着して合ったものを購入しないと足にも財布にも痛い目を見ます。
更にアウトレット限定で良い革の靴が超良心的な価格で販売されていると知り、遠出をして三井アウトレットモールへ向かいました。
インターネットで予習しまくっていた私は、当然目星をつけて品番もメモして行きました。がしかし、目星のアイテムがなく落胆しそうになったのですが、店員の方に勧められて出されたのが品番「HA-9046」でした。
パッと見、結構派手な色だなと正直思いました。地味大好きな私ですが、そんな気持ちを上回る格好良さ、足を通してみると
俺氏:うっ、せまい。サイズ表記もスニーカーに比べて小さいし、やっぱ小さかったか
店員:つま先さえ当たっていなければ、やや小さめがおすすめですよ
店員:こちらでもみさせて頂いたところこのあたりがぴったりかと
私が普段履いているスニーカーは、ナイキやニューバランス、アシックスなどモデルによりますが、大体26.5cmのサイズのものを購入しています。
それが革靴になると写真にもあるように25というサイズです。
正直まともな革靴を履いてこなかった私はスニーカーのサイズ表記しか頭になかったので、半信半疑でしたが、プロが言うなら間違いないと購入しました。
そこで購入したのが限定の”匠”シリーズです。
2年間履いて気付いた事・感じた事
最初は足の甲が超痛かったです。指も小指を中心に激痛が。最初のうちは足全体も痛くなって、もう散々でしたね。
頭をよぎったのは、
やっちまったか?・・・
という思いでした。
インターネットで「革靴 痛い」で検索してみると、革靴の履き始めは痛いという事でした。しかし耐え難い激痛が続きました。
しかし10回目くらいの着用からあまり痛くなくなりました。むしろ何だかフィットしているような。
店員の方のアドバイス通りでした。さすがはプロですね。今では、履くたびに自分の足に馴染んでいくような気がしてとても楽しみです。ピッタリの靴を履くって良いですね。シューホーン(靴ベラ)を使って履きますが、足を入れてカカトを落とす時の「プシュー」という音を聞いてニヤニヤしています。
買って超超超良かった!!
革靴って歩きにくい、固い、痛い、疲れるというイメージでしたが、本当に良いものは違いますね。素足でもフィットします。革も劣化していくどころか、シワや革の深みといった風合いが増してどんどん格好良くなります。
スコッチグレインとは:匠シリーズとは
スコッチグレインは、ヒロカワ製靴の日本の国産ブランドです。
スコッチグレインには匠を冠している上質なレザーを使ったシリーズがあります。品番がHAから始まるのはアノネイ社(フランス)、品番がHGからと始まるのはワインハイム(ドイツ)のレザーです。レザー好きならどちらもご存知でしょう。
靴の形で選ぶのが靴を選らぶのが一般的ですが、靴に使用しているレザーで選ぶ方もいるでしょうね。基本的に匠シリーズはアウトレット店舗などの限定品です。良質な革を使った限定品がアウトレット価格で購入できるわけです。専用のシューホーンも付いてきます。
最強過ぎるコスパ:他では提供できない品質・日本人に最適
レザー好きで財布やカバン、小物に至るまで国内外のレザーに触れてきましたが、このスコッチグレインの匠シリーズ「HA-9046」の革はとても良いです。ハリがあり、かたいようで、吸い付くような手触り、下記にこのスコッチグレインを靴磨き(初心者)した記事がありますので、一緒に読んで頂ければと思います。
靴磨きをするとまた一層足へのあたりが良くなります。ただ、磨くのではなくしっかりと汚れを落としてクリームを入れてあげるのです。靴磨きの後に我慢できずにすぐに足を通すと足のつつまれ具合がソフトになります。元々の革が良ければ尚更です。
このクラスのレザーを使って日本人の足に合う形でなおかつ良心的な値段です。非の打ちどころがありません。靴なんて安いものを探せば数千円いや、数百円で買うことができます。しかし一生ものと呼べるような良質な靴をこの値段で購入できるのは大きなチャンスです。日本人に生まれてきて良かったと思えます。大袈裟ではなく、ガチで。卍で。
日本の企業を応援することにも繋がると思うと、もう1足、もう2足と買い足していきたくなりますね。