学校、職場、コミュニティなど人々が集まる環境があります。環境によってはストレスがたまる場所や、自己成長できない、消耗してしまう場所があります。

今の状況を損切りして新たな環境でキャリアアップしていくことも選択肢です。こんな場所・環境にいると危ない例を挙げながら説明します。

自分の意見や提案が通らない

自分の意見や提案が通らない環境はマズイです。単に歳だけ取っているだけで年功序列で上司をやっている人がいて、そうした人にしか権限がない会社もあります。

正論を言っても理解されない、理解されても面倒くさがられる、「若者が指図するな」と反感を買うなど。

そうしていくとたどり着くのは「言っても無駄だな」という環境です。信用できる相手もおらず、自分の意見を言ったところで意味がない。そうなってくると居る意味もなくなってきますね。そもそも組織というのは色んな才能・考え・意見があることが強みなのにその強みを発揮できない環境ということになります。

自分の存在意義が否定されているような気持ちになります。自己肯定感も下がっていきます。自分の意見を言っても聞いてもらえない環境に身を置いている人は、その場を変えたほうが良いです。

必ずあなたの意見を聞いてくれる環境はあるはずです。もしくは間違った事を言っていればそれを正してくれる人や、議論をしてくれる人がいる場があるはずです。

他人と比べて扱いが悪い

えこひいきが万円している場にいる場合も注意が必要です。えこひいきされている側もえこひいきされずに悪い扱いを受けている側も両方に悪影響があります。

えこひいきされて甘やかされた人は、甘やかされた分能力が身につきません。ひいきにしてくれる人の後ろ盾がないとまともに物事が進まなくなります。また嫉妬の対象にもなりやすいです。

えこひいきされずに残念な扱いを受ける場合も悲惨です。基本的に割の悪いことを押し付けられますし、どうしても自分の扱いが悪いことがあると損した気持ちになります。

どんなに正確が良い人も明らかに他の人と比べて悪い扱いを受けたら性格が歪んでいきます。

頑張らない人が得をする(頑張っている人が損をする)

頑張らない人が得をする状況も酷です。意外と多いのですよね。例えば、「あいつは仕事できないから〜」と仕事できないポジションを良いことに周りの仕事できる人に仕事を振るパターンがあります。

Aに頼むと飲み込みが遅いし、要領が悪い」だから「少し言えば意図を汲み取って、そつが無いAに頼んだ方が良い」となるのはわかります。

でも結局頼りになる人ばかりが雑用や頼まれ事が増えていくことになりますよね。

頑張らない人もそれを良いことにサボって、頑張っている人がサポートせざるを得ない状況にしているフシがあります。

頑張る人が損をする環境は頑張る人を消耗させます。自分は頑張っているのに周囲が頑張らない、自分にばかり仕事を押し付けてくると感じる職場やコミュニティは去ったほうが良いです。

悪い部分を改善しない

コミュニティ内に問題があるのに、根本的な改善をしないというのも注意です。例えば、担当となった仕事がロクにできない場合、原因と改善策を出して改善しなければいけませんが、当事者に改善を求めるよりも、とりあえずデキる人に処理させる場合。

やるべき人がやるべきことをしないコミュニティは必ず一部に負担が掛かり、長続きしません。

コミュニティ内の人間も「ここがおかしい!」と思っていても改善されないもどかしさとストレスがかかります。

問題がわかっていてそれを改善せず負担を強いられるというのは大変なストレスです。我慢する必要はありません。

他所向きにはいい顔をして内向きには厳しい

コミュニティ内では無理をさせて、コミュニティ外ではいい顔するのも危険です。例えば「社会貢献しています」と言っている企業が下請け業者に安い賃金で強制労働をさせているパターンもありますよね。

顧客からの無理な要望を「ハイハイ」と聞いて、社員には「おい、これナントカしろ!」と無理を強いるような環境も最悪です。必ず誰かが消耗するので長続きしません。

うまく物事が進んでいるとしても、負担を受けている人の頑張りがあります。ただいつかその頑張ってくれるひとがいなくなったらその環境は終わりです。

好きなこと言っていたら働く場所がなくなる?

「あれもイヤ」「これもイヤ」「こんな仕事はやめろ」と言っていたら、仕事をする場所がなくなるという意見もあります。

しかし本当にそうでしょうか。最初に勤めた会社で定年まで仕事することは良いことか悪いか判断する方が難しいです。

長い間勤務できたのは恵まれたことのようにも思えますが、他の会社に行っていたらもっと自分が活躍して楽しく高い報酬を得て、家族にさらに良い生活をさせられたかもしれません。気持ちに余裕ができ、募金をして救えた人がいたかもしれません。

むしろ1発勝負で自分にとってベストな会社に勤務できるでしょうか?いくつも職を転々とした方が巡り合う可能性があるようにも思えます。

日本は職歴で前職の勤務時間が短かったり、職を転々としていることを良く思わないところがあるかと思います。

ハッキリ言わせてください。こんな経済成長もしていなくて年功序列でヌクヌクとしてきた人たちがいる社会でロクな職場を探す方が難しいです。

年上というだけで若手を安くこき使う人々。くだらない社内接待。既得権益。利害関係。

自分が満足しない環境に居る必要なんてありません。別の環境を探すか、会社であれば転勤や自分で会社を起業してしまえば良いのです。

自分の人生ですから、自分で自分の人生に責任を持つことが前提ですが、自分の身を置く場所に本気で考えている人であれば必ず自分のベストな環境にたどりつくことができるはずです。

自分の人生を諦めている、自分の人生に責任を持てずに他人にぶら下がるようなことを考えている場合は満足しない環境でも甘んじて受け入れてしまうのですから。

僕は次のステージに行きます。スン

それでは|彡サッ

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