みなさんの周りにも居ませんか、勘違いした意識高い系の人。

意識高いのは良いのですが、自己満足の変な世界に入ってしまって逆に仕事が滞る原因にもなったりして結構厄介だったりするんですよね。

勘違いはとても怖いものですので、私自身も傲慢にならないように、怠慢にならないように気を付けている部分です。常に謙虚が一番ですね。

 

起
仕事を止めまくる“こだわり派”風の勘違い

あるあるの勘違い系はこのタイプです。こだわりが強い的なキャラづくりするのは構いませんが、とにかく仕事を止めまくり、やり直しさせるタチの悪いタイプです。

例えば製造でいえば、サンプルを作らせたり、試験など散々やった後になって、後出しで「これはやってないよね?」と粗を探して勝ち誇ったように言い出し、またやり直しにする人が居ます。天邪鬼(あまのじゃく)のように人の提案の通りには乗らないような意地っ張りですね。もしくは自分の鶴の一声で周囲の人が動くのをある種誇らしく感じてしまっている人です。

自分をカリスマか何かと勘違いして人を振り回しています。周囲から見ればワガママで自己完結できない単なる子供ですね。

本当にデキる人であれば、後から追加で自己満足の世界で「アレやってください、コレやってください」なんて言いません。最小限のやりとりで完結できます。

自分が事前に要望していない事を棚に上げて、後からゴチャゴチャ言うのは誰でもできることで、単に仕事ができないだけです。

 

承
よく分からない資格を持っていると更にタチが悪い

訳の分からない民間資格を持っている人もタチが悪いですね。大体の民間機関のテストは参考書と講習を受ければ実務経験がなくても取得可能なので、その業界の知識をかじっただけの人も多いはずです。

正直ある業種で仕事として専業としている人には、知識など敵う訳が無いのですが、関連する資格を持っているだけで、まるで知った顔をして専門家と対等に話ができると勘違いしている人が居ます。

大体現場からは、「何も分かっていないのになぁ」と呆れていますが、何せ意識が高く陶酔してしまっているので、つける薬がありません。

訳の分からない資格を持って知ったような口をきいて現場担当者と張り合うわけですが、仕事がまともに進みません。

現場の事は現場の人に任せれば良いのですが、知ったような勘違いしている人間こそ本当にタチが悪く、現場を止めてしまうのです。

やる気があるのは良いけど、なんかあの人が仕事に関わりだしてから、手間が増える割に進捗が悪いよなぁなんてことが起こります。工数が増えてコストが上がって、更に成果が出ていないということなので、要するに邪魔になっているということです。

 

転
得意気になったらオシマイ

何でもそうですが、“わかったつもり”になるのは良くないなと思います。何事においても上には上があるわけで、自分が少し学んだことで他人様よりも優れたと思うのは傲慢です。

何事も謙虚な姿勢で取り組むべきです。

謙虚な姿勢を保てば、周囲を振り回すようなこともなくなり、客観的に見て適切な業務進捗で仕事が進められるはずです。

勘違いした意識高い系は単に周りが見えなくなった仕事の出来ない人です。単なるイキっているだけでイタいですね。

ネットなどでも誹謗中傷が取り上げられますが、それも自分のことを棚に上げて、他人の事を批判・否定する行為ですよね。それをやった時点で成長も生産性もありません。

謙虚な姿勢をなくすとその先の成長はありません。頭を柔らかく色んな人の色んな意見・考え方を一度受け止めてみるべきです。

 

結
勘違いな“意識高い系”は周りを振り回す割に成果が出ない

“こだわりの強い風”や中途半端な知識や資格を持っていると逆にタチが悪いです。勘違いな“意識高い系”で起こりがちな事象です。

勘違いした“意識高い系”は、自己満足の世界で周囲を振り回すだけ振り回して、結局成果も大して出さない。そして冷静に物事を見ることができないので、その状況を引き起こすことにも気が付かないです。手間と時間だけが多く掛かるワケです。むしろエスカレートしていきますね。

“わかったつもり”が中途半端で危ないという事、そう思った瞬間に成長がないです。

本当に仕事がデキる人は、仕事を止めるようなことはしません。催促されるようなトロいことはしません。後になってから先にやっていたことを無駄にするようなことも言い出しません。事前に目標に向かって生産的なことを行うはずです。

意識を高く持つことは良い事ですし、学びを得る事も大切なことですが、ちょっとした知識や資格・経験などを鼻に掛けて“自分はわかっている”“自分は優秀だ”と勘違いする事のないように気を付けましょう。

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