持ち家か賃貸どちらが良いのかよく討論されますよね。元々は持ち家派が大勢で優勢でしたが、最近はフリーランスのインフルエンサーの方などは賃貸の方が良いと発信されています。

元々は持ち家派が多かったのが、賃貸派もしくは賃貸の方が有利と考える人が多くなってきている状況ですが、実体験を交えて私なりの意見を発信します。

 

起
よく言われる双方のメリットとデメリット

持ち家

メリット

  • 支払い完了すれば月々払いがない
  • 土地や建物が最終的には自分のものになる
  • 改造や工事がしやすい

デメリット

  • 転勤や家庭の都合で家を離れる場合に困る
  • ローンの支払い、ローンが完了する頃には家が古くなる
  • 新築の場合、購入時が高値で売る時はスズメの涙
賃貸

メリット

  • 転勤など生活の変化に柔軟に対応できる
  • 家賃以外の資金で積極的に投資ができる
  • 負債(ローン)を抱えなくてよい

デメリット

  • 何十年住もうと家賃が掛かる
  • 賃貸は資産にならない
  • 改造や工事が難しい

上記は一般的な場合で考えています。例外もあります。

まず既に住宅を購入した方は持ち家の方が良いと自分自身に言い聞かせる意味でもそういう意見が多いと思いますし、現在賃貸の方は賃貸の良さを知っているので、賃貸の方が良いと思う人が多いでしょう。

転勤の可能性がある人、または、色々な挑戦をして生活の変化投資をしていく人、時代の変化を考える人というのは賃貸を好まれますね。

家賃を払うくらいならローンを組もうと考える人、堅実な人は持ち家を好みます。

 

承
私が【持ち家派】である理由

私の場合購入した住宅は持ち家のデメリットがほぼ無かったのです。タイの不動産を購入しています。タイの不動産は日本に比べて安いです。

  • キャッシュで購入・何十年ものローンがない
  • 自宅含め周囲の不動産価格が高まっている
  • 路面の為開業もできる(持ち家なので改装可)

正直購入した直後はかなり資金繰りが厳しかったです。投資したいタイミングで投資できなかったこともありました。しかしキャッシュで購入したことで、月々のローンの支払いもないので、軍資金を徐々に増やして再度投資に挑戦しています。

都心では無いのですがタイは徐々に豊かになってきており、物価もあがっているせいか田舎の方でも立地が良ければ購入時よりも現在は不動産評価が高くなっている場所が少なからずあります。

日本で新築を購入する場合は都心など価値が下がらない物件が良いですが、田舎だと売るとなると購入金額よりも大幅に値が落ちます。そういうリスクも少なかったのは良かったと思います。私の場合、値上がりは偶然でした。立地は確かに良かったと思います。

購入した物件がお金を費やす存在ではなく、お金を生む可能性を秘めている点、これこそが持ち家の最大のメリットであると考えます。

 

転
人それぞれ千差万別で、それぞれに持ち家か賃貸のメリットがある

正直『持ち家か賃貸』の議論は結論が出せないです。言える事は人それぞれ状況も価値観も違うので、これと言って正解と言えません。

私も今は持ち家の不動産価値が下がっていないので良かったと思っていますが、もう少し賃貸で我慢してもっと投資に力を入れていれば更に良い不動産を購入できたかもしれません。今後転勤の可能性もあります。

『持ち家か賃貸』に関しては明確な答えは出せませんが、それぞれのメリットとデメリットをよく考えて、自分に当てはめることは重要です。

ずっと持ち家に憧れていて夢のマイホーム購入を原動力にしてきた人は、賃貸にこだわる必要もなく持ち家を目指しても良いと思います。住宅ローンにしばられて、行動や挑戦ができないと困ると考える人は賃貸で身軽に過ごすというのも良いと思います。

転勤の多い職業の場合は賃貸の方が良いかもしれません。または自分が転職やフリーランスなどの次のキャリアを人生プランにしている場合も同様です。

人それぞれの住まいに対する価値観とめぐりあう物件の条件、周囲の環境などで『持ち家か賃貸』の選択は大きく異なります。私自身も今の住宅を購入できていなかったら、賃貸の方が良いと考えているでしょう。

 

結
人それぞれ様々だが、私は断然持ち家派

人それぞれ価値観や資産状況、身を置いている環境は異なるので、一概に正解は言えません。私の理想を言えば、資産価値が下がらない持ち家をキャッシュで一括または、短期間の支払いで購入すると良いと考えます。

持ち家となれば、自分の好きな空間にすることができます。より快適に生産的な空間にすることもできるでしょう。そうすれば更に自身の暮らしのモチベーションに繋がり、成長に繋がります。

早期に支払いを済ますことで、最初は家計が厳しいかもしれませんが、実は節約を習慣づける期間にもなります。支払いさえ済んでいれば、またスタートから徐々に貯蓄できるわけですが、私自身通帳の残高を見て愕然として必死でした。住宅を購入しても余裕があったら、たぶん余計な家具など無駄遣いしていたことでしょう。

徐々に貯蓄ができてきたら、少ない額であれば本などの自己投資、大きくまとまった資金ができれば何か買うことを考えるのではなく、その資金を元手に資産を増やせそうな投資に回します。

お金は使うものではなく、増やすものです。何か買うとしても購入することで生産性を上げる物やモチベーションを向上させるもの、資産価値が下がらないものが良いでしょう。

例えば、高性能なパソコンで動画編集を短時間で済ませる事、MacBookでクリエイティブにモチベーションを上げてブログの更新を行う事、安物を買ってすぐ壊すよりも値が張っても良いものを買って長く使う事、車を買う際も自分が乗り回しても値下がりせずに売れる事、こうした事を考えると良いです。常に何かを購入するときは投資目線が大切です。ただ買ってお金を払っただけでは“元を取った”とは言えません。

購入(投資)して手に入れたもので、どれだけ以前よりも豊かになったかお金に換算して考え、得たモノで生産性と収益を生む、価値が下がらない・これから上がるものを購入する事が重要です。住宅という恐らく人生で最大の買い物になるであろうものを、単なる負債や消費にするのか、資産や投資にするのか大きく分かれます。

ぜひ投資的な目線で『持ち家か賃貸』を考えてみてください。きっと良い選択ができるはずです。

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