目先の利益にとらわれて損をする人が多いなと思うので、文面でまとめていきます。すごく難しいラインではあると思いますけどね。

譲歩をし過ぎるとつけ込まれて利用される場合もあるので、あまり優しい顔してナメられるのも良くありません。

とはいえ、自分が損したくない、利益にはしっている人は他人から見ると露骨にわかりますから、こういう人とは距離を置こうと思われますし、良い話もそういう人とは共有しようとはしません。

今回は世渡り術、いい感じに人生を過ごすテクニックについて語ります。

 

起
損をしていない様に見えて大きな損を生む

損をしていないように見えて、大きな損を生んでしまっている例を挙げていきます。

僕の実体験なのですが、子供が生まれて、お祝いムードで、ほとんどの方は出産のお祝いをくれたのですが、一部の方は断固祝ってくれなかったのです。

明らかに関係が遠い人からもお祝いがあっても、関わりのある近い人がお祝いをくれないのは驚きました。気持ちのものですから、僕もお祝いを頂いた方へは内祝いでお返しさせて貰いました。

金銭的なものよりも気持ちが嬉しかったです。祝ってもらえているという実感が何よりもありがたいと思いました。全額お返ししたいくらいですが、逆に失礼なので、半返しという形でお返ししました。

正直、お祝いを頂いた方との関係は大切にしようと思いましたし、逆にお祝いを頂かなかった方へは申し訳ないですが、一線を引こうと思いました。

食事会でも頑なに割り勘の端数を出さない人など居ますが、それを見て「ああ、お金に執着のある人なんだな」という時もあります。

やっぱりセコい人と一緒にいるとつまらないじゃないですか。「人間関係よりも、こんな小銭を優先させるのか」となりますよね。そんな人には信用は貯まらないですし、誰も助けようとはしません。

自分のことしか考えず、ちょっとした気遣いや思いやり、助け合いの精神や将来の人間関係を考えて立ち回りができない人はそもそも優秀ではないです。

 

承
目先の利益に固執して今後ずっと損をする

信用できない人、利己的な人に良い話を持っていくことなんてないのですよね。むしろ良い話ほど、利己的な人は自分の利益を取ろうと躍起になるので、そんな人には良い話をしないようになります。

「ええ、ちょっとこのお金は払いたくないな」と思って、目先の金払いが悪いだけで、大勢の人々がそれを目撃し、言葉伝えで拡散され、永遠に金払いの悪いイメージがつくのです。

金払いだけではありません、いつもボサーッとして気の利かない人、誰かに手間を掛けてもらおうとする人、誰かをコキ使おうとする人、全部目先で自分が他人を利用しようとしたり、自分のためだけにした行動で周囲が消耗・不愉快となる行動は、人々からの見る目が変わり、信用を着実に失わせていきます。

目先の利益にはしる人というのは、他人との関係を構築させていくというよりも、消耗させていく人です。消耗した相手はこれ以上自分の時間や労力・資金を消耗したくないように関わりを絶っていきます。

目先の利益に走って、ちょっとしたお祝いや香典などをケチることで、誰にも見られていないとズルをしたつもりでも、そういうものは誰かしら見ているので、着実に信用を失います。

そもそもの関わり自体も避けられるようになるわけですから、例えば儲け話だったり、ちょっとした話も入らなくなっていきます。

ちょっとくらいの愛想やサービス精神がないと、いろんな情報が入らなくなっていくのですよね。ちょっと自分の取り分を譲るくらいの方が周囲から信用されやすいです。

 

転
押さえておきたい人と関係を築く

僕は友人もいないですし、友人が欲しいとも思っていません。そんな僕にも奥さんがいて子供もできました。押さえるべきところで押さえています。

あまり関わりがない人こそ、例えばお祝いごとや香典を送ることで、自分は相手を気にかけているアピールができるわけで、そういう時は金銭というよりも気持ちがありがたく思われますし、恩に感じやすいものです。

僕はこれで事務処理をお願いしている方と距離を詰めました。正直ビジネスライクな関係ですが、ちょっとした気遣いで快く仕事をしてくれるものです。それも一度だけでなくずっと。

正直ギスギスしたやりとりや、うまく汲み取ってくれないことがあると、それで気持ちが引っ張られて、精神衛生上よろしくありません。巡り巡って、悩む時間やロスする時間を要所要所の少額の気持ちで解決できるわけですから先行投資の価値は大いにあります。

結構事務の方々は口コミパワーもありますからね。良い評判が評判を呼ぶということもあり得ます。

僕は利害関係や人とつるむことや派閥なんてものには1ミリも興味がありません。上司や権力者に媚びることはしません。年上の人に媚びたところで将来の人間関係にどれだけ影響するのか、たかが知れています。

僕が媚びるとすれば、仕事ができる同世代もしくはそれ以下の世代の人ですね。だってそっちの方が自分が重要な仕事をしている立場になったとして、相手もそういうことですからね。

あくまで、利害関係を超えた、”気持ち”の面で恩を受けたら返そうとするのが自然なことですし、その恩を返さないという人はその程度の人間です。そういう人は大成することはありません。

恩を受けたら恩を返すことができる人の方が信用できますからね。多分そういう人の方が仕事もできて人望も集めますので。

 

結
積極的に気持ちをサービスした方がリターンは大きい

まとめると、目先で自分はお金を払いたくないとかセコいことやっていると、信用を失って長期的に良い話は入ってこなくなり、良い人も寄り付かなくなると言う話をしました。

自分の損得や利害関係を抜きにして、気持ちをサービスしていたら、自然にそれを恩だと受け取って、返そうとする人から何かしら恩返しされる上に、半永久的にその人から好意的に見てもらえます。

注意しなければならないのは、あくまで、気持ちの面で時間やお金・労力を相手に投資をすること。見返りや損得、恩を売るという考えはなく、素直にサービス精神で行いましょう。

そのサービス精神を利用して搾取しようとする相手に対してはとことんガードしてOKです。そんな人は優秀ではありませんし、付き合う価値がありません。

サービスの”気持ち”は損得の下心なく、負担のない程度に送っては返される関係が望ましいでしょう。信頼は蓄積され、お互いに心地が良い関係を築くことができます。

そういった関係が構築できれば、ちょっと困ったときでも助けてもらえる可能性がグッと増えますし、逆に相手から助けを求められた場合は「この人の為なら」と負担と思わずに成し遂げられるはずです。

煩わしい人付き合いや人間関係、利害関係は僕は大嫌いですが、“気持ち”が通い合っている、何か見返りを求めているわけではなく、縛られているわけでもないけど、恩に感じて、それを返そうとするような関係は僕は美しいと思います。

そういうものがずっと残っていき、長期的に巡り巡って自分に返ってくるものなのではないでしょうか。それでは|彡サッ

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