今では暮らしに欠かせなくなったインターネットコンテンツについて取り上げていきます。PCを介した調べ物ではなく家電がネットに繋がり出していよいよ我々の身の回りにインターネットが結びつきはじめているわけですが、このインターネットコンテンツの中にも流れがあることをみなさんはお気づきでしょうか。

先に言いますが、また暴走します。暴走についてくることができる方、「なんかコイツの言っていること面白いな」と思ってもらえる方に最後まで読んでもらえると嬉しいです。

起
みんな最初は答えを求めていた

インターネットは革命です。そうですよね?

特定の人に出会わなければ聞けない話やそのお店でしか買えないものが手に入るようになったのです。特定の人しか知らない儲け話が手に入るようになり、通販で田舎に居ても好きなブランドの商品が手に入るようになりました。

年長者を中心に経験や知識が豊富な人から学ぶ得る答えをインターネットが年齢も場所も問わず教えてくれるようになったわけです。

人々は膨大な知識を求め、自分の知りたい情報の答えをインターネットに求めていたと思います。英語の意味やビジネスのノウハウ、ブランド品がオークションに出ていないか、現実世界ではすぐに得られない答えをインターネットに求めていました。

この頃は、インターネットの答えを求めている人とその答えを与える人の活動が活発であったときです。しかしそのうちに答えが飽和していきました。

単なる答えはもうインターネットのそこら中に転がっているようになったのです。最初は答えがあることすら貴重だったのですが、もう「ネットで調べればわかるよね」という答え自体に価値を見い出されなくなっています。

承
答えの次は、過程がコンテンツになりだした

インターネットでは現在でも「答え」がコンテンツの主流ですが、それに加えて今は過程をコンテンツにする流れが来ています。SNSなどのコミュニティが生まれて、インフルエンサーが誕生、フォロワーなどのファンが繋がりを求めて、結果ではなく、裏側(過程・プロセス)にも需要が生まれてきました。

この過程に対する需要というのはある程度フォロワーやファンが居る人の特権のようにも思えます。無名の人のプロセスには需要あまりないですよね。有名になってから無名の時にこうしていたというプロセスには需要あるかもしれませんが。

インフルエンサー自体もYouTubeや各SNSで有名になった人々がプロセスエコノミーを実践して、過程をコンテンツにする流れももうじき皆がやりだします。そのうち過程がありふれたものになってそんなの見ても仕方がないという風になりそうです。

しかし過程というのは今はなかなか見ることのできない部分であり、結果だけとは違って、過程を知ることで自分も結果に向けての過程を再現することに繋がります。ちょっとした結果に向けてのノウハウが分かるわけです。

結果はコピペで転載できますが、プロセスは知名度やブランディングがある程度ないと商品として成立しない。新しい価値を創造・誕生させることなんて本当に限られた人間にしかできない。

どんどん川上に登っていくイメージですね。それでは答えもわかって、過程もわかった人が求める知識というのは何だろうと考えていくと見えてくるものがあります。

転
これは僕の予想!今後は「創造」「誕生」がコンテンツに

答えも過程もわかった人々が行き着くのは、創造と誕生だと思います。結果も過程もわかったら自分で生み出したくなるんですよね。答えが10だとして、過程は1から9、創造と誕生は0から1にするところです。たぶん、今後はこの0から1にするところがコンテンツとして求められるようになると思います。

過程や結果は正直先人のマネもしくは改善をすれば再現できる部分ですが、この創造と誕生に関しては、超がつくほど難易度が高いです。

よくインターネットでは芸術やポエムが今後価値を得ると言われていますが、要は才能ですね。結果や過程といった前例はデータとしてAIに分析させて最適な答えとその答えに行き着くための過程を取って代えることができますが、01にするというのはAIやコンピュータはできません。

0から1にする創造性や生み出す力、生み出すコミュニティ、才能がコンテンツになっていくと思われます。テクニックや作業量なんて通用しなくなる時代が来ます。

オンラインサロンで何かを生み出す、様々な異業種の人が集まり掛け合わせで生み出すというのは新しいコンテンツの流れと通ずるのではないかと感じざるを得ません。

結局は創造・誕生させる能力がある人が最終的に強いと思います。何かの二番煎じ、パクリ、掛け合わせも良いかもしれませんが、そこの能力よりも根本を生み出す能力が最後

のアイランドでしょう。

結
誕生・創造するためには唯一無二になる

面白いことに最初は結果(ゴール)を多く目にするようになり、次は過程になって最終的には限りなく0、つまり「誕生」の知識をさかのぼって人は目指していくと思われます。これは僕の持論です。

誰もが知る結果に飽きて、誰もが知る過程に飽きる。そのうちにAIが結果や過程をデータして分析してしまうので、賢くなりすぎた人間たちは、AIに横取りされるデータになる前の0という名の創造や誕生に興味を移していくでしょう。

最終的に求められるコンテンツというのは才能であり、オリジナリティなのではないでしょうか。どうしてこんなものを生み出したのか、生み出せたのか。多様性が尊重されすべてが正解であり、すべてが正解のない世界に突入すると思われます。

誰かと同じ答えを出そうとしたり、誰かが成功した手法を真似してみたり、自分ではない他人を追いかけて自分を失ってしまっては、0から1を作ることはできなくなるのではないでしょうか。

コンテンツクリエイターとして最終的に必要になるのは唯一無二を誕生・創造する能力です。ユニーク・オリジナリティ・唯一無二のものを生み出すためには唯一無二の価値観や思考が必要になります。

あなたはどんな唯一無二を生み出すことができますか?

それではまた!|彡サッ

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