富裕層のイメージと貧困層のイメージが今、逆転しつつある話をしていこうと思います。世界中に起きているある違和感にも繋がりますので、ちょっと取り上げていこうと思います。ではいってみましょう!
お金持ちのイメージと低所得者のイメージが変わりつつある話
お金持ちのイメージとして、小太りでプクプクしたイメージではないでしょうか。それでいてお金持ちは仕事が忙しく時間がない、なんてイメージもありますよね。それとは逆に低所得者や貧困層はガリガリなイメージですよね。
今そのイメージに変化が起こっています。健康志向が高まって、富裕層は暴飲暴食をするフェーズを終えて、健康・栄養管理をしながら質の良い食事を適量食べています。
低所得者は一方安くて高カロリーなものを食べて肥満傾向にあります。世界中で労働者クラスの人々の体型が肥満になっていると聞きます。洋食化というよりは、人工甘味料や人工調味料、安くて高カロリーある種粗悪な食のなものが増えたのが原因と考えられます。
コロナ禍でリモートワークを実施している層の所得は高く、リモートワークを実施していない層の所得が低いというデータもあり、いわゆる現場仕事と呼ばれるものは感染リスクや疲労など肉体的なリスクがある一方で、リモートワークをしている層は通勤費や時間も削減できて感染リスクも下げられて所得も高いというとんでもない格差が実は露呈しています。
健康・所得・時間という超重要事項で実は格差が生まれているのが現実なのです。
資本主義社会が行き着く極端な格差とは
健康と所得と時間の格差が凄いよね、って話をしたのですが、もう実は資本主義の圧倒的な格差が見えてきていますよね。
お金持ちの極端な例でいれば、投資家として自分が肉体労働しなくてもお金がお金を生むタイプです。この人はもうお金が勝手にお金を稼いでくれるので、会社や仕事に時間を縛られることはありません。家事もお金で解決することもできます。食事は良質な食材で栄養価が高くて美味しいものを食べられます。
それに比べて、1日8時間もしくはそれ以上仕事をしても低賃金で食費や家賃を払うのに精一杯な家庭もあります。仕事残業や掛け持ちなどをして時間を切り売りしていきます。
今は低価格で高カロリーな食材がたくさんありますが、人工的に作られた安価な調味料や食材であったり、粗悪な素材であり、体に蓄積して肥満になりやすいです。
健康・所得・時間の面で圧倒的に格差が広がっています。お金持ちは労力や時間を使わずに高収入を得て、高価で健康的な食事を摂るようになります。貧しい人は多くの時間と労力を費やしたにも関わらず、低収入で安価で不健康な食事を摂る傾向です。
豊かな人はより豊かで健康に、貧しい人がより貧しく不健康になっていきます。全ての人が当てはまるわけではありませんが、その傾向が強まっており、ますますループから抜け出せなくなっているのではないでしょうか。
実は身の回りに溢れている理不尽
世の中は理不尽が溢れています。生まれた国・生まれた家庭・学歴によっても収入が変わってしまう。同じ時間同じ労力でも得られる収入が変わってしまうのです。
現在は改善されつつありますが、契約社員やパートという立場だけで、正社員の人よりも重要な仕事や仕事量をしていても給与が低くなるのが当たり前でした。
何をしなくても親の財産で豪遊している人もいれば、身を粉にして働いても家賃や食費で手元にお金が残らない人がいます。理不尽は必ずあります。しかしその理不尽から抜け出す方法もあります。理不尽にいつまでも蝕まれ続けるのではなく、反抗していかなければなりません。
よく飛行機にも例えられますが、雲の上に出て上空に出るまでが大変だけど、その雲の上に出て安定飛行になれば楽になります。乱気流や天候などの影響を受けにくくなるからです。まさに人生も似ているように思えます。
初めは厳しい環境にあるかもしれません。大変な思いも苦労もします。しかし人間関係が構築されて徐々に居心地が良くなります。事業も販売ルートや顧客が定着するまでは大変かもしれませんが、軌道に乗れば拡大していくことができます。
理不尽はありますが、どこかの時点でその理不尽を払い除けていけるように努力するタイミングを持つべきです。
資産だけでなく時間や健康までも格差が生まれている事実
資産があれば、良い教育・良い情報が手に入って、お金を出して良い食事を摂ることができるのは当然と思えるかもしれません。
しかし今起こっている、貧しい人の肥満化と資産のある人のスマート化など昔の人物像の変化や、資本主義によって起こっている労働や時間に対する収入の格差から目を背けるわけにはいきません。そうした意味で文章に起こしたものを読むことに意味があると思います。
「仕方がない」で割り切ってしまっていませんか?「上には上、下には下がいる」なんて自分で自分を納得させていませんか?
人はつい貯金額などで比べがちですが、それだけでなく、自由な時間や健康面などの格差も広がっています。人の幸せは資産や時間・健康だけとは限りませんが、無くて困るものではありません。むしろあったほうが絶対に良いはずです。
これからますます、資産・時間・健康の格差が進んでいくとしたら、自分はどちら側にいる方が人生を楽しめるのか、それは言うまでもありません。そのためにどう行動していくのか、具体的に逆算して考える方が良いでしょう。無知のまま収入も健康も時間も失い続けないために行動を起こしましょう。それでは!|彡サッ