この度僕と妻の間に初めて子を授かりましたので、ご報告致します。妻も妊娠して安定期に入りました。タイトルの通り妊娠に至るまで2年掛かりました。

妊活に苦労しましたが、妊娠に至ったことを本当に嬉しく思っています。今現在も妊活中の方や妊娠中の御夫婦の方、今後子どもが欲しいという方に向けて発信しようと思い記事にしました。

起
結婚から妊娠まで長く、本当に辛かった・・・でも

結婚するまで同棲した期間も長かったので、結婚してからすぐに子どもが欲しいと思っていました。でも1年経っても、2年経っても子供を授かることはなかったのですよね。

親戚や知人から「赤ちゃんまだ?」「お子さんはまだ?」みたいなことを聞かれるのが苦痛で仕方なかったです。こちらも内心『欲しいけど、できないんだよ』と思い、とてもストレスでした。

とても悩みましたが、結果はご存知の通り、僕と妻の間には命が宿りました。詳細は伏せますが、妊娠が難しいと言われた僕たち夫婦が自然妊娠できました。

僕と妻が結婚から2年以上子どもが授からなかった間に、妊活で生活習慣の改善を行いました。夫婦で努力し続けたことが報われたのだと思います。

妊娠が分かった時の喜びと言ったら、間違いなく人生で一番嬉しかったと覚えています。ずっと待望していた、両親にも孫の顔を見せたかった、妻との間にも子供を残したかった、様々な思いが苦悩から喜びに変わりました。

承
妻のつわりが酷く入院

妻が妊娠して喜びを爆発も束の間、妻はつわりが重いタイプだったようで食事もできず、歩くことすら難しくなっていきました。体重も減り、顔色も悪くなっていき、涙を流すことがありました。

あまりにも辛く衰弱していたので病院へ行き薬を処方して貰いました。途中定期的に月に1度検診に行きますが、子供の手足がグルグル動いている姿を見ることができて夫婦ともに頑張ろうと励みになりました。つわりがまた重くなり、ついには点滴・入院しました。

こんな時 男というのは、無力だなと思いました。優しい言葉をかけたり、身の回りの世話をできても妻の辛い症状を緩和させられなくて

僕の母に聞いたのですが、母はつわりが軽い方だったらしくあまり参考にならず・・・。妻の友人もつわりが軽い人ばかりで「どうして自分ばかり」と思い詰めていました。世の中には点滴や入院するくらいつわりが重い方がいるのですよね。

妻の体も心配ですが、赤ちゃんも大丈夫かなと心配しました。それでも何とかつわりもおさまってきて、直近の検診でも赤ちゃんが元気であることが確認され、乗り越えることができました。

転
家事+妻に「クサイ」と言われる()

つわりが酷くなってから、妻が僕のことを「クサイ、はやくあっち行って」と言われるようになりました。それまでは僕のニオイが好きだと言っていたのに。

妻はずっと家で寝たきりなので、僕が仕事から帰って食事の用意・皿洗い、掃除・洗濯をしていました。自分なりに仕事もして、慣れない家事をしているのに、妻に近寄ると「クサイ」と言われて超絶 割に合わないと思いましたね。

仕事をして家に帰れば家事をして、休日は平日にできなかった家事をして。妻は体調が悪すぎるので僕に頼るしかなく、事ある毎に呼び出されてはあれこれ指図されて食事や飲み物を用意していました。あれが食べたいと言われて買って帰ってきて、でも妻に渡すともう食べたくない、食べたとしてもやっぱり美味しくない、と僕が残飯整理することも多々ありました。僕も自分の自由な時間を奪われているような気がして一種のノイローゼになっていたと思います。

それでも踏ん張れたのは、時折体調の良い妻の笑顔と感謝の言葉、定期的に病院でエコーに映る我が子の姿に励まされたおかげです。

結
可能性はゼロではない!!

不妊で悩む方、これから家族を築こうとする方に発信したいのですが、私も妻の妊娠が分かるまでの2年間はずっと不安でした。妻の月経が来るたびに自信をなくしました。何度も心を折られました。

私の場合、自然妊娠は難しいと病院の検査で判断されたものの、自然妊娠できました。しかし結婚と同時に子どもを願って2年以上経ったということはやはり妊娠しにくい状態であったのは間違いないです。

私の場合は自然妊娠にこだわったわけではありません。不妊体質ということが分かったからには、できるだけ早く子どもが欲しいと思い、不妊治療を受ける気でした。子どもを授かることは年齢的にも時間の勝負です。自然妊娠にこだわらずに不妊治療という選択肢もあり、早く判断をして後で取り返しがつかなくなって後悔することがないようにしようと考えました。そうして不妊治療をしようと夫婦で話していました。

そんな決断をしたのですが、その頃から新型コロナウイルスの影響で通院することが気を引け、先延ばししていました。そんな中でも自分ができることを考えて実施しました。

不妊治療したからと言って、体外受精や顕微授精は100%ではありません。だから自分が可能な範囲で体質改善を行おうとしてコツコツ実践したところ結果的に自然妊娠となりました。人の体は変われるということを実感しました。

迅速かつポジティブに信じてやり抜くことが大切です。可能性がゼロではない限り突破口があります。

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