妻が妊娠してから定期的な妊婦健診にすべて付き添って参加しているのですが、ちょっと僕の固定概念が良い意味でブチ壊されたので、記事にしようと思います。
日本は晩婚化・少子化の時代です。これまでも重要なもので間違いなかったのですが、おそらく今後、妊活や出産・子育てがますます重要視されるように思えます。
僕が妊婦健診に付き添って驚いたこと
僕が妊婦健診に付き添って驚いたのは、妊婦健診に夫婦揃って来ている人が多いことです。
僕は結婚して授かるまでに2年以上かかったということもあり、待望の子供で最初の妊娠の確認から超張り切っていました。最初のうちは、土曜日に検診に行っていたので、夫婦揃っては普通かと思っていたのですが、僕の妻の場合は妊娠後期を境に担当の先生が交代して、月に1度の妊婦検診の曜日が平日に変更になりました。
妊婦健診が平日に変更しても僕の場合土曜日も会社稼働して、平日休みもしくは半日の替わりに土曜日出勤に柔軟に振替ができました。とはいえ、基本は平日出勤なので、少し気まずい思いをしつつも、妊婦健診ある日は午前中に付き添って、午後から出勤、土曜日も出勤という振替するようになりました。
平日なのに夫婦揃って妊婦健診に来ている人が多い!
平日に妊婦健診に付き添ってみて感じたのが、週末のとき程健診に来る人の数は少ないですが、夫婦揃っての健診がやはり多かったのです。
僕は、妊婦健診は妊婦さんだけで行くことが多いと勝手に思っていました。妊婦さんだけでも行けないこともないし、妊婦さんでもバリバリ出産直前まで仕事している人もいる。旦那さんも仕事があるので、なかなか平日は抜け出せない。そんな固定概念を持っていました。
しかし、たまたま妻が通院している病院だけなのかわかりませんが、夫婦揃っての妊婦健診されている方が多く、僕が勝手な思い込みとギャップがあることに気づき衝撃を受けました。
てかみなさんどうやって都合つけてきているのですかね。今は結構どこの会社も出産や子育てに寛容になっているのですかね。
僕がなぜギャップを感じたのか
妊婦さんがひとりで健診に行くのを批判しているわけではありません。むしろ僕はそれが当たり前だと思い込んでいたので、予想以上に夫婦揃っての妊婦健診の多さに驚いてしまって極端に反応してしまっているだけです。
しかしなぜ僕は「妊婦健診は妊婦さんがひとりで行くものだ」という謎な固定概念を持ってしまったのかと振り返ってみると、たぶん僕の両親がワンオペ気味だったからだと思います。父は家では何もせず、母が家事や子供の面倒をみる。子供ながらにたぶん出産のときもその調子だったんだろうな、と思っていたらそんな感じだったようです。むしろ出産にも立ち会わなかったくらいのレベルだと思います。
自分が見てきたのは、たまたま安定期や元気な妊婦さんばかり
人目につく妊婦さんは、強い人が多かったのでしょう。職場に来ている妊婦さんや街で見かける妊婦さんはとても気丈で元気そうに見ています。
でも元気な妊婦さんがいる一方で、元々持病があったり、ツワリが酷かったりで仕事や外出どころか普通の生活も大変な思いをしている妊婦さんもいるはずです。そうした妊婦さんはなかなか人目につかないです。
街中で見かける妊婦さんも職場で見る妊婦さんも、一人で行動して元気そうだから、妊婦健診は尚更ひとりで行けるもの、そんな風に思い込んでしまっていたのだと思います。
正直もっと男性が妊婦さんに理解を示すようにならなければと思います!(いや僕が配慮なさ過ぎたのか・・・。)
僕が感じた妊婦健診に付き添ってよかったと思えること
僕が妊婦健診に付き添ってよかったと思えることはたくさんありました。
- ツワリの酷い時期があった
- 妊婦の妻に運転させるのはやはり心配
- 胎児の成長・喜びを共有できる
- サプリや検査など相談できる
- 病院で待っている時間も幸せなひと時に
ツワリの酷い時は病院の車椅子を借りました。当然妻が自分で運転できる状況ではありません。胎児の成長をエコー検査している最中にリアルタイムで一緒に見ることで直接的に状況を把握できます。
ビタミン剤などNIPT検査(新型出生前診断)、インフルエンザワクチンなどサプリや薬剤、オプション検査などもひとりで考えずに相談相手となって結論を出すことができます。
やっぱり妊婦健診は僕は、可能であれば夫婦揃って行くほうが絶対良いと思います。それができないから困っている人もいるかもしれませんが、それは仕方がないので、奥さんが妊婦健診に行った晩などは話をよく聞くと良いと思います。妊婦健診都合をつけて行けるのに行かない人は勿体ない!
妊婦健診に行くと幸せな時間が増える
一緒に妊婦健診に行くだけで、幸せな時間が圧倒的に増えます。病院へ向かう時間も病院で待っている時間も、病院からの帰り道もず〜〜っと代えがたい時間となります。
赤ちゃんの成長と出産日に近づいていく前進・進歩していることが確認できます。人は自分が前進・進歩していると充実感を得ます。夫婦揃って妊婦健診に行けば奥さんも心細くありませんし、楽しい時間・幸せな時間が増えて、自分自身の日々の生活の中で前進している部分も確認することができます。
妊婦健診に夫婦揃って行く理由がわかった
妊娠健診自体の目的としては、母体と胎児の状況がわかれば良いので、妊婦さんが元気であればひとりで病院に行けば済むことではあります。
しかしながら僕は予期せずことに夫婦揃っての妊婦健診に来ている人が多いことに面食らいました。今では夫婦揃って健診にくる理由がわかります。妻と子の状況が気になるだけでなく、新しい命が生まれる日に向かって前進していること、その過程の時間がとても貴重で幸せであるからです。
僕は今では妊婦健診が楽しみで仕方がありません。奥さんが「安定期に入ったから、一人でも健診に行けるよ」と言われていますが、一緒に行きます。
妊婦さんは急に体調を崩す可能性があり心配ということもありますが、やはり夫婦揃って幸せな時間を共有したいからです。子供を授かったことと、出産だけが喜びではなく、その過程で、胎児の成長や生まれてくる日々に向かっている前進しているという充実感が日常の余裕をもたらしてくれます。
子供を授かるまでの僕はかなり心が狭くてケチな人間だったと思います。たぶん妊婦健診も時間が勿体ないとどこかで思っていたかもしれません。でも今はかけがえのない幸せな時間であり、前進している充実感を感じる時間であり、心の余裕を持つ時間です。妊婦健診を夫婦揃って行く理由がわかりました。なんか自己成長している気がします。立派なパパに近づけているかな。。。
それではまた!|彡サッ