学校や会社、集団の中には必ずいる「押しつけ厨」。狂ったように面倒事や仕事を他人におしつけるヤバイ人々。
自分は指示する側、助けて貰って当たり前、押しつけやすい人間を常に狙うなど、基本的に自分が一番可愛く、自己中心的かつ自立できていない人に多くみられる特徴である。
今回はそうした「押しつけ厨」がやりがちなテクニックを紹介、予め対策をしておけば対処できることも多いので記述していく。
押しつけ厨が使ってくるテクニック
さっそく押しつけ厨が繰り出してくる技を紹介します。
- 自分は忙しいからコレお願い攻撃
- 「あなたに伝言を頼んでおいた件どうなった?」攻撃
- ひたすら誰かがやるのを待つ攻撃
- 支障が出そうになって他人が仕方なく手助けさせる攻撃
- 最初から自分は実行側ではなく指揮側になる攻撃
- 自分は「これしか出来ないんで」と不器用な職人で他やらない攻撃
- 回りくどく相手に「私やろうか」と言わせる攻撃
- 「これ大変なんだけど・・・。」と巻き込む攻撃
押しつけ厨は、ずーっと面倒事を押しつけて生きてきたので、押しつけのテクニックは相当なもの。いい歳で押し付けをしてくる人は相当に磨き抜かれた押しつけをしてくる。
押しつけをしてきた人は自分で解決する能力が欠落する。そして押しつけをすれば自分自身は楽に物事を解決できるのです。やめられませんよね。更に押しつけがエスカレートして自分で解決する力も落ちて悪循環となる。
歳のいった押しつけ厨は、誰にも注意されず(恐らく諦められた)に押しつけを繰り返してきたので、自己解決力も皆無です。むしろこれまで周りの人に助けてきてもらったことが当たり前になっているので、当然の如く押しつけてこようとする。
こうした人々にとっては気付いたことを自分で実行するというよりは、どう人に言ってやって貰うか、人にやらせるのが自分の仕事・使命と勘違いをしている。
「いや、それお前が自分で言えよ」「いや、それお前が自分でやれよ」っていう事を平気でこちらに頼んでくる人がいる。
押しつけ厨は常に押しつけの取っ掛かりを狙っている。
押しつけ厨は常に押し付ける対象を狙っているので注意しましょう。
「私今この仕事で忙しいから、コレだけあなたお願い」みたいな(笑)。いやいや、そもそも仕事できなさすぎて仕事ため込んだ挙句でしょ。しかも「コレだけ」みたいになんか譲歩した感じ出してきてるけど、そもそもこちらからしたら関係ねーっしょ!
「あなたに伝言を頼んでおいた件どうなった?」攻撃、これもヤバイ。いやいや伝言してあげたのに何故か進捗の管理や催促までいつのまにか押し付けられるパターンこれも結構気を付けた方が良い。一度関わると過剰にこき使われる。
「あの人に連絡した方が良いんじゃないの?」「こうした方が良いんじゃないの!?」と言っているだけの人も同類。良いと思うならなぜ自分で行動を起こさないのか?こっちに言うなよ。こういう人に限って、人にやらせようとすることで立派なことをしようとしたと勘違いする。
また、人に押しつけたことで成果が出たら「自分が指示した」みたいな自分が頑張ったような錯覚になっていることもあるのでタチが悪い。基本的に押しつけてくるような人は自分が可愛い、自己中心なので人の成果も平気で奪おうとするのだ。
基本的に押しつけ厨は、誰からも面倒臭がられていて分かりやすいが、押しつけばかりしてくる人間には基本的に関わらないのが得策だろう。
押しつけ厨に関わるのは百害あって一利なし。
押しつけ厨の対策
押しつけ厨の対策に関してはいくつかある。例えば予防として押しつけられやすいような関係にならないことだ。会社でもやたら押し付けられやすい人と押し付けられない人が居るだろう。
押しつけ厨に関わらないこと、関わるとしても押しつけ厨が気の引けるくらいの関係性が良いだろう。
押しつけ厨は、押し付けられる相手をロックオンすると当然の如く押し付けるようになりエスカレートしていく。下手すると「なんでこれやってくんないの?」「これぐらいできるでしょ?」くらいのレベルになってくる。押しつけ厨には毅然と対応しよう。
押しつけ厨の対応は、関わらないこと・押しつけにくいような人間像を構築することが最良なのだが、やはり押しつけ厨は仕掛けてくる・・・。そうした場合の撃退方法を述べていく。
「なんで自分でやらないの?」これが最強の撃退文句。「じゃあ、自分でやってください」これで結構撃墜できます。「自分で言えよ」とボソッと言っても良いです。
自分は忙しいからコレお願い攻撃に対して、自分は忙しいという言い訳をして他人にやらせようとする上級押しつけ厨が使う技ですが、「いや、自分も忙しいので」と突っぱねましょう。それかスルーでOKです。後で「頼んだのに」と文句つけてきても、それって元々あなたがやらないといけないことで、あなたの責任ですよねって話です。「いやいや、こっちも忙しいんだから自分のやるべきことしましょwww」で済ませましょう。
押しつけ厨は狡猾な自己中野郎
よく、頼み上手が美化される情報を目にしますが、私からすれば搾取上手だ。人に頼み事をするということは、相手の大切な時間と労力を奪う事になる。これを平気でできる人間の神経を疑う。
自分が頼み事をするかわりに相手の頼み事に応えるなど相手にお返しする、もしくは相手が頼みごとをしてきたが、相手からお返しがあるなど、お互いにギブや同等の見返りが返ってくるという信頼関係が築いているうえでの、頼み上手は良いと思う。
希薄な人間関係では、どちらかというと親切にした方が損をする。見返りがないのだ。親切にして貰った方は親切にされっぱなし、助けて貰ったのにそれでなにもなかったようになる。
特に押しつけ厨に関しては、自分が大変な思いをするくらいなら他人に押しつけて当たり前、「むしろどうして私を助けないの?」くらいの太々しさなのだ。
自分が親切にして貰って当たり前、でも他人に親切にはしない、テイクばかりしようとする。自分の都合ばかりを優先して相手に押しつけるための狡猾さもある。
正直それだけの狡猾さを磨くくらいなら自分でやって解決力などの能力を磨いたほうが良いのではないかと思うが、自分が可愛い押しつけ厨には、こつこつと苦労して努力する気はさらさら無い。
確かにひたすら人から搾取することができれば、利己の観点からはこの上無いだろう。そりゃ頼み上手にもなろうとするわけだ。しかし自分がやる分には良いが、個人ではなく会社などの組織で見た場合に各人員が役割を果たさず、他人に負担を強いているというのは悪だ。つまり世の中的にも悪。
そうした一方的な搾取なんてエスカレートしていつかは様々な人の目に余って糾弾されるのがオチだ。そもそも倫理的にアウト。
如何に他人を利用して、他人の時間と労力を搾取して自分が楽をすることを目的としている。今日もどこかで押しつけ厨はターゲットをロックオンしていることだろう、この記事を読んで少しでも狡猾な自己中野郎からの被害者を減らせればと願う。