炎上しそうな内容ですが、『生まれた環境で学歴や成功と幸福が決まっている』という悲しい真実に関して述べていきます。

薄々そのように感じている方も居れば、そんなことはないという意見を持つ方も居るかと思いますが、この記事を最後まで読んで頂いた上で、価値観に変化が起こるか確かめてみてください。

起
生まれた環境で学歴や成功と幸福が“ある程度”決まっている

タイトルでは『生まれた環境で学歴や成功と幸福が決まっている』と書いていますが、それが全てではなく、“ある程度”と補足をしたいと思います。

まず、論拠として私たち日本人は日本に生まれた事によって、社会保障で守られている部分、当たり前のように衛生面が良い、当たり前の様に学校へ通う、食事に困らない、紛争がないという環境を得ています。

しかしアフリカや中東の国はどうでしょう、住宅、食事、学習などが困難な場合があります。そうした中でも頑張って努力して成功するということはあるかもしれませんが、環境が整っている人と比べてハンデがあるのは間違いありません。

本人の意思や能力とは別で環境で可能性が失われていることが少なからずあるのは事実です。

世界中に目を向けてみた場合ですが、細分化して日本国内でも環境の違いは出てきます。それは、高学歴・高収入の家庭と低学歴・定収入の家庭の差です。「東大の親を持つ子は東大に入る確率が高い」という話もありますね。

承
高学歴・高収入の家庭が学歴や成功・幸福度が上がりやすい理由

高学歴・高収入の家庭と低学歴・定収入の家庭の差は生じてしまいます。私自身裕福な家庭ではなかったので、その真実に触れたくなかったのですがこれは事実です。

低学歴・定収入の家庭は、親世代が自分たちの就労や生活するだけでも余裕がないので子供の教育や住宅環境も恵まれたものではありません。育児に掛けられる時間やお金が少ないのです。

更に知能も子に遺伝するということが分かっており、なかなか低学歴・定収入の家庭は良くも悪くも受け継がれる傾向があります。

高学歴・高収入の家庭では、暮らしに余裕があり塾などの教育や暮らしのストレスも少ないです。また親自身も知性があれば子に様々な知恵を教えることができます。優れた知性は遺伝され、優れた知識が伝えられることもわかります。

  • 高学歴の同級生が優秀な人同士の繋がり
  • 人が羨む企業に就職
  • 会社の同僚も優秀な人に囲まれる
  • 高収入を得る
  • 高品質・高満足度のサービスを得ることができる
  • 生活に余裕ができて気持ちも時間も余裕ができる
  • 自身の子に優れた遺伝と教育を授けることができる

社会人のストレスの原因として考えられるのは人間関係ですよね。恵まれた生活をして高い知性と高い志をもった人が集まってくる会社は優れた人間関係になりやすいです。総じてストレスも減少することでしょう。

会社で任されているポジションのロクにできないダメ社員や、他人に仕事を押し付ける姑息な社員、他人の手柄を横取りする社員、しがらみや陰口に固執する社員などはいません。それは二流もしくは三流の会社です。

高学歴・高収入の家庭で学歴や成功・幸福度が上がりやすい理由はそこにあります。本当に能力があれば独立するか自分の求める会社に入社することができるでしょう。選択肢が広がり、より自分の求める環境に身を置くことができます。

転
ハングリー精神や努力で成功した人もいるという反論

子供が一生懸命勉強すれば、成功を勝ち取ることができる、実際に裕福な家庭でなくとも成功した人が多く居るではないかという声も聞こえそうですね。

確かにハングリー精神で成功を成し遂げた人も居ると思いますが、恐らく遺伝や環境が恵まれている人よりも何倍どころか何十倍、何百倍と努力した結果です。

ハンデを覆すくらいに時間と労力を費やしているのです。こんなことができるのは本当の意味で一握りです。遺伝や環境が恵まれている人であればもしかしたらちょっとコミットすれば達成できてしまう可能性があります。

その他には、当時はニッチであった分野でエキスパートとなり、時代の波がきてそのニッチな分野がメジャーな分野になったら成功者となる可能性はあります。ただしそれは超がつくほど運に左右される要素です。

ユーチューバーも現在では芸能人参入して飽和状態ですが、現在のようにYouTubeが生活に浸透する前はスマホで動画とってアップロードすれば参加できるので誰にでもチャンスがありました。こうした時代の波は数年もしくは数十年に一度起こります。

親が高学歴・高収入ではなく環境が恵まれていなくても、自分で努力と時代の流れをモノにすれば成功することができます。しかし環境が恵まれていればより確実に成功する可能性が高いということも事実です。

結
幸福は生まれ育った環境による影響は大きいが努力次第で挽回可能

生まれた環境・恵まれた環境がいかに人の成長、学歴・収入に関連するか述べていきました。それらが全てではありませんが、有利性・可能性の差を生んでいるのは間違いないでしょう。

あくまでそれはスタートラインであり、重要なのは大人になった後の長い時間をどうしていくか、どうなっているのかということです。

優れた遺伝子、育った環境、恵まれた教養などで初速は差が付くかもしれません、恐らくその差を埋める努力量も並大抵ではありませんが、現代は学ぶ意思があればスマホやインターネット上に情報が転がっておりチャンスを掴むことができます。

日本であれば義務教育があり、平等な時間・平等な内容を学びます。なかなか子供の意思や視野・知識量ではなかなかわからない事が多いです。学校の他に塾に通っている人は差をつけているかもしれません。勉強と言ってもコツを掴めば自習で追いつき追い抜くことも可能です。

私は両親のことは尊敬しています。しかし今思えば世間知らずな面があり、共働きで教育もあまり関心がなく、知識や学び、何か習い事を与えられた記憶はないですが、子供がやりたいと言ったことは挑戦させてくれる両親でした。

好きなスポーツをさせてくれましたし、自分から塾に行きたいと志願したら通わせてもらえました。スポーツも親御さんが経験者の同級生よりも上手になってレギュラーになりましたし、学力に関しては幼い頃から塾に通っていた同級生に追いつき追い越し、無理だと言われていた志望校にも合格できました。

現在はまだなりたい自分になれていませんが、自分自身の努力で人生設計の真っただ中です。目標を設定して己の努力で達成を目指す道の途中です。

反抗期を過ぎてからは、良くも悪くも親から距離を置きます。親から学ぶというよりも自分で学んでいきます。そして成人してからは尚更自立を目指して考え行動していきます。この時間を大切にすべきです。

どんな人生を歩みたいのか、考えてみましょう。仕事が好きでバリバリと仕事をこなして収入を増やしていく仕事人間も良いでしょう。他人とぶつかりたくないから会社のためにならなくても目をつぶる人もいるでしょう。最小限の収入と最小限の責任で十分という考え方もあるでしょう。生活に困らない資産と利害関係やしがらみのない自由な時間を過ごすことを目指している人もいるかもしれません。

将来どうなっていたいのか、その将来の自分になるためには、何が必要でどのような資産形成や活動、知識、学歴、人間関係が必要なのか逆算して結果が出るまで努力することが重要です。誰しも幸福になる可能性はゼロではありません。境遇なんてひっくり返してやりましょう。

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