もうすぐ春ですね。出会いと別れがある季節です。仕事で言えば新しい職場になる人も多いのではないでしょうか。でも仕事の張り切りが逆に妨害になっているパターンがあります。そんなことがないように気をつけましょう。

起
負担を増やすような依頼・ルール作りは絶対ダメ

さっそく答えから言います。“負担を増やすような依頼・ルール作り”です。さぁ、これから頑張ろうと張り切るのは良いのですが、自分の存在感を出そうとして、自分が考えた新たな取り決めや要望・ルールを作押し付けよとする人が居ます。

@@既存・指をさす@@

「今後こうしてください」みたいな。重要なのはその取り決め・要望・ルールを作って誰が得をするかです。駄目なパターンは単に言い出した人だけ得するパターンです。

自分に都合の良い条件だけ伝えて周囲の労力だけが増す、そんなことが多くあります。

会社全体にとってメリットがあること、条件を出して相手にもメリットがあり納得した上で行うのであれば良いですが、自分の労力を減らすために相手に押し付け・一方的な押しつけをしているとすると、身勝手な上に仕事のスキルが無い人だと評価され距離を置かれます。

仕事で他人に提案・依頼・取り決めの条件
  • 相手が納得する
  • 自分だけでなく周囲にとってメリットがある
  • 相手の労力を奪わない
  • 相手に条件を増やさない
  • 相手の仕事を制限するような内容にしない

承
こんな人と仕事したくない

実際にあった例ですが、「私(クリエイター)―中間業者―買い手」の主に3者でのやりとり。元々商売はずっと続けていたのですが、中間業者の方が人員増員して、分野によっては新人の人が担当することになった。

私はこれまで通りの要領でプロダクトを作っていたのですが、中間業者の新人の方であれこれ「今度から○○してください」と何かと条件を出すようになってきました。私としては業務内容が他の事に変更する(労力は変わらない)だけなら構わなかったのですが、明らかに仕事内容が増える内容でした。しかもその内容は中間業者が行うべき仕事のサポート的な内容でしたので、全く納得いきません。

同じ注文内容(成果報酬)で行っているのに中間業者の一部の人員の都合だけで、こちらの労力だけが増える内容です。話にならないので、これを行うのは構わないが、コストは当然上がる旨伝えました。

会社が支払っていることで実感がないのか、プロダクトがどのような工程で出来上がるのか理解していない人が自分のタスクを減らすために余計な仕事を押し付けるとは呆れました。そもそも中間業者が増員したのになぜ、こちらのクリエイター側に仕事を増やそうとするのか理解に苦しみました。

その中間業者の新人のダメっぷりは止まらず、買い手の無理難題を100%丸ごとこちらにぶつけてきます。私としてはプロダクト作りには物理的に不可能なことなどあくまで論理的に伝えています。中間業者の新人は「いや、お客さんがそう言ってますから」の一点張り。

いやいや、その逆で「クリエイターが言っていますから」と伝えろよと。お客のご機嫌を損ないたくないので言えないのでしょう。

理論度外視の感情論でしか返事が来ません。「○○以上、○○以下におさめてください」など条件も後出し一方的に出されてどんどん増えていきました。仲介役なのに交渉能力ゼロです。

中間業者の新人の登場により、業務量は増やされそうになり、条件が厳しくなり、こちらの意見も通らなくなりました。

仲介業者の役割は円滑に進める為なのに、やりづらくしてどうすんの?身動きとれにくくしてどうすんの?です。これって妨害ですよね。仕事が前に進みません。

転
本来の役割を見失って逆効果の行為をしている

中間業者の例を挙げましたが、この中間業者というのは本来、クリエイターと買い手の要望や言い分の折り合いをつけて円滑に進める仲介役のはずです。

まして増員して余力が生まれたにも関わらずサポートするどころか、クリエイター側に余計な仕事を押し付けようとする、立場の強い買い手側にばかり立ち、クリエイター側一方の条件を悪くすることをしています。

自分の業務が円滑に進む=イコール=会社の業務が円滑に進むと勘違いしています。実際は自分がやるべき事を、周囲が余計に時間と労力を浪費しているだけです。

本来の会社としての役割をダメな個人が逸脱して、まったく逆の妨害行為に繋がることを珍しいことではありません。会社のことより、自分の身を優先する人は多いです。でもそういう人は長続きしないのですけどね。

私もそうでしたが、筋の通っていない仕事を押し付けられる、後出しで難しい条件を出される分だけ、時間と労力が掛かるので相応の請求をしています。そこで初めて不条理な行いのツケに相手も気づくわけですが。

仕事の連絡やり取りでこちらから何度も説明をしているので、中間業者も何人もいるのだから誰か気付いてアドバイスしてやれよと思うわけです。存在意義。。。

こういうことが多いから近年DtoC(D2C)といった中間業者を省いた取引が増えていると思います。直接取引で利益が残ること、インターネットの発達だけが背景ではありません。中間業者の業務レベル、存在意義が問われているのです。

買い手など立場の強い方に流されて言いなりになっている中間業者が大多数ですが、そんなことしているから仕入先、メーカー、サプライヤー、クリエイターにばかり負担を掛けて長続きしなくなるのです。目先ばかり見て、長い目で見るとビジネスを自分たちの手でチャンスを失っているのです。

結
自分を棚に上げて他人への要求は単なる妨害

自分の仕事を早く済ませたい思い、まず周囲の力を借りようという発想になる人は、会社に属さない方が良いです。周囲の人や会社に迷惑になるからです。相手にデメリットしかない依頼や条件を平気で言う人もマジで人と関わらない方が良いです。

「○○さんに言われた」と他人の名前を出して定義名分みたいな顔している人も居ますが、そういう次元の話ではないです。子どものお使いではないです。仕事では理由や理屈になりません。

物理的に相手の時間と労力が余計に掛かる条件なのであれば、その分コストが上げるか、同じ時間と労力の範囲で別の手段を提案することを考えるべきです。もしくは仕事が増える分丸ごと相手に負担させるのではなく、余計に掛かる分を自分でも一部負担して姿勢で示すのが筋です。

「要望を増やして条件も厳しくして、でも同じコストでお願いします」なんてムシが良すぎます。自分ではやらず安請け合いして口先やメールだけで他人に丸投げ依頼して終わりでは仕事をやった気になっているだけです。

いえ、むしろ立場の強い側(買い手など)についたほうが楽なので下請けやメーカー、サプライヤー、クリエイターに無理を強いるイジメの加担者です。誰かが損・負担になるようなやり方は長続きしません。そんなやり方は負担を課せられる側からすれば単なる妨害行為です。

感情論や誰かに言われたことを理由にするのではなく、冷静に関わる人々の全体的なメリットや物理的・論理的な要素で判断すべきであり、買い手や売り手などという立場の優劣や、無理強いをすることでは目先の自分の利益に走るだけで、先々の全体的な継続性を壊してしまいます。Win-Winの取り組みのを逸脱した時点で単なる妨害行為です。

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