少し前の事ですが、このブログから人気記事・アクセスが多い記事の表示を無くしました。スマホでご覧の方が多いと思いますが、その場合は下の方にひっそり表示、PCの場合はサイドバーに表示をしていました。

ワードプレスのプラグインやウィジェットなどでも表示する機能があると思いますが、正直あまり表示の意味がないと思いました。

勿論そのブログの種類・属性にも左右される部分ではありますが。この記事ではブログの人気記事をどうして表示しない方が良いのか述べていきます。

 

起
ブログの流入は基本的に検索エンジン

ブログの流入は基本的に検索エンジンであり、検索ワードに沿った個別の記事にアクセスがあるのですよね。基本は。

その目的の記事を読み終わった後というのは記事下の関連記事が気になればそちらも見るという感じでしょう。

私のような雑記ブログの場合、たまたまアクセスの多い記事を紹介してもユーザーの興味を引くとは限らないです。むしろ人気記事の読み込みや表示は閲覧の邪魔になるかと思います。読者側の目線に立ってみても別に不要だと考えたわけです。

よほど雑記ブログではなく、テーマが固まっていて、どの記事からも関連性があり、その記事を人気記事にしたい、その記事に誘導したいと思わない限りは、人気記事の表示をする意味がないように思えます。

一見ブログの中で一番人気のある記事を表示すれば、みんなそちらの記事も読んでくれるだろうと思えますが、案外読まれません。人気記事は独立して検索エンジンからの流入が主体です。

 

承
人気記事を安易に表示しているとパクられる

読者側の目線やブログ全体の内部アクセス的にもあまり効果が無いのではないかと上記で述べましたが、私が一番言いたいのは、アクセスの多い記事を表示しているとその記事を真似されて追加の情報を被せた記事を作られてしまうのですよね。

昔は私の購入したものの商品レビュー記事で多くのアクセスをとっていたものがありました。結構私の買うものは後から人気出るのですよね。

投稿当初はさほどアクセスが増えないのですが、後から徐々にアクセスが集まり人気記事へ、しかし暫くするとパクったような記事が検索エンジンの上位をとってしまうのですよね。

レビュー系の人気記事で表示されていたものは、露骨なパクりではないですが、投稿の時期や内容をみると何となく参考にされたのだろうなという記事が該当商品レビューの検索上位を獲得し、私のブログのアクセスは落ちていきます。

私の場合は、特にリライトもしないですし、他のサイトに真似されてアクセスを奪われたとしても気にしません。所詮はイタチごっこ、ラットレースです。

真似し・真似されてというような記事で検索結果が上下するのもバカバカしいですし、ブロガーとして力不足なだけです。

かといって、画像の無断転載や丸コピに関しては、断固対処していきます。見つけ次第一発レッドカードです。

結局スパム的なサイト運営は、自分のライティングスキルにもなりませんし、いつか指差されて先がなくなります。

自分の中でコツコツと他人と比較や嫉妬もせず、粛々と記事を書き続け、その記事の中でも何か少しずつ変化・挑戦をしていきます。

 

転
人気記事はゴリ押ししなくても自然と読まれる

既に検索エンジンからアクセスの流入があって、自然と読まれているものに関して、自信もあるのでゴリ押したくなる気持ちは理解できますが、特にピックアップしなくても良いと思います。

それよりも自分の中で渾身の記事で内容も申し分ない記事をどうしたら読んで貰えるかを考えた方が良いかもしれません。 #渾身の記事が読まれない

ニッチ過ぎる内容や、タイトルの付け方がミスって検索に載りにくいというものもあると思います。そのあたりタイトルの付け方しっかりしろよ、と思いますが、正直検索されやすくなるセオリーなんてものがあるのは知っていますが、それをやると自分の際とのアジがなくなってしまいます。

独特のタイトルの付け方、独特な視点、本来ブログってそんな感じですよね。その人の特徴が表れて良いものではないでしょうか。金太郎飴みたいにみんなが同じようなやり方をしていては、それはもう普通になってしまいます。

ブログで実績のあるインフルエンサーのやり方、セオリーが有効だとしてもそれを多くの人が実践してしまえば差別化されなくなりますよね。

恐らく手の内を公開しているインフルエンサーもそのところは良く知っていて、既に先の手を打っていると思います。記事の内容ではなく、インフルエンサーとしての“人名検索”“ブログ名検索”、既に大きくなったブログのドメインパワーの先行者的な優位性があり、次のステージに行っているからこそ手の内を見せています。

そうした情報は超有益なのは間違いありません。私も食い入るように見ています。しかし、それは参考程度にその更に一枚上手をとるにはどうすれば良いか、このインフルエンサーはどうしてこの情報を公開しているのか、公開しても痛くもかゆくもない情報なのではないか、などなど鵜呑みではなく、冷静な立場と目線で見ています。

 

結
人気記事は表示するまでもない

なんとなく盲目的に人気記事を表示すれば、みんな読んでくれると思いがちですが、以下の理由で、人気記事表示はしなくても良いのではないかと考えます。

この記事の言いたいことまとめ
  • ブログへの流入は個別記事への訪問
  • 個別記事の関連性がなければ人記記事を表示しても読まれない
  • 全記事に関連のある人気記事でない限りは、読み手にとっても邪魔
  • 人気記事を表示しているとパクられやすい

自然と人気記事になったものをもっと、伸ばそうとするのも良いですが、それは自然に任せて、むしろ自分の中でも結構頑張ったけど読まれていない記事をどうすれば読んで貰えるかを考えるべき

深掘りし過ぎてニッチへ行ってしまった場合はもう少し大衆受けする軽めな記事を書いて、そこに読んでもらおうとする記事リンクを差し込むなど。

実績があって権威性もあるインフルエンサー・ブロガーの意見も参考にしつつ、しかし自分も金太郎飴のままではいつまで経っても自分をブランド化できません。

ある程度は良くも悪くも独自性を残して、ある種ガラパゴス的な進化でも良いと思うのです。何かしら進化できるように自分で探っていく、自分で探って、失敗や成功の味を知れば、それは自分だけのノウハウになります。

みなさんも自信のブログのブランド化、ガラパゴス的な独自の進化をどうすればできるのか、自分の頭で考えてみてください。

情報が溢れる中、超有益な情報も転がっている中、その答えを拾って実践することが本当の答えなのか、自分で試行錯誤してスキルやノウハウ、独自のブランディングを自分の頭で考えることも大切なのではないでしょうか。

人気記事を連発できるようなブログをどうしたら作れるのか、人の真似をしていては近道なのか遠回りなのか、自分で見極めて行動を起こす必要があります。

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