みなさんは他人へ期待したり、嫉妬したり、「もっとこうして欲しい」という願望を抱いたことはありますよね。私もそうでした。しかしそんな他人に対する執着ムダなことであり、自分を不幸にしていることに気付きました。

なぜそのような考えに至ったのか述べていきます。これは半分自分への備忘録を兼ねて、この記事を読むみなさんにも他人に対して抱く感情、比較や執着を取り去った方が人生コスパよく生きられますよ、という情報発信をしていきます。

起
他人への執着をなくす重要性

世の中の悩みの大半が人間関係だそうです。当たり前と言えば当たり前ですよね。人それぞれ考えがあり行動しているので、他人の行動なんて自分の思い通りにならないことが大半なのですから。

他人から自身の尊厳を虐げるようなことを言われることもあります。他人から不愉快な態度をとられることもあります。

組織に属していると「もっとこうしたら良いのに」という不満も出てきます。他人と比較して「どうして自分ばかり」という感情も出てくるかもしれません。

他人との比較や自分の思い通りに他人が行動しないことの苛立ちです。こういうストレスは抱えるだけムダです。なぜなら他人の感情や行動は自分ではどうしようもないからです。

催眠術や洗脳は別として、他人を自分の思い通りにすることなんてできません。でも他人から言われた心無い言葉や他人の目を気にしてしまいますよね。さっさと忘れてしまうのが一番です。

他人から受ける心無い言葉や態度、自分が他人に対して思う要望は、考えるだけムダです。それよりも重要なことは『これから自分がどうしていくのか』ということです。

不快な思いをしても理不尽な思いをしても、他人に仕返しや他人への不満など執着を持ってもネガティブにしかなりません。

これからの自分の行動を考える時間や自分の大切な人と幸せな時間をどう過ごすかを考えた方が良いに決まっています。

不快な思いを引きずるよりも、気持ちを断ち切ってこれからの自分と大切な人が幸せな時間を1秒でも長くする方法を考えた方が100倍、いや1000倍以上良いです。

承
他人への執着をなくす方法

簡単なことですが、不快な思いをさせてくる人と関わる必要はないので、人間関係を断ち切りましょう。関わらざるを得ない利害関係であれば、最小限の接点にします。

損得勘定という訳ではありませんが、一緒にいて不快な思いや嫉妬、不満が募るような人間関係なんてない方が良いです。

一緒にいて楽しい、気持ちが晴れる、嫉妬や不快な思いをしない人間関係であれば築いても良いと思います。

他人への執着をなくしましょう。例えば他人への嫉妬、見栄を張る、不快な事を言われた相手の言葉をいつまでも引きずる、相手を恨む、悪口を言う、邪魔をしようとするなど。

他人のことを考えるというのは怠けています。自分がやるべきこと、取り組んだ方が今よりも生活の質が上がり、幸せに生活を送る方法を考え抜くべきです。

自分や自分の大切な人を幸せにするには、どうしたらいいのか、その為に必要なものは何なのか。何を勉強して、自分はどう行動していかなければならないのか。どうすれば継続して成果を出していけるか、ということを考え抜いていると他人のことなんてどうでも良くなります。

他人のことをとやかく考える前に自分が圧倒的に幸福になってからにした方が良いです。他人への執着はネガティブな感情であり時間だけでなく思考力も低下します。本当に勿体ないことです。

最短ルートで幸福になるには、他人への不満よりも自分自身を圧倒的に幸福にグレードアップすることに集中して時間を使う事です。

私はこの情報発信は本当に素晴らしいことだと確信しています。情報発信をするためには知識をインプットする必要があります。インプットした情報をアウトプットする過程で整理していくと自身に浸透していきます。

世の中に情報発信することで、この情報に触れた誰かの人生のヒントになるかもしれません。この習慣は確実にポジティブな活動ですし、永遠に続けることができます。

私は今後ネガティブな感情を抱くくらいなら自分の大切な家族と1秒でも幸せな時間を長く過ごしますし、幸せな話をします。そして情報発信を進めていきます。勉強や投資も進めていきます。これだけで私の時間は目一杯です。

転
自分が足りる最小限の幸せを具体的にして欲を抑制する

中国思想家である老子の「知足者富」という言葉があります。足るを知る者は富むということです。それが由来して“足るを知る”と現代では言います。

人は欲深いので何かを得たら更に次何か得ようとします。そうなると無限の欲によっていつまで経っても満たされないでいます。

よく考えてみましょう。あなたの幸せは何ですか?

得るものが増えている最中だと欲が増大して冷静ではなくなりますが、冷静に自分が不自由なく幸せに暮らしていくためには何が必要なのか設定しておくと良いでしょう。

ザックリと言えば自分と周囲の大切な人が健康で平和に過ごせればそれだけで幸せです。

現実的なところだと私の幸せは自分と家族が一生食べることに困らないくらいの資産(1億円)と大切な人と長い時間を一緒に過ごすことです。その半分の5000万円あれば正直何とかなると思います。これが実現できれば、十分過ぎる程幸せです。

恐らく資産10億円を超えてもまだ資産を増やそうとしている資産家や投資家たちよりも幸せになれる自信があります。足るを知るからです。

資産を増やすことは今後可能かもしれませんが、大切な人との時間は確実に戻らないのです。そう考えると限られた時間をどう使っていくのか優先順位が変わってきますよね。

幸せを決めるのは他人ではなく自分です。他人への執着を生むのも自分です。いかに他人への執着を無くして自分の定めた本質の幸せに向かって突き進むことができるか、そして自分幸せの目標に到達した場合は欲を出さずにシンプルにその幸せを楽しむだけです。

他人と比較する必要はないです。自分で必要に応じた幸せに到達したのであれば、見栄を張る必要もなくなります。見栄は虚像です、本質ではありません。

自分が定めた幸せの範囲を忘れずその幸せをかみしめることが本当の幸福なのだと思います。

最小限の幸せ探しと相性が良いのはミニマリズムです。別記事で私がミニマリズムをどう取り入れているか紹介しています。

結
目的に集中すれば幸せも明確になる

まず幸せの目的や目標を具体的にしましょう。あなたの努力でそれが実現できた際には上ばかり見ずにその幸せをかみしめましょう。

それは自分だけの成果ではありません。まずは周囲の人や環境・境遇に感謝しましょう。そうすれば幸福を満喫することができますし、その幸福を守ろうとするでしょう。欲の暴走は起こりません。幸福探しの迷子にもなりません。

生まれた時は両親の愛情があればそれだけで幸せだったはずです。子供の頃はおもちゃやゲームを買って貰えただけで幸せだったはずです。みんなで楽しく健康に過ごせるだけで幸せだと思っていたことがあったはずです。

人は大人に向かっていくにつれて視野が広がり、良いものも悪いものも目に入ります。いつの間にか他人と比較し、嫉妬や見栄が生まれていきます。こんなものは幸福から遠ざかる執着です。

自分が十分に裕福でも自分よりも裕福な人を見て劣等感を感じるかもしれません。しかし劣等感を感じる他人は一見裕福に見えてもそれに至るまで大変な労力と時間を費やしてきた可能性もあります。

一か所を切り取って比較してもキリがないのと、そもそも他人と自分で比較する事自体が不毛です。

自分の幸福を明確化し、それに向かって全集中するだけです。途中経過で余計な雑音や邪魔を入れずにその幸福を最短ルートで手に入れましょう。

そしてその幸福を他人と比較はやめてください。そこでもまた自分の幸福をかみしめしょう。それができればあなたはずっと幸福です。何億・何十億・何百億と稼いでも、高級車やブランド品を買い漁っても満たされない人がいます。数字やブランドなんて人が見る価値の尺度に過ぎません。

幸せを決めるのは他人ではなく、自分です。

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