言いやすい人にしか言わない人って居ますよね。こういう人に限って自分の弱さを棚に上げて、言いやすい相手に対しては強気な発言や平気で傷つけるような発言をします。

言いやすい人にしか言わない人の特徴やそういう人の分析、対処方法をこの記事で挙げていきますが、自分も同じようなことをしていないか見直してみましょう。

 

起
言いやすい人にしか言わない人の特徴

「言いやすい人にしか言わない」というのはもう少し言葉を変えると、「都合の悪い事を言いやすい人にしか言わない」という意味です。より具体的に言うと、「依頼や催促・注意など空気が悪くなるような内容を言いやすい人にしか言わない」ということです。

結構こういう人は傾向があるので、述べていきたいと思います。

言いやすい人にしか言わない人の7つの特徴
  • 表裏がある
  • 自分に甘い(自分のことは棚に上げる)
  • ストレスから逃げてしまう
  • 責任感がない
  • 全体や効率面を考えられない
  • 組織よりも身の回りだけが大切
  • 良い話は自分の手柄にしたがる

利己的で、目先のことを考えている人が多いように思えます。割と他の人にバレないようにターゲットにした相手にピンポイントでコソコソと言うのも特徴ですね。

言いやすい人にしか言わないのではなく、言えないのです。その心の弱さとは裏腹に言いやすい相手には徹底的に好き勝手なことを言う図太さもあります。

 

承
なぜ言いやすい人にしか言わなくなるのか

世の中には逆らってはいけない人も居るかもしれません。学校の番長や裏社会の住人、会社の重役など。しかし明らかにそういう何か意見をしてはいけない人はほんの少数で普段は滅多に関わりがないはずです。

ここでは普段身近に合う人間関係の話をしていますが、どうして言いやすい相手にしか言わなくなるのか、簡単に言えば楽だからです。

自分が何か意見を言う相手が気弱だったり、親切だったり、器が大きかったり、そうした相手を選んで自分が楽をするために甘えて、色々意見を言うのです。

できることなら、ストレスなく他人とやり取りしたいですよね。問題なのは、【その人に言うべきでない事】まで押し付けることです。または、【言いやすい相手にばかり】押し付けることにあります。

自分は言いやすい人を間に入れて、その相手から自分が話したくない人に伝言させる馬鹿げたことをする人もいます。直接言った方がニュアンスも伝えられ、関わる人員を減らせば時間を有効に使うことができます会社で言えば、会社や組織全体で効率面を考えられていない身勝手な行為です。

普通の人であれば「自分は情けない」と反省して行動をあらためるでしょう。しかし自分の弱さを棚に上げて、言いやすい相手ばかりに無理難題を押し付けのエスカレートをしていく人も居ます。

会社の上司であれば仕事のバランスを見て、うまく割り振るのも必要なはずです。また、デキる人だけでなくその他に人のスキルアップも考慮すべきです。その上司が言いやすい人間にばかり言っていては、言い返せない部下はオーバーワークする一方ですね。

そもそも自分でやるべき内容であることに加え、全体を見ずに言いやすい相手に局所的にタスクを押し付けることになります。全体で見ればタスクをこなせるのに言いやすい相手ばかりにタスクが集中して効率を悪くする面もあります。

 

転
カモにされないための対策

言いやすい人にしか言わない人々のカモにならないための方法は、都合の良い奴と思われないことです。

何でも「ハイ、ハイ。」真面目にやっている者が馬鹿を見ます。正直者が馬鹿を見る、です。

一度は利用されるにしても一筋縄で簡単にやってしまうと図に乗ってエスカレートさせてしまいます。

無視をするか、「え?私がですか?」「いつも私ですね~」など反撃をしましょう。動じずに全て相手の弱さを見透かした上で対応することです。

図太く押し付けてくるタイプは結構、嫌な顔したり、渋ってもお構いなしです。「何でもこちらに押し付けないで自分でやってください」と言うのも奥の手です。

言いやすい人にしか言わない行為というのは冷静な第三者から見れば情けない行為です。まずは言いやすい人にしか言わないタイプの人と2人だけで話すのは避け、メールやチャットなど閉塞的な場では無視をするようにすること。なるべく第三者などいるところで話をした方が良いです。

「頼りにされている」「それくらいやってあげればいいじゃん」なんて周りは言うかもしれませんが、それは他人事だから言える言葉で、当事者の言われた側はたまったものではありません。基本的に頼られる人は忙しいです。

 

結
言いやすい人にしか言えない人は相手にしない

言いやすい人にしか言えない、言いやすい内容しか言えない人は、はっきり言ってザコです。自分も楽をして一部の言いやすい人に無理をさせるだけで、周囲も全体的に成長に繋がりません。

結論ザコは相手にしないのが一番です。

#口悪い

ザコを相手にしても自分のレベルは上がらないからです。ポケモンで言うと、これからチャンピオンロードに向かうのにLv5ポッポを倒してレベル上げなんてしませんよね。

スルーするのが1つですが、相手にするとしても一発で仕留めましょう、Lv5ポッポを相手にするように。格の違いを見せつけて「言いやすい人にしか言えない」という核心を突いて強烈な一言をブチ込みましょう。そうすれば次からは言ってこなくなります。

【言いやすい人にしか言わない】という行為はダサいので絶対にしないようにしましょう。しかし客観的に自分を見ることができない人はむしろ自分の行為を正当化していたり、自分さえ楽ができればそれで良いという思考であったりするので、駄目な事だと自覚がないことが多いです。

そのため一撃で強烈に仕留める必要があります。度胸が必要ですが。

私は【言っても無駄な人は相手にしない】ことにしています。最初は提案しますが何度か場合聞き入れない場合は、無駄な人とは極力関わらないのが良いです。その人にパワーを掛けるよりも他にパワーを注いだ方が、圧倒的にパフォーマンスに優れるからです。

たいてい、自分に甘く他人にばかり仕事を押し付け、理不尽な要求をしている人というのは、自身はスキルアップせず、多くの敵(しかも強化済み)を作っていますので自然淘汰されていきます。

自然淘汰を私は多く見てきました。会社の看板や立場などを良いことに、無理な要求をする、というのが本件の良くあるケースです。不当な扱いを受けた事実が白日の下にさらされた時には、コンプライアンスやパワハラが社会的には許されません。

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